第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(平成28年1月1日~平成28年9月30日)における我が国経済は、消費増税の引き上げ延期等の経済政策により引続き景気動向は底堅く推移することが期待される一方、中国経済の減速、中東情勢の混乱、更には英国のEU離脱による株価下落が進むなど景気の先行き不透明感が漂う状況が続いております。また、当社グループが属する外食業界におきましては、円高による一部輸入食材価格の低下が見られるものの、海産物の一部商材については食材価格が上昇しております。また、人件費及び人材採用費の上昇が利益を圧迫する要因となっており、引続き楽観視できない状況が続いております。

 このような環境の下、当社は平成28年5月13日付で「新生小僧寿しチェーンの成長戦略について」にて、新たな成長戦略に基づく事業運営方針を公表し、「小僧寿しグループ」が持つブランド価値の最大化を成長戦略の基軸とし、今以上に愛されるブランドへと進化するため消費者のライフスタイルとニーズに即した「新生小僧寿し」「新生茶月」のリブランド開発の推進、全国を網羅するフランチャイズ事業体制の構築、及び介護・高齢者向けサービスの新規業態への参入を通じて国内外で有数のフランチャイズ企業を目指して取り組んでおります。

 このような新しい事業体制の下、当第3四半期においては次の取り組みをしてまいりました。まず、「新生茶月」のリブランド開発の推進として、平成28年8月11日に、「茶月」ブランドある「京都茶月」を東京都江東区に出店致しました。「京都茶月」ブランドのコンセプトは、「花鳥風月」を纏う美しさと、「ひと手間」を惜しまない繊細さにあり、「お土産」として御喜び頂ける商品の数々を取り揃え、新規顧客の開拓を図りました。また、小僧寿しグループの新たなマーケティングの取り組みとして、平成28年7月20日~8月31日の夏休み期間の長期イベントとして、「熊本応援フェア」を開催し、熊本県PRマスコットキャラクターである「くまモン」を登用した「くまモとBOX」を開発し、「小さなお子様を持つ家族層」をターゲットとした商品展開を実施致しました。一方で、新規業態への参入につきましては、高齢者・介護関連事業の取り組みとして、平成28年8月31日付「当社子会社、株式会社けあらぶの「介護サポートサービス株式会社」の子会社化に関するお知らせ」の通り、「サービス付高齢者向け住宅」の運営を行う介護サポートサービス株式会社を子会社と致し、高齢社介護施設の運営及び介護業界における「小僧寿し」の食の提供、そして宅配事業の取り組みに向けたテストマーケティングを実施しております。

 以上の結果、第3四半期連結累計期間において、売上高は37億27百万円(前年同期比18.3%減)となりました。前年同期と比較し、株式会社阪神茶月、株式会社スパイシークリエイト及び株式会社けあらぶの子会社化により売上高は2億6百万円増加しておりますが、持ち帰り寿司事業において、前年度に実施した直営店のフランチャイズ化や不採算店舗の閉鎖による売上高の減少等が影響しております。また、寿司FC事業においては、フランチャイズ加盟店の減少に伴う食材等の販売量の減少と前期に実施した独立加盟推進を当期は実施しなかったことによる加盟金収入の減少を主因として3億42百万円の減収となっております。

 営業利益につきましては10百万円(前年同期比86.7%減)となりました。これは前期に実施した直営店のフランチャイズ化による加盟金収入(53百万円)の減少、当期に子会社化した株式会社阪神茶月、株式会社スパイシークリエイトでの赤字継続、株式会社けあらぶにおける新規事業の立ち上げ費用負担等の影響によるものであります。経常利益につきましては、海外事業からの受取配当収入等もあり、21百万円(前年同期比51.6%減)となっており、親会社株主に帰属する四半期純利益におきましては0百万円(前年同期は10百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

各セグメントの業績は以下のとおりであります。

なお、当第3四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。

 

①持ち帰り寿司事業等

持ち帰り寿司事業等は、持ち帰り寿司事業及びその他飲食店事業より構成されております。持ち帰り寿司事業におきましては、直営店として「小僧寿し」「鉢巻太助」「茶月」及び「茶月」のリブランド店である「京都茶月」を126店舗(前年同四半期比で12店舗増)及びその他飲食店事業として、スパイシークリエイトが展開する飲食店を9店舗展開しており、持ち帰り寿司事業等の運営店舗数は、合計135店舗(前年同四半期比で14店舗増)となりました。同セグメントの売上高は29億93百万円(前年同期比14.3%減)となっております。売上高が前年同期と比較し減少しておりますが、この要因は主に、前第1四半期に実施した、不採算店舗の閉鎖に伴う店舗数減少の影響により、売上高が減少したものであります。一方で不採算店舗の撤退に伴う収益性の改善により、営業利益は144百万円(前年同期は23百万円の営業損失)となりました。

 

②寿司FC事業

寿司FC事業におきましては、フランチャイズ加盟店への経営指導と食材販売を主たる事業としており、フランチャイズ加盟店数は192店舗(前年同期比19店舗減)となっております。当第3四半期連結累計期間におきましては、同事業の購買物流の合理化等により収益性は改善されたものの、フランチャイズ加盟店数が減少した点、フランチャイズ加盟金収入が減少した点などの影響により、同セグメントの売上高は、7億25百万円(前年同期比32.1%減)、営業利益は94百万円(前年同期比59.8%減)となっております。

 

③介護・福祉事業

介護・福祉事業におきましては、株式会社けあらぶが展開するデイサービスを1施設、介護サポートサービス株式会社が展開するサポート付高齢者向け住宅を3施設運営しており、売上高は9百万円となりましたが、新規事業の立ち上げに伴う費用が発生しているため、営業損失は6百万円となっております。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(4) 従業員数

 該当事項はありません。