【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

ソフトバンクグループ㈱は、日本国に所在する株式会社です。ソフトバンクグループ㈱の登記されている本社の住所は、ホームぺージ(https://group.softbank/)で開示しています。本要約四半期連結財務諸表はソフトバンクグループ㈱および子会社より構成されています。当社は、「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」、「ソフトバンク事業」、「スプリント事業」、「アーム事業」、「ブライトスター事業」を基軸として、情報産業においてさまざまな事業に取り組んでいます。

詳細は、「注記5.セグメント情報(1)報告セグメントの概要」をご参照ください。

 

2.要約四半期連結財務諸表作成の基礎

(1)要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨に関する事項

当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同規則第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。なお、要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報を含んでいないため、2019年3月31日に終了した1年間の連結財務諸表と併せて使用されるべきものです。

 

(2)測定の基礎

要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定している金融商品などを除き、取得原価を基礎として作成しています。

 

(3)表示通貨および単位

要約四半期連結財務諸表の表示通貨は、ソフトバンクグループ㈱が営業活動を行う主要な経済環境における通貨である日本円であり、百万円未満を四捨五入して表示しています。

 

(4)本注記における社名または略称

本注記において、文脈上別異に解される場合または別段の記載がある場合を除き、以下の社名または略称は以下の意味を有します。

社名または略称

意味

ソフトバンクグループ㈱

ソフトバンクグループ㈱(単体)

当社

ソフトバンクグループ㈱および子会社

※以下の略称の意味は、それぞれの会社の傘下に子会社がある場合、それらを含みます。

ソフトバンク・ビジョン・ファンド

SoftBank Vision Fund L.P.および代替の投資ビークル

デルタ・ファンド

SB Delta Fund (Jersey) L.P.

SBIA

SB Investment Advisers (UK) Limited

スプリント

Sprint Corporation

アーム

Arm Limited

ブライトスター

Brightstar Global Group Inc.

フォートレス

Fortress Investment Group LLC

アリババ

Alibaba Group Holding Limited

 

 

3.重要な会計方針

本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き2019年3月31日に終了した1年間の連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。なお、2019年9月30日に終了した6カ月間における法人所得税は、年間の見積実効税率に基づいて算定しています。また、2019年9月30日における一部の確定給付負債は、2019年3月31日時点の数理計算結果を基礎とし、合理的な見積りに基づいた予測計算により算定しています。

 

(1)新たな基準書および解釈指針の適用

当社は、2019年6月30日に終了した3カ月間より以下の基準を適用しています。

基準書

 

基準名

 

新設・改訂の概要

IFRS第16号

 

リース

 

IFRS第16号は従来のIAS第17号およびIFRIC第4号を置換えるもので、主な改訂内容は下記の通りです。

 

 

 

・リースの識別に対して支配モデルを適用し、リースとサービスの契約を区別する改訂

 

 

 

・借手のリースについてファイナンス・リースとオペレーティング・リースの分類を廃止し、リース取引に対して使用権資産とリース負債を認識することを要求する改訂

 

 

その他の新たな基準書および解釈指針の適用による当社への重要な影響はありません。

 

当社は、IFRS第16号「リース」の経過措置に従って、基準適用による遡及修正の累積的影響を適用開始日である2019年4月1日時点の利益剰余金残高の修正として認識する方法を採用しています。そのため、以下に記載する無形資産のリース取引を除いて、2019年3月31日に終了した1年間における比較情報は修正再表示していません。

 

当社は、無形資産のリース取引に対して、IFRS第16号を適用していません。これに伴い、IAS第8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」に従い、2019年3月31日に終了した1年間の無形資産リース取引に係る比較情報は修正再表示を行っています。 

 

当社は、IFRS第16号の適用時に、契約がリースまたはリースを含んでいるかを見直すことが求められない実務上の便法を採用しています。このため、上述の無形資産のリース契約を除き、当社は適用開始日において、従来IAS第17号およびIFRIC第4号に基づきリースと識別されていた契約にIFRS第16号を適用し、リースとして識別されていなかった契約にはIFRS第16号を適用していません。

 

上記に加えて、当社は実務上の便法のうち、以下のものを採用しています。

 

・適用開始日において、借手が使用権資産の減損レビューを実施する代わりに、IAS第37号「引当金、偶発負債及び偶発資産」に従い、リースごとに契約が不利であるかの評価に依拠することを認める便法

・借手が、リースごとに当初直接コストを適用開始日現在の使用権資産の測定から除外することを認める便法

・契約にリースを延長または解約するオプションが含まれている場合において、借手がリース期間を算定する際などに、リースごとに事後的判断を使用することを認める便法

・過去にIAS第17号を適用しオペレーティング・リースに分類したリースについて、リースごとに適用開始日の使用権資産をリース負債と同額で測定することを認める便法

 

 

 

(2)新たな基準書および解釈指針の適用により変更した重要な会計方針

リース

a.全体

(a) リースの識別

当社は、契約の開始時に、契約がリースまたはリースを含んでいるかを判定しています。契約が特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合に、当該契約はリースであるかまたはリースを含んでいると判断しています。当社は、以下の条件を満たす場合に、特定された資産の使用を支配する権利が移転していると判断しています。

 

 契約に特定された資産の使用が規定されており、貸手が資産を入れ替える権利を有していない。

資産を使用する期間全体を通じて、借手がその資産から生じる経済的便益のほとんど全てを得る権利を有している。

ⅲ 借手が資産の使用を指図する権利を有している。事前に資産の使用方法および使用目的が決められている場合には、下記のいずれかに該当する場合、資産の使用を指図する権利を有していると判断する。

  ・借手が資産を稼働させる権利を有している

  ・借手が資産の使用方法および使用目的を事前に決定するように資産を設計した

 

(b) リース期間

リース期間は、解約不能期間に加え、以下の期間を合計した期間としています。

・リースを延長するオプションが付与されており、借手が当該オプションを行使することが合理的に確実である場合、その対象期間

・リースを解約するオプションが付与されており、借手が当該オプションを行使しないことが合理的に確実である場合、その対象期間

 

b. 借手側

(a) 契約の構成部分の分離

リースまたはリースを含む契約について、当社は、契約における対価をリース構成部分の独立価格と非リース構成部分の独立価格の総額との比率に基づいてそれぞれに配分することにより、リース構成部分を非リース構成部分から区分して会計処理しています。

 

(b) 認識の免除

当社は、IFRS第16号が定める短期リースおよび少額リースに対する基準の適用免除規定を採用していません。

 

(c) 無形資産のリース取引

当社は、無形資産のリース取引に対してIFRS第16号を適用していません。

 

(d) 使用権資産

当社は、使用権資産およびリース負債をリースの開始日に認識しています。使用権資産は取得原価で当初測定を行っています。当該取得原価は、リース負債の当初測定の金額と、リース開始日より前に支払ったリース料、発生した当初直接コストおよび、原資産の解体および除去費用や原資産または原資産が設置された敷地の原状回復費用の見積りを合計した金額から、受け取ったリース・インセンティブを控除して算定しています。

使用権資産は、当初測定後、原資産の所有権の移転が確実である場合には見積耐用年数で、確実でない場合はリース期間とリース資産の見積耐用年数のいずれか短い期間にわたり、定額法を用いて減価償却しています。使用権資産の見積耐用年数は、有形固定資産と同様の方法で決定しています。また、IFRS第16号の適用を開始したことに伴い、従来無形資産として認識していた有利なリース契約のうちFCCライセンス以外の資産にかかるものについては使用権資産に振り替えるとともに、関連するその他の流動負債およびその他の非流動負債として認識していた不利なリース契約を使用権資産から減額しています。また、使用権資産が減損した場合は、減損損失を使用権資産の帳簿価額から減額しています。

 

(e) リース負債

リース負債は、リースの開始日以降、リース期間にわたって将来支払われるリース料の現在価値で当初測定しています。現在価値計算においては、リースの計算利子率が容易に算定できる場合、当該利子率を割引率として使用し、そうでない場合は当社の追加借入利子率を使用しています。

 

リース負債の測定に使用するリース料には、主に固定リース料、リース期間がリース延長オプションの行使を反映している場合、延長期間のリース料、およびリース期間がリース解約オプションの行使を反映している場合その解約に伴う手数料が含まれます。

当初測定後、リース負債は実効金利法を用いて償却原価で測定しています。そのうえで、指数またはレートの変更により将来のリース料に変更が生じた場合、残価保証に基づいた支払金額の見積りに変更が生じた場合、または延長オプションや解約オプションの行使可能性の評価に変更が生じた場合、リース負債を再測定しています。

リース負債を再測定した場合、使用権資産の帳簿価額もリース負債の再測定の金額で修正します。ただし、リース負債の再測定による負債の減少額が使用権資産の帳簿価額より大きい場合、使用権資産をゼロまで減額したあとの金額は純損益で認識します。

 

c. 貸手側

(a) 契約の構成部分の分離

リースまたはリースを含む契約について、当社は、契約上の対価をIFRS第15号に従いリース構成部分と非リース構成部分に配分しています。

 

(b) リースの分類

当社は、契約の開始時に、契約がファイナンス・リースかオペレーティング・リースかの分類を行っています。リース取引が、原資産の所有に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてを借手に移転する場合はファイナンス・リースに分類し、他のリース取引はオペレーティング・リースに分類しています。リース期間が原資産の経済的耐用年数の大部分を占めている場合やリース料総額の現在価値が資産の公正価値のほとんどすべてとなる場合などに、資産の所有に伴うリスクと経済価値のほとんどすべてが移転していると判断しています。

 

(c) サブリースの分類      

当社がサブリース契約の当事者である場合、ヘッドリース(借手側)とサブリース(貸手側)は別個に会計処理します。サブリースをファイナンス・リースかオペレーティング・リースかに分類する際は、リース対象資産ではなく、当社がヘッドリースにおいて認識している使用権資産のリスクと経済価値や耐用年数などを検討します。

 

(d) 認識および測定

オペレーティング・リース取引のリース期間における受取リース料総額は、当該リース期間にわたって定額法により収益として認識しています。

 

(3)新たな基準書および解釈指針の適用による影響額

当社はIFRS第16号の適用開始時に、従来IAS第17号に従いオペレーティング・リースに分類していたリース取引について、リース負債を認識しています。当該リース負債は、IFRS第16号の適用開始時点現在の当社の追加借入利子率を用いて、同日現在で支払われていないリース料を割り引いた現在価値で測定しています。適用開始時においてリース負債に適用した借手の追加借入利子率の加重平均は3.15%です。

 

なお、当社は、無形資産のリース取引にIFRS第16号を適用していません。これに伴い、IAS第8号「会計方針、会計上の見積りの変更及び誤謬」に従い、2019年3月31日に終了した年間の無形資産リース取引に係る比較情報を修正再表示しています。この結果、当社によるソフトウエアの開発資金の調達に伴う借入金について、表示の変更を行っています。詳細は「注記11.有利子負債(1)有利子負債の内訳」をご参照ください。

また、スプリントが締結している他者所有の周波帯ライセンスの賃借契約に関連する支払コミットメントについては、IFRS第16号適用前はオペレーティング・リースに準ずるものとしてオペレーティング・リースに係る将来の最低支払リース料の注記に含めて開示していましたが、IFRS第16号の適用対象となるリース取引に該当しないため、下表の「2019年3月31日時点のオペレーティング・リースに係る将来の割引前最低支払リース料」に含めていません。除外した金額は、746,787百万円です。

 

上記支払コミットメントに係る金額を除く2019年3月31日時点のオペレーティング・リースに係る将来の最低支払リース料と、2019年4月1日に認識したリース負債の差額は以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

 2019年3月31日時点のオペレーティング・リースに係る

将来の割引前最低支払リース料

 

1,917,239

上記オペレーティング・リースに係る将来の最低支払

リース料の割引調整額

 

△206,046

 2019年4月1日のオペレーティング・リースに係る

  将来の割引後最低支払リース料

 

1,711,193

  ファイナンス・リースに分類されていたリースに係るリース債務

 

879,723

  リース期間の見直しによる調整

 

△124,242

  非リース構成部分を区分したことによる影響

 

△121,406

  その他の要因による調整

 

△3,470

2019年4月1日のリース負債

 

2,341,798

 

 

IFRS第16号の適用を開始したことに伴い、従来有形固定資産に含めていた借手のファイナンス・リースに係る資産を使用権資産に振り替えています。また、従来オペレーティング・リースとして分類し賃貸借処理していたリース取引を使用権資産として資産計上しています。その結果、2019年4月1日において有形固定資産が1,157,008百万円減少し、使用権資産が2,525,152百万円増加しました。

 

 

(4)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業に関する重要な会計方針

当社は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに対し、以下の会計方針を採用しています。

 

a. 当社によるソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の連結

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドは当社の100%子会社であるジェネラル・パートナーにより設立されたリミテッド・パートナーシップであり、その組織形態からストラクチャード・エンティティに該当します。当社は、以下の理由により、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドを連結しています。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドは、SBIAに設置された投資委員会を通じて、投資の意思決定を行います。SBIAは当社の英国100%子会社であり、当社はソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに対しIFRS第10号「連結財務諸表」に規定するパワーを有しています。また、SBIAが成功報酬を受け取り、当社はリミテッド・パートナーに帰属する投資成果に応じた分配をリターンとして受け取ります。当社は、ファンドに対するパワーを通じ、当該リターンに影響を及ぼす能力を有することから、各ファンドに対しIFRS第10号に基づく支配力を有しています。

なお、各ファンドから支払われるSBIAへの管理報酬および成功報酬等は内部取引として連結上消去しています。

 

b. ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドによる投資

(a) 子会社への投資

ソフトバンク・ビジョン・ファンドが投資している投資先のうち、当社がIFRS第10号で規定する支配を有している投資先は当社の子会社であり、その業績および資産・負債を当社の要約四半期連結財務諸表に取り込んでいます。

なお、ソフトバンク・ビジョン・ファンドで計上した当社の子会社への投資に係る投資損益は、内部取引として連結上消去します。

 

(b) 関連会社および共同支配企業への投資

ソフトバンク・ビジョン・ファンドが投資している投資先のうち、当社がIAS第28号「関連会社及び共同支配企業に対する投資」で規定する重要な影響力を有している投資先は当社の関連会社であり、IFRS第11号「共同支配の取決め」で規定するソフトバンク・ビジョン・ファンドを含む投資家による共同支配の取決めがあり、投資家が取決めの純資産に対する権利を有している投資先は当社の共同支配企業です。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドを通じた当社の関連会社および共同支配企業への投資については、IAS第28号第18項に基づきFVTPLの金融商品として会計処理し、要約四半期連結財政状態計算書上、「FVTPLで会計処理されているソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資」として表示しています。また、当該投資の取得による支出は、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上、「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドによる投資の取得による支出(投資活動によるキャッシュ・フロー)」として表示しています。

 

(c) その他の投資

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドを通じた当社のその他の会社への投資については、FVTPLの金融商品として会計処理しています。当該投資の要約四半期連結財政状態計算書および要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上の表示は上記「(b) 関連会社および共同支配企業への投資」と同様です。

 

c. ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの業績表示

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業から生じる損益は、他の事業から生じる営業損益と区分して、営業利益の内訳として、要約四半期連結損益計算書上「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」として表示しています。当該科目には、上記「b. ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドによる投資」から生じる投資損益(投資の売却による実現損益、投資の未実現評価損益、投資先からの利息配当収益。ただし、子会社株式に対する投資損益を除く。)と、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドを構成する事業体の設立費用、SBIA等で発生した取引調査費用および各社で発生した管理費用などの営業費用が含まれます。 

 

d. ブリッジ投資

ソフトバンクグループ㈱またはその子会社がソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドへの紹介を前提として取得し、かつ、その取得時点でソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資対象に合致していた投資(以下「ブリッジ投資」)は、FVTPLの金融商品として会計処理しています。

当社は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの投資委員会などによる合意(および必要に応じてリミテッド・パートナーからの合意)や関係規制当局の承認が得られることで、移管が決定されたと認識します。当社は、移管の決定の認識を起因として、移管が決定された年度以降の要約四半期連結財務諸表における表示を変更しています。具体的な表示は、投資時期に応じて以下の通りです。

 

期首から四半期末日までの間に移管が決定されたと認識した投資(以下「移管が決定された投資」)については、期首からソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドが投資したものとして、要約四半期連結財政状態計算書上「FVTPLで会計処理されているソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資」、要約四半期連結損益計算書上「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドによる投資の取得による支出(投資活動によるキャッシュ・フロー)」として表示しています。

一方、四半期末日において移管が決定されていない投資については、要約四半期連結財政状態計算書上「投資有価証券」、要約四半期連結損益計算書上「FVTPLの金融商品から生じる損益」、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上「投資の取得による支出(投資活動によるキャッシュ・フロー)」として表示しています。

 

e. ブリッジ投資以外の移管決定投資

ブリッジ投資以外の投資で移管が決定された投資は、移管決定前の会計処理を継続しています。

これに従い、期首から四半期末日までの間において移管が決定した投資は、FVTPLの金融商品として会計処理しています。

期首から四半期末日までの間に移管が決定された投資は、移管が決定された時点からソフトバンク・ビジョン・ファンドが投資したものとして、四半期末日の当該投資の帳簿価額を要約四半期連結財政状態計算書上「FVTPLで会計処理されているソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資」、期首における帳簿価額と移管価額の差額を要約四半期連結損益計算書上「FVTPLの金融商品から生じる損益」、移管価額と四半期末日の公正価値の差額から生じた投資損益を「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」として表示しています。なお、当該投資の取得による支出は要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上「投資の取得による支出(投資活動によるキャッシュ・フロー)」として表示します。

 

f. ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに対するリミテッド・パートナーの出資持分

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドは、参画するリミテッド・パートナーに対して資金拠出の要請(以下「キャピタル・コール」)を行います。

 

(a) 当社以外のリミテッド・パートナーの出資持分

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに参画する当社以外のリミテッド・パートナー(以下「外部投資家」)が保有するソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに対する持分は、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントにおいて存続期間(ソフトバンク・ビジョン・ファンドは原則2029年11月20日まで、デルタ・ファンドは原則2029年9月27日まで)が予め定められており、存続期間満了時におけるリミテッド・パートナーへの支払いが明記されています。このため、要約四半期連結財政状態計算書上「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分」として負債に計上し、「償却原価で測定する金融負債」に分類しています。当該負債の帳簿価額は、各期末で同ファンドを清算したと仮定した場合、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントに基づき外部投資家に帰属する持分の金額です。

「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分」は、キャピタル・コールに基づく外部投資家からの払込、外部投資家への分配・返還、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの業績により変動します。このうち、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの業績による変動は、要約四半期連結損益計算書上、「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分の増減額」として表示しています。

外部投資家からの払込については、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上、財務活動によるキャッシュ・フローの「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家からの払込による収入」として表示しています。また、外部投資家への分配・返還については、財務活動によるキャッシュ・フローの「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家に対する分配額・返還額」として表示しています。

外部投資家に対するキャピタル・コールの将来実行可能額は、IFRS第9号「金融商品」の範囲外であるため、要約四半期連結財政状態計算書に計上しません。

 

(b) 当社の出資持分

リミテッド・パートナーとしての当社のソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドへの出資は、連結上消去しています。

 

4.重要な判断および見積り

IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用ならびに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積りおよび仮定の設定を行っています。これらの見積りおよび仮定は、過去の経験および利用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因を勘案した経営者の最善の判断に基づいています。しかし、その性質上、将来において、これらの見積りおよび仮定とは異なる結果となる可能性があります。

見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した連結会計期間と将来の連結会計期間において認識しています。

以下を除き、当社の要約四半期連結財務諸表で認識した金額に重要な影響を与える判断、見積りおよび仮定は、2019年3月31日に終了した1年間と同様です。

  ・注記3.重要な会計方針(2)リース

  ・注記6.ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業(1)要約四半期連結損益計算書に含まれるソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の損益、(2)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分

・注記13.金融商品(2)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類、(3)レベル3に分類した金融商品の公正価値測定

・注記19.その他の営業損益(注2)

・注記22.デリバティブ関連損益

・注記24.FVTPLの金融商品から生じる損益

・確定給付制度債務の再測定

スプリントは、確定給付制度債務の現在価値の算定に用いる割引率を見直し、再測定を行いました。この結果、2019年9月30日における要約四半期連結財政状態計算書上の「確定給付負債」が28,088百万円増加しました。

 

5.セグメント情報

(1) 報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しています。

 

2019年3月31日に終了した1年間までは、「ソフトバンク事業」、「スプリント事業」、「ヤフー事業」、「アーム事業」、「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」、「ブライトスター事業」の6つを報告セグメントとしていましたが、2019年6月にソフトバンク㈱がヤフー㈱を子会社化したことにより、取締役会が定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントが変更になったことに伴い、2019年6月30日に終了した3カ月間よりセグメント管理区分を見直し、「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」、「ソフトバンク事業」、「スプリント事業」、「アーム事業」、「ブライトスター事業」の5つを報告セグメントとしています。

「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業」においては、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドが、広い範囲のテクノロジー分野で投資活動を行っています。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業におけるセグメント利益は、子会社株式を含むソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドが保有する投資およびソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに移管が決定された投資からの投資損益(ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資損益)とソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドならびにSBIAの営業費用により構成されています。

「ソフトバンク事業」においては主に、ソフトバンク㈱が日本国内における移動通信サービスの提供、携帯端末の販売、ブロードバンドなど固定通信サービスの提供、ヤフー㈱(現Zホールディングス㈱)がインターネット広告やイーコマースサービスの提供を行っています。なお、ヤフー㈱は、2019年10月1日に持株会社体制に移行し、商号を「ヤフー株式会社」から「Zホールディングス株式会社」へ変更しました。

「スプリント事業」においては、スプリントが米国における移動通信サービスの提供、携帯端末の販売やリース、アクセサリーの販売、固定通信サービスの提供を行っています。

「アーム事業」においては、アームがマイクロプロセッサーに係るIPおよび関連テクノロジーのデザイン、ソフトウエアツールの販売、ソフトウエアサービスの提供を行っています。

「ブライトスター事業」においては、ブライトスターが海外における携帯端末の流通事業を行っています。

「その他」には、報告セグメントに含まれない事業セグメントに関する情報が集約されています。主なものとして、フォートレスや福岡ソフトバンクホークス関連事業、PayPay㈱などが含まれています。

「調整額」には、セグメント間取引の消去、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれています。全社費用にはソフトバンクグループ㈱や、海外におけるインターネット、通信およびメディア分野への投資活動に関する管理・監督を行うSB Group US, Inc.などの負担する費用が含まれています。

なお、2018年9月30日に終了した6カ月間および2018年9月30日に終了した3カ月間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントに組み替えて表示しています。

 

(2) 報告セグメントの売上高および利益

報告セグメントの利益は、「営業利益」です。セグメント間の取引価格は、独立第三者間取引における価格に基づいています。

なお、当社は目標とする経営指標として、戦略的持株会社であるソフトバンクグループ㈱が、グループ会社を投資ポートフォリオとして統括するマネジメント体制のもと、株主価値(保有株式価値-純有利子負債で算出)を中長期的に最大化することを目指し、保有株式価値の増大を図っています。このため、従来記載していたEBITDAおよび調整後EBITDAについては、マネジメントへの定期的な報告において提供する主要な経営指標に該当しなくなったことから、2019年6月30日に終了した3カ月間より記載していません。

また、財務費用、持分法による投資損益などの営業損益に帰属しない損益は報告セグメントごとに管理していないため、これらの収益または費用はセグメントの業績から除外しています。

 

2018年9月30日に終了した6カ月間

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド

事業

 

ソフトバンク

事業

 

スプリント

事業

 

アーム
事業

 

 

ブライト

スター
事業

 

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

-

 

2,219,779

 

1,741,589

 

91,691

 

 

511,821

 

4,564,880

セグメント間の内部
売上高または振替高

-

 

8,541

 

82,435

 

2

 

 

13,180

 

104,158

合計

-

 

2,228,320

 

1,824,024

 

91,693

 

 

525,001

 

4,669,038

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

632,434

 

524,112

 

193,328

 

141,242

 

 

8,873

 

1,482,243

減価償却費及び償却費

31

 

251,903

 

517,328

 

37,652

 

 

2,559

 

809,473

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

-

 

-

 

176,261

 

 

-

 

176,261

 

 

 

その他

 

調整額

 

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

88,973

 

 

-

 

4,653,853

セグメント間の内部
売上高または振替高

5,838

 

109,996

 

-

合計

94,811

 

109,996

 

4,653,853

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

25,116

 

36,411

 

1,420,716

減価償却費及び償却費

14,535

 

508

 

824,516

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

-

 

176,261

 

 

2019年9月30日に終了した6カ月間

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド

事業

 

ソフトバンク

事業

 

スプリント

事業

 

アーム
事業

 

 

ブライト

スター
事業

 

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

-

 

2,366,561

 

1,667,602

 

88,360

 

 

447,430

 

4,569,953

セグメント間の内部
売上高または振替高

-

 

6,739

 

67,497

 

185

 

 

11,571

 

85,992

合計

-

 

2,373,300

 

1,735,099

 

88,545

 

 

459,001

 

4,655,945

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

572,639

 

560,913

 

102,469

 

26,802

 

 

2,895

 

61,046

減価償却費及び償却費

127

 

330,859

 

586,374

 

35,054

 

 

3,719

 

956,133

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

11,879

 

-

 

-

 

 

-

 

11,879

 

 

 

その他

 

調整額

 

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

81,771

 

-

 

4,651,724

セグメント間の内部
売上高または振替高

10,142

 

96,134

 

-

合計

91,913

 

96,134

 

4,651,724

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

46,348

 

30,250

 

15,552

減価償却費及び償却費

19,678

 

535

 

976,346

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

-

 

11,879

 

 

 

2018年9月30日に終了した3カ月間

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド

事業

 

ソフトバンク

事業

 

スプリント

事業

 

アーム
事業

 

 

ブライト

スター
事業

 

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

-

 

1,129,636

 

899,101

 

50,158

 

 

264,415

 

2,343,310

セグメント間の内部
売上高または振替高

-

 

2,480

 

41,681

 

1

 

 

6,758

 

50,920

合計

-

 

1,132,116

 

940,782

 

50,159

 

 

271,173

 

2,394,230

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

392,490

 

263,942

 

95,220

 

3,950

 

 

3,528

 

744,174

減価償却費及び償却費

25

 

127,239

 

263,793

 

19,115

 

 

1,380

 

411,552

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

-

 

-

 

14,914

 

 

-

 

14,914

 

 

 

その他

 

調整額

 

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

37,760

 

-

 

2,381,070

セグメント間の内部
売上高または振替高

3,371

 

54,291

 

-

合計

41,131

 

54,291

 

2,381,070

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

17,192

 

21,259

 

705,723

減価償却費及び償却費

7,630

 

181

 

419,363

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

-

 

14,914

 

 

2019年9月30日に終了した3カ月間

(単位:百万円)

 

報告セグメント

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド

事業

 

ソフトバンク

事業

 

スプリント

事業

 

アーム
事業

 

 

ブライト

スター
事業

 

合計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

-

 

1,203,980

 

805,627

 

42,517

 

 

219,921

 

2,272,045

セグメント間の内部
売上高または振替高

-

 

4,734

 

33,829

 

97

 

 

5,710

 

44,370

合計

-

 

1,208,714

 

839,456

 

42,614

 

 

225,631

 

2,316,415

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

970,269

 

284,264

 

39,096

 

15,231

 

 

1,647

 

663,787

減価償却費及び償却費

75

 

165,910

 

284,080

 

17,137

 

 

1,948

 

469,150

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

11,879

 

-

 

-

 

 

-

 

11,879

 

 

 

その他

 

調整額

 

連結

売上高

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

43,282

 

-

 

2,315,327

セグメント間の内部
売上高または振替高

5,733

 

50,103

 

-

合計

49,015

 

50,103

 

2,315,327

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント利益

24,126

 

16,455

 

704,368

減価償却費及び償却費

9,766

 

232

 

479,148

子会社の支配喪失に伴う利益

-

 

-

 

11,879

 

 

 

6.ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業

(1)要約四半期連結損益計算書に含まれるソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の損益

a. 概要

当社の要約四半期連結損益計算書には、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業を構成するすべての事業体の損益、すなわち、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの損益、各ファンドのジェネラル・パートナーの損益、各ファンドのマネージャーであるSBIAの損益が含まれます。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの損益のうち、外部投資家に帰属する金額は、営業外費用の「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分の増減額」として計上されます。この結果、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の税引前利益には、当社に帰属するリミテッド・パートナーとしての損益、SBIAの管理報酬および成功報酬が含まれています。

 

b. ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の損益

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の損益は下記の通りです。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよび

デルタ・ファンドからの投資損益

 

 

 

 

投資の売却による実現損益(注1)

 

146,682

 

34,805

投資の未実現評価損益

 

 

 

 

当期計上額

 

504,359

 

△537,932

過年度計上額のうち実現損益への振替額(注2)

 

-

 

△35,788

投資先からの利息配当収益

 

2,607

 

8,337

為替換算影響額(注3)

 

△4,291

 

1,250

 

 

649,357

 

△529,328

営業費用

 

△16,923

 

△43,311

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよび

デルタ・ファンドからの営業利益

 

632,434

 

△572,639

財務費用(支払利息)(注4)

 

△11,711

 

△8,688

為替差損益

 

△22

 

37

デリバティブ関連損益

 

△80,953

 

-

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよび

デルタ・ファンドにおける外部投資家持分の増減額

 

△199,757

 

180,775

その他の営業外損益

 

△535

 

1,016

税引前利益

 

339,456

 

△399,499

 

 

 

 

 

 

 

(注1)ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、2018年8月に、Flipkart Private Limited株式を売却し、その投資利益146,682百万円を計上しています。また、ソフトバンク・ビジョン・ファンドは、2019年9月に、Guardant Health Inc.株式の一部を売却し、その投資利益34,805百万円を計上しています。

 

(注2)過年度に「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」として計上していたGuardant Health Inc.株式にかかる投資の未実現評価損益のうち当期に売却した分について、投資の実現に伴い、「投資の売却による実現損益」に振り替えた金額です。

 

(注3)投資の未実現評価損益は当該評価損益が生じた四半期の平均為替レートを用いて換算する一方、投資の売却による実現損益は当該株式を処分した四半期の平均為替レートを用いて換算します。「為替換算影響額」は、未実現評価損益と実現損益の換算に使用する為替レートの差により生じた金額です。

 

(注4)2019年9月30日に終了した6カ月間における連結消去前の金額は△9,224百万円(2018年9月30日に終了した6カ月間は△11,901百万円)です。

 

(2)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分

a. リミテッド・パートナーが拠出する資金の種類と各資金に係る分配の性質

リミテッド・パートナーが拠出する資金は、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントの定める分配の性質により、エクイティとプリファード・エクイティに分類されます。プリファード・エクイティは、その分配と拠出した資金の返還において、エクイティに優先します。

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの投資成果は、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントの定める配分方法に従って当社と外部投資家からなるリミテッド・パートナーの持分とSBIAへの成功報酬に配分されます。配分されたリミテッド・パートナーの持分は、その拠出したエクイティの割合に応じて各リミテッド・パートナーの持分となります。当該持分は、投資の売却や配当および株式の資金化により、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに資金が流入した後、各リミテッド・パートナーに成果分配額として支払われます。

プリファード・エクイティを拠出したリミテッド・パートナーには、その拠出したプリファード・エクイティの金額に対して年率7%で算定された固定分配額が、原則、毎年6月および12月の最終営業日に支払われます。

以下において、エクイティを拠出した外部投資家を成果分配型投資家、プリファード・エクイティを拠出した外部投資家を固定分配型投資家と呼びます。

 

b. 外部投資家持分の期中増減表

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分の期中の増減は、以下の通りです。

(単位:百万円)

 

 

 

 

(参考)

要約四半期連結財務諸表との関連

 

外部投資家持分
(流動負債と非流動負債の合計)

 

連結損益計算書
(△は費用)

連結キャッ

シュ・フロー

計算書
(△は支出)

 

 

(内訳)

 

 

 

2019年4月1日

4,136,965

 

 

 

 

外部投資家からの払込による収入

1,356,554

 

 

-

1,356,554

外部投資家持分の増減額

△180,775

 

 

180,775

-

固定分配型投資家帰属分

 

85,506

 

 

 

成果分配型投資家帰属分

 

△266,281

 

 

 

外部投資家に対する分配額

△138,379

 

 

-

△138,379

固定分配額

 

△103,069

 

 

 

成果分配額

 

△35,310

 

 

 

外部投資家に対する返還額

△478,311

 

 

-

△478,311

外部投資家持分に係る為替換算差額(注)

△122,974

 

 

-

-

2019年9月30日

4,573,080

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(注)当該為替換算差額は、要約四半期連結包括利益計算書の「在外営業活動体の為替換算差額」に含まれています。

 

c. 外部投資家に対するキャピタル・コールの将来実行可能額

2019年9月30日におけるソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの外部投資家に対するキャピタル・コールの将来実行可能額は196億米ドルです。

 

 

(3)SBIAの管理報酬および成功報酬

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の税引前利益額に含まれるSBIAの管理報酬および成功報酬の性質は以下の通りです。

 

a. SBIAの管理報酬

SBIAへの管理報酬は、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントに基づき、拠出されたエクイティ額に対して原則年率1%で計算されます。当該管理報酬は、四半期ごとに各ファンドからSBIAへ支払われますが、将来の投資成績を反映した一定の条件に基づくクローバック条項が設定されています。

 

b. SBIAの成功報酬

SBIAへの成功報酬は、成果分配同様、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントに定められた配分方法に基づき算定されます。SBIAは、投資の売却や配当および株式の資金化により、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドに資金が流入した後、当該成功報酬相当額を受け取ります。

ただし、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資期間の間に資金化された投資に対する成功報酬相当額は、リミテッド・パートナーシップ・アグリーメントの定めにより、SBIAへの支払が留保され、一時的にリミテッド・パートナーに支払われています。なお、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資期間は2019年9月12日に終了しました。これにより、一時的にリミテッド・パートナーに支払われた成功報酬相当額は、投資期間後の成果分配におけるリミテッド・パートナーへの分配額から控除され、SBIAに支払われます。なお、2019年9月30日に終了した3カ月間においてはSBIAへの成功報酬の支払いはありません。また、投資期間後においても、受け取った成功報酬には、将来の投資成績に基づく一定の条件の下、クローバック条項が設定されています。

 

7.その他の流動資産

その他の流動資産の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

契約資産

 

 

113,209

 

156,780

未収税金(注)

 

 

498,026

 

126,819

前払費用

 

 

123,929

 

102,873

その他

 

 

31,392

 

37,406

合計

 

 

766,556

 

423,878

 

 

 

 

 

 

 

 

(注)2019年7月にグループ会社間の配当に係る源泉所得税422,648百万円が還付されました。

 

8.売却目的保有に分類された資産

アリババ株式売却に係る先渡売買契約

2019年3月31日において、アリババ株式売却に係る先渡売買契約に関して決済予定であったアリババ株式224,201百万円を計上していましたが、当該先渡売買契約は2019年6月3日にアリババ株式により決済されました。詳細は「注記23. アリババ株式先渡売買決済益」をご参照ください。

 

 

9.有形固定資産

有形固定資産の帳簿価額の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

建物及び構築物

251,786

 

185,891

通信設備

2,293,388

 

1,350,288

器具備品

937,181

 

868,901

土地

88,304

 

80,786

建設仮勘定

387,408

 

358,076

その他

112,637

 

116,263

合計

4,070,704

 

2,960,205

 

 

 

 

 

 

(注)IFRS第16号の適用を開始したことに伴い、従来ファイナンス・リースに分類していたリース取引に関連する有形固定資産1,157,008百万円を使用権資産へ振り替えました。

 

10.無形資産

無形資産の帳簿価額の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

耐用年数を確定できない無形資産

 

 

 

FCCライセンス (注1)

4,155,126

 

4,041,205

商標権

693,861

 

675,499

その他

12,763

 

12,411

耐用年数を確定できる無形資産

 

 

 

ソフトウエア

739,879

 

732,671

テクノロジー

471,884

 

413,012

顧客基盤

249,028

 

202,152

周波数移行費用

159,522

 

154,146

マネジメント契約(注2)

94,723

 

83,242

FCCライセンス (注3)

68,092

 

64,285

商標権

56,726

 

53,449

有利なリース契約 (注4)

13,226

 

-

その他

177,365

 

196,075

合計

6,892,195

 

6,628,147

 

 

(注1)米国連邦通信委員会(FCC)が付与する特定の周波数を利用するライセンスです。

 

(注2) マネジメント契約は、フォートレスが締結しているファンドを通じた資産管理契約から期待される超過収益力を反映したものです。

 

(注3) IFRS第16号の適用を開始したことに伴い、過去の企業結合において識別し、従来「有利なリース契約」に含めていたFCCライセンスに係る有利な契約を耐用年数を確定できる「FCCライセンス」として表示を変更しています。

 

(注4) IFRS第16号の適用を開始したことに伴い、従来無形資産として認識していたFCCライセンスを除いた有利なリース契約を、関連する使用権資産に振り替えています。

 

 

11.有利子負債

(1)有利子負債の内訳

有利子負債の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

流動

 

 

 

 

 

短期借入金(注1)(注2)

 

 

499,179

 

1,761,524

コマーシャル・ペーパー

 

 

42,000

 

216,000

1年内返済予定の長期借入金(注3)

 

 

820,899

 

921,268

1年内償還予定の社債

 

 

1,042,253

 

376,169

1年内返済予定のリース債務(注4)

 

 

334,517

 

-

1年内決済予定の株式先渡契約金融負債(注5)

 

 

730,601

 

-

1年内支払予定の割賦購入による未払金

 

 

11,511

 

6,910

合計

 

 

3,480,960

 

3,281,871

 

 

 

 

 

 

 

非流動

 

 

 

 

 

長期借入金(注1)(注3)

 

 

5,102,091

 

5,349,662

社債

 

 

6,538,785

 

7,380,197

リース債務(注4)

 

 

557,955

 

-

割賦購入による未払金

 

 

5,315

 

3,744

合計

 

 

12,204,146

 

12,733,603

 

 

 

 

 

 

 

 

(注1)上記の有利子負債の内訳には、ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドの有利子負債が以下の通り含まれています。

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

流動

 

 

 

 

 

短期借入金

 

 

900,406

 

898,682

合計

 

 

900,406

 

898,682

 

 

 

 

 

 

 

非流動

 

 

 

 

 

長期借入金

 

 

12,764

 

12,411

合計

 

 

12,764

 

12,411

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよび

デルタ・ファンドの有利子負債合計

(連結消去前)

 

 

913,170

 

911,093

 

 

 

 

 

 

 

内部取引による連結消去金額

 

 

△876,599

 

△286,743

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよび

デルタ・ファンドの有利子負債合計

(連結消去後)

 

 

36,571

 

624,350

 

 

 

 

 

 

 

 

(注2)2019年9月30日に終了した6カ月間における短期借入金の増加は、主にソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド、およびソフトバンク㈱の短期借入金がそれぞれ587,779百万円、437,002百万円増加したことによるものです。

 

(注3)当社は、ソフトバンク事業において、主に通信設備に関連するソフトウエアのリース取引を行っています。当社は、無形資産のリース取引にIFRS第16号を適用していません。これに伴い、従来リース債務としていた当該取引に関連する負債を、IFRS第9号に基づく金融負債として、1年内返済予定の長期借入金および長期借入金に含め、2019年3月31日時点の内訳について修正再表示を行っています。2019年9月30日の1年内返済予定の長期借入金および長期借入金には、当該取引にかかる借入金がそれぞれ99,983百万円、165,288百万円(2019年3月31日はそれぞれ102,879百万円、191,297百万円)含まれています。

 

(注4)IFRS第16号の適用を開始したことに伴い、従来「リース債務」として計上していた負債を「リース負債」に振り替え、要約四半期連結財政状態計算書上、独立掲記しています。

 

(注5)アリババ株式先渡売買契約が決済されたことにより減少しました。詳細は「注記23. アリババ株式先渡売買決済益」をご参照ください。

 

(2)短期有利子負債の収支の内訳

要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上の「短期有利子負債の収支」の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

借入金の純増減額(△は減少額)

 

53,004

 

379,674

コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少額)

 

△27,000

 

174,000

合計

 

26,044

 

553,674

 

 

 

 

 

 

 

(3)有利子負債の収入の内訳

要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上の「有利子負債の収入」の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

借入れによる収入

 

3,579,252

 

3,966,627

社債の発行による収入(注1)(注4)

 

722,744

 

1,230,000

新規取得設備のセール・アンド・リースバックによる収入

 

205,710

 

-

合計

 

4,507,706

 

5,196,627

 

 

 

 

 

 

 

(注1)2018年9月30日に終了した6カ月間において発行した社債は、以下の通りです。

 

会社名・銘柄

 

発行年月日

 

発行総額

 

利率

 

償還期限

ソフトバンクグループ㈱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年満期ドル建普通社債

 

2018年4月20日

 

300百万米ドル

2) 32,352百万円

 

5.50%

(注3)2.50%

 

2023年4月20日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年満期ドル建普通社債

 

2018年4月20日

 

450百万米ドル

(注2) 48,528百万

 

6.13%

(注3)3.10%

 

2025年4月20日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年満期ユーロ建普通社債

 

2018年4月20日

 

1,000百万ユーロ

(注2)132,320百万円

 

4.00%

(注3)3.99%

 

2023年4月20日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年満期ユーロ建普通社債

 

2018年4月20日

 

450百万ユーロ

(注2) 59,544百万円

 

4.50%

(注3)4.22%

 

2025年4月20日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第53回無担保普通社債

 

2018年6月20日

 

410,000百万円

 

1.57%

 

2024年6月14日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第54回無担保普通社債

 

2018年6月12日

 

40,000百万円

 

1.57%

 

2024年6月12日

 

 

(注2)キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定した通貨スワップ契約により固定した償還時のキャッシュ・アウト・フロー円貨額を記載しています。

 

(注3)キャッシュ・フロー・ヘッジとして指定した通貨スワップ契約により、外貨建固定金利を円貨建固定金利に交換した影響を考慮した後の利率を記載しています。

 

 

(注4)2019年9月30日に終了した6カ月間において発行した社債は、以下の通りです。

会社名・銘柄

 

発行年月日

 

発行総額

 

利率

 

償還期限

ソフトバンクグループ㈱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第55回無担保普通社債

 

2019年4月26日

 

500,000百万円

 

1.64%

 

2025年4月25日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第56回無担保普通社債

 

2019年9月20日

 

400,000百万円

 

1.38%

 

2026年9月17日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第57回無担保普通社債

 

2019年9月12日

 

100,000百万円

 

1.38%

 

2026年9月11日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤフー㈱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第10回普通社債

 

2019年7月31日

 

60,000百万円

 

0.04%

 

2022年7月29日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第11回普通社債

 

2019年7月31日

 

50,000百万円

 

0.18%

 

2024年7月31日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第12回普通社債

 

2019年7月31日

 

70,000百万円

 

0.37%

 

2026年7月31日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第13回普通社債

 

2019年7月31日

 

50,000百万円

 

0.46%

 

2029年7月31日

 

 

(4)有利子負債の支出の内訳

要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書上の「有利子負債の支出」の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

借入金の返済による支出

 

△3,127,092

 

△2,664,040

社債の償還による支出(注1)(注3)

 

△757,640

 

△922,545

リース債務の返済による支出

 

△214,744

 

-

割賦購入による未払金の支払いによる支出

 

△11,151

 

△6,190

合計

 

△4,110,627

 

△3,592,775

 

 

 

 

 

 

 

(注1)2018年9月30日に終了した6カ月間において償還した主な社債は、以下の通りです。

会社名・銘柄

 

発行年月日

 

償還額

 

利率

 

償還日

ソフトバンクグループ㈱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第43回無担保普通社債

 

2013年6月20日

 

400,000百万円

 

1.74%

 

2018年6月20日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年満期ドル建普通社債

 

2013年4月23日

 

2,485百万米ドル

276,059百万円

 

4.50%

 

(注2)

2018年5月21日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年満期ユーロ建普通社債

 

2013年4月23日

 

625百万ユーロ

81,556百万円

 

4.63%

 

(注2)

2018年5月21日

 

 

(注2)当該社債の償還期限は2020年4月15日ですが、2018年5月21日に早期償還しました。

 

(注3)2019年9月30日に終了した6カ月間において償還した社債は、以下の通りです。

会社名・銘柄

 

発行年月日

 

償還額

 

利率

 

償還日

ソフトバンクグループ㈱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第45回無担保普通社債

 

2014年5月30日

 

300,000百万円

 

1.45%

 

2019年5月30日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第46回無担保普通社債

 

2014年9月12日

 

400,000百万円

 

1.26%

 

2019年9月12日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Sprint Capital Corporation(注4)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6.9% Senior Notes

due 2019

 

1999年5月6日

 

1,729百万米ドル

190,235百万円

 

6.90%

 

2019年5月1日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Sprint Communications, Inc.(注4)

 

 

 

 

 

 

Export Development Canada Facility (Tranche 3)

 

2014年12月17日

 

 300百万米ドル
32,310百万円

 

4.31%

 

(注5)

2019年9月16日

 

 

(注4)Sprint Capital CorporationおよびSprint Communications, Inc.は、スプリントの子会社です。

 

(注5)当該社債の償還期限は2019年12月17日ですが、2019年9月16日に全額を早期償還しました。

 

 

12.その他の流動負債

その他の流動負債の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

契約負債

 

 

252,812

 

243,327

繰延収益

 

 

35,339

 

33,587

預り源泉税(注)

 

 

428,796

 

12,138

未払従業員給付

 

 

201,979

 

193,416

未払消費税等

 

 

112,090

 

92,593

未払利息

 

 

69,977

 

66,756

その他

 

 

57,362

 

46,844

合計

 

 

1,158,355

 

688,661

 

 

 

 

 

 

 

 

(注)2019年4月にグループ会社間の配当に係る預り源泉税422,648百万円を納付しました。

 

13.金融商品

(1)金融商品の分類

金融商品(現金及び現金同等物を除く)の分類別内訳は、以下の通りです。

 

2019年3月31日

(単位:百万円)

 

FVTPLの
金融資産
 

 

ヘッジ指定したデリバティブ

 

FVTOCIの
負債性金融資産

 

FVTOCIの
資本性金融資産

 

償却原価で測定する金融資産

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権

-

 

-

 

-

 

-

 

2,339,977

 

2,339,977

その他の金融資産

39,044

 

-

 

45,914

 

1,300

 

117,218

 

203,476

非流動資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FVTPLで会計処理されているソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資

7,115,629

 

-

 

-

 

-

 

-

 

7,115,629

投資有価証券

495,901

 

-

 

302,938

 

101,574

 

24,201

 

924,614

その他の金融資産

295,873

 

8,016

 

-

 

411

 

881,556

 

1,185,856

合計

7,946,447

 

8,016

 

348,852

 

103,285

 

3,362,952

 

11,769,552

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FVTPLの
金融負債

 

ヘッジ指定したデリバティブ

 

償却原価で測定する金融負債

 

合計

金融負債

 

 

 

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

 

 

 

有利子負債

-

 

-

 

3,480,960

 

3,480,960

銀行業の預金

-

 

-

 

745,943

 

745,943

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分

-

 

-

 

29,677

 

29,677

営業債務及びその他の債務

-

 

-

 

1,909,608

 

1,909,608

デリバティブ金融負債

767,714

 

-

 

-

 

767,714

その他の金融負債

-

 

-

 

10,849

 

10,849

非流動負債

 

 

 

 

 

 

 

有利子負債

-

 

-

 

12,204,146

 

12,204,146

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分

-

 

-

 

4,107,288

 

4,107,288

デリバティブ金融負債

11,511

 

119,034

 

-

 

130,545

その他の金融負債

-

 

-

 

57,115

 

57,115

合計

779,225

 

119,034

 

22,545,586

 

23,443,845

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年9月30日

(単位:百万円)

 

FVTPLの
金融資産

 

ヘッジ指定したデリバティブ

 

FVTOCIの
負債性金融資産

 

FVTOCIの
資本性金融資産

 

償却原価で測定する金融資産

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

営業債権及びその他の債権

-

 

-

 

-

 

-

 

2,282,416

 

2,282,416

その他の金融資産

35,111

 

-

 

52,962

 

1,600

 

90,795

 

180,468

非流動資産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FVTPLで会計処理されているソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資

7,484,921

 

-

 

-

 

-

 

-

 

7,484,921

投資有価証券

943,339

 

-

 

273,459

 

83,306

 

23,716

 

1,323,820

その他の金融資産

43,256

 

8,032

 

-

 

437

 

983,465

 

1,035,190

合計

8,506,627

 

8,032

 

326,421

 

85,343

 

3,380,392

 

12,306,815

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FVTPLの
金融負債

 

ヘッジ指定したデリバティブ

 

償却原価で測定

する金融負債

 

合計

金融負債

 

 

 

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

 

 

 

有利子負債

-

 

-

 

3,281,871

 

3,281,871

リース負債

-

 

-

 

612,194

 

612,194

銀行業の預金

-

 

-

 

796,624

 

796,624

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分

-

 

-

 

11,874

 

11,874

営業債務及びその他の債務

-

 

-

 

1,753,834

 

1,753,834

デリバティブ金融負債

136,495

 

2

 

-

 

136,497

その他の金融負債

-

 

-

 

10,401

 

10,401

非流動負債

 

 

 

 

 

 

 

有利子負債

-

 

-

 

12,733,603

 

12,733,603

リース負債

-

 

-

 

1,460,936

 

1,460,936

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分

-

 

-

 

4,561,206

 

4,561,206

デリバティブ金融負債

14,983

 

136,819

 

-

 

151,802

その他の金融負債

16,613

 

-

 

70,365

 

86,978

合計

168,091

 

136,821

 

25,292,908

 

25,597,820

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(2)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類

当初認識後に経常的に公正価値で測定する金融商品は、測定に用いたインプットの観察可能性および重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しています。

当該分類において、公正価値のヒエラルキーは、以下のように定義しています。

レベル1:同一の資産または負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により測定した公正価値

レベル2:レベル1以外の直接または間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値

レベル3:観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値

公正価値測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しています。

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しています。

なお、2018年9月30日に終了した6カ月間および2019年9月30日に終了した6カ月間において、レベル1とレベル2の間における振替はありません。

 

経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーに基づくレベル別分類は、以下の通りです。

 

2019年3月31日

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資

307,851

 

-

 

6,779,697

 

7,087,548

その他の株式

100,684

 

-

 

321,310

 

421,994

債券および貸付金

2,703

 

288,015

 

133,144

 

423,862

デリバティブ金融資産

 

 

 

 

 

 

 

為替契約

-

 

28,927

 

-

 

28,927

オプション契約

-

 

3,836

 

202

 

4,038

金利契約

-

 

1,576

 

-

 

1,576

その他

6,882

 

10,538

 

421,235

 

438,655

合計

418,120

 

332,892

 

7,655,588

 

8,406,600

 

 

 

 

 

 

 

 

金融負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

 

 

為替契約

-

 

125,627

 

-

 

125,627

オプション契約(注1)

-

 

764,236

 

-

 

764,236

金利契約

-

 

8,396

 

-

 

8,396

合計

-

 

898,259

 

-

 

898,259

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年9月30日

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

株式

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資

1,064,209

 

-

 

6,392,362

 

7,456,571

その他の株式

146,201

 

-

 

662,332

 

808,533

債券および貸付金

3,080

 

268,849

 

35,595

 

307,524

デリバティブ金融資産

 

 

 

 

 

 

 

為替契約

-

 

38,921

 

-

 

38,921

オプション契約

-

 

3,238

 

1

 

3,239

金利契約

-

 

355

 

-

 

355

その他

-

 

-

 

3,733

 

3,733

その他

8,690

 

9,953

 

288,904

 

307,547

合計

1,222,180

 

321,316

 

7,382,927

 

8,926,423

 

 

 

 

 

 

 

 

金融負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

 

 

為替契約

-

 

141,368

 

-

 

141,368

オプション契約(注1)

-

 

3,717

 

129,109

 

132,826

金利契約

-

 

14,105

 

-

 

14,105

その他

-

 

-

 

16,613

 

16,613

合計

-

 

159,190

 

145,722

 

304,912

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (注1)デリバティブ金融負債に含まれるオプション契約のうち、主なものは、以下の通りです。

 

ヘッジ会計を適用していないオプション契約

(単位:百万円)

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

 

契約額等
(うち1年超)

 

帳簿価額

(公正価値)

 

契約額等
(うち1年超)

 

帳簿価額
(公正価値)

アリババ株式先渡売買契約に含まれるカラー取引(注2)

 732,534
(-)

 

△749,846

 

-

(-)

 

-

The We Company ワラント(注3)

277,475

(166,485)

 

-

 

 161,880
(-)

 

△129,109

 

 

(注2)アリババ株式先渡売買契約の詳細は「注記23.アリババ株式先渡売買決済益」をご参照ください。

 

(注3)当社100%子会社が保有するThe We Company(以下「WeWork」)のワラントの公正価値が減少しました。

    なお、当該金融商品は2020年4月に優先株式に自動的に転換される先渡契約(15億ドルの未実行のコミットメント)であり、その公正価値の変動はデリバティブ関連損益として計上しています。

 

 

経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値の主な測定方法は、以下の通りです。

 

a. 株式、債券および貸付金

活発な市場における同一銘柄の相場価格が入手できる場合の公正価値は、当該相場価格を使用して測定し、レベル1に分類しています。

活発な市場における同一銘柄の相場価格が入手できない場合、直近の独立した第三者間取引やファイナンス価格の情報が利用可能な場合は、公正価値はそのような直近の取引価格に基づき評価され、評価対象銘柄の発行企業が属する市場動向や企業の業績によって調整されます。

これらの直近の取引情報が利用できない場合の企業価値評価には、マーケット・アプローチ、コスト・アプローチ、またはインカム・アプローチを用いています。

マーケット・アプローチは、評価対象会社と比較可能な類似会社の情報が利用可能な場合に利用され、評価対象会社の財務諸表数値と比較対象となる他社のEV/収益やEV/EBITDA等の評価倍率を用いた評価手法です。コスト・アプローチは、評価対象会社の貸借対照表上の純資産をベースに株式価値を算定します。インカム・アプローチは、信頼できるキャッシュ・フロー計画が利用できる場合に利用され、収益成長率等を加味した見積り将来キャッシュ・フローを割引率で割引くことで現在価値を算定します。

上記で算定された企業価値は、投資先の資本構成に応じて各種類株式の株主価値に配分されます。その配分には、主として株式の権利や優先権を考慮したオプション価格法や、流動化事象が生じた場合の優先順位を考慮したウォーターフォール・アプローチを用いています。

これらの測定に使用する相場価格や割引率などのインプットのうち、すべての重要なインプットが観察可能である場合はレベル2に分類し、重要な観察可能でないインプットを含む場合はレベル3に分類しています。

 

b. デリバティブ金融資産およびデリバティブ金融負債

デリバティブ金融商品の公正価値は、割引キャッシュ・フロー法などの評価技法や活発でない市場における相場価格などを使用して測定しています。測定に使用する外国為替レートや割引率などのインプットのうち、すべての重要なインプットが観察可能である場合はレベル2に分類し、重要な観察可能でないインプットを含む場合はレベル3に分類しています。

 

(3)レベル3に分類した金融商品の公正価値測定

a. 評価技法およびインプット

観察可能でないインプットを使用した公正価値(レベル3)の評価技法およびインプットは、以下の通りです。

(a)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資の公正価値(レベル3)の測定は、主に取引事例法と割引キャッシュ・フロー法を採用しています。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資にかかる評価技法毎の公正価値は、以下の通りです。なお、複数の評価技法の組み合わせを採用している場合、その評価技法の組み合わせ毎に公正価値を集計しています。

 

 

 

 

(単位:百万円)

評価技法

 

公正価値

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

株式

 

 

 

 

取引事例法

 

3,514,046

 

2,997,455

取引事例法 / 割引キャッシュ・フロー法

 

1,644,479

 

2,322,695

割引キャッシュ・フロー法

 

260,634

 

558,986

割引キャッシュ・フロー法 / 類似会社比較法

 

97,116

 

508,849

純資産価値 / 類似会社比較法

 

-

 

4,377

取引事例法 / 割引キャッシュ・フロー法 / その他(注1)

 

1,263,422

 

-

合計

 

6,779,697

 

6,392,362

 

(注1)IPOシナリオを考慮しています。

 

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資にかかる評価技法およびインプットは、以下の通りです。

評価技法

 

観察可能でないインプット

 

観察可能でないインプットの範囲

 

 

 

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

割引キャッシュ・フロー法

 

資本コスト

 

11.0%~50.0%

 

11.0%~65.0%

 

 

EBITDA倍率(注2)

 

3.7倍~22.0倍

 

15.0倍~25.6倍

 

 

収益倍率(注2)

 

2.0倍~15.0倍

 

1.5倍~10.0倍

 

 

株価収益率(注2)

 

-

 

22.5倍

 

 

永久成長率

 

1.8%~3.1%

 

2.5%~4.1%

 

 

 

 

 

 

 

類似会社比較法

 

収益倍率

 

1.5倍

 

-

 

(注2)継続価値算定のために、類似会社のEBITDA倍率、収益倍率または株価収益率を使用しています。

 

 

(b)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資以外の金融商品

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資以外の金融商品の公正価値(レベル3)の測定は主に取引事例法を採用し、株式の権利や優先権を考慮しています。そのほかの観察可能でないインプットを使用した公正価値の評価技法およびインプットは、以下の通りです。

評価技法

 

観察可能でないインプット

 

観察可能でないインプットの範囲

 

 

 

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

株式

 

 

 

 

 

 

類似会社比較法

 

収益倍率

 

1.8倍~5.0倍

 

0.9倍~10.9倍

割引キャッシュ・フロー法

 

資本コスト

 

16.0%

 

14.6%

 

 

EBITDA倍率

 

-

 

15.0倍

 

 

永久成長率

 

4.4%

 

-

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

 

割引キャッシュ・フロー法

 

資本コスト

 

-

 

14.6%

 

 

EBITDA倍率

 

-

 

15.0倍

 

 

 

 

 

 

 

債券および貸付金

 

 

 

 

 

 

割引キャッシュ・フロー法

 

負債コスト

 

2.4%

 

-

 

 

b. 感応度分析

観察可能でないインプットのうち、収益倍率、EBITDA倍率、株価収益率および永久成長率については、上昇した場合に株式の公正価値が増加する関係にあります。

一方、資本コストおよび負債コストについては、上昇した場合に株式の公正価値が減少する関係にあります。

 

c. 評価プロセス

(a)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける評価プロセス

SBIAの評価チームは、毎四半期末日において、SBIA Global Valuation Policy およびInternational Private Equity and Venture Capital Valuation Guidelinesに基づいて、公正価値測定の対象となる金融商品の性質、特徴およびリスクを最も適切に反映できる評価技法およびインプットを用いて公正価値を測定しています。また、複雑な金融商品の公正価値測定においては、必要に応じて、高度な知識および経験を有する外部の評価専門家を利用する場合があります。公正価値の測定後、SBIAに設置されたValuation and Financial Risk Committee(以下、「VFRC」)は、評価に使用された重要なインプットや仮定、選択された評価手法の適正性、および評価結果の妥当性を審議し、四半期ごとにSBIAの取締役会へ当該公正価値の審議結果を報告しています。

 

(b)その他の評価プロセス

当社の財務および経理部門の担当者は、毎四半期末日において、社内規定に基づいて、公正価値測定の対象となる金融商品の性質、特徴およびリスクを最も適切に反映できる評価技法およびインプットを用いて公正価値を測定しています。また、測定に高度な知識および経験を必要とし、且つ、金額的に重要性のある金融商品の公正価値測定においては、外部の評価専門家を利用しています。

当社の各部門管理者は、毎四半期末日において、公正価値の増減分析結果などのレビューを経て、当社の担当者が実施した金融商品の公正価値の測定結果及び外部専門家の評価結果を承認します。

 

d. レベル3に分類した金融商品の調整表

レベル3に分類した金融商品の調整表は、以下の通りです。

 

2018年9月30日に終了した6カ月間

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

金融資産

株式

 

債券および

貸付金

 

デリバティブ
金融資産

 

その他

2018年4月1日

4,304,491

 

3,942

 

5,474

 

104,926

利得または損失(△は損失)

 

 

 

 

 

 

 

純損益

712,420

 

△6,341

 

185

 

△1,160

その他の包括利益

293,288

 

2,079

 

76

 

3,313

購入

556,148

 

21,742

 

-

 

44,043

売却

△461,481

 

△579

 

-

 

△3,738

貸付

-

 

136,927

 

-

 

-

持分法適用に伴う振替

△113,775

 

-

 

-

 

-

持分法適用除外に伴う振替

107,270

 

-

 

-

 

-

上場によるレベル1への振替

△42,607

 

-

 

-

 

-

その他

△3,130

 

14,129

 

-

 

△15,518

2018年9月30日

5,352,624

 

171,899

 

5,735

 

131,866

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年9月30日に保有する金融商品に関して純損益に認識した利得または損失(△は損失)

562,129

 

△6,038

 

185

 

△174

 

 

2019年9月30日に終了した6カ月間

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

金融資産

株式

 

債券および

貸付金

 

デリバティブ
金融資産

 

その他

2019年4月1日

7,101,007

 

133,144

 

202

 

421,235

利得または損失(△は損失)

 

 

 

 

 

 

 

純損益

△449,906

 

△9,662

 

3,592

 

△42,186

その他の包括利益

△181,608

 

△3,745

 

△60

 

△8,604

購入

1,403,723

 

-

 

-

 

170,020

売却

△1,284

 

△358

 

-

 

△11,672

貸付

-

 

11,217

 

-

 

-

上場によるレベル1への振替

△1,248,359

 

-

 

-

 

-

株式への転換

330,253

 

△94,358

 

-

 

△235,895

その他

100,868

 

△643

 

-

 

△3,994

2019年9月30日

7,054,694

 

35,595

 

3,734

 

288,904

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年9月30日に保有する金融商品に関して純損益に認識した利得または損失(△は損失)

△347,768

 

△803

 

3,593

 

△9,188

 

 

 

金融負債

デリバティブ
金融負債

 

その他

2019年4月1日

-

 

-

利得または損失(△は利得)

 

 

 

純損益

129,273

 

279

その他の包括利益

△164

 

-

その他

-

 

16,334

2019年9月30日

129,109

 

16,613

 

 

 

 

2019年9月30日に保有する金融商品に関して純損益に認識した損失(△は利得)

129,273

 

279

 

 

純損益に認識した利得または損失は、要約四半期連結損益計算書の「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」、「デリバティブ関連損益」および「FVTPLの金融商品から生じる損益」に含めています。その他の包括利益に認識した利得または損失のうち税効果考慮後の金額は、要約四半期連結包括利益計算書の「FVTOCIの資本性金融資産」、「FVTOCIの負債性金融資産」および「在外営業活動体の為替換算差額」に含めています。

 

(4)金融商品の帳簿価額および公正価値

金融商品の帳簿価額および公正価値は、以下の通りです。

 

2019年3月31日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

帳簿価額

 

公正価値

 

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

有利子負債(非流動)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長期借入金

5,102,091

 

1,225,008

 

3,137,252

 

779,132

 

5,141,392

社債

6,538,785

 

2,431,566

 

4,334,799

 

-

 

6,766,365

リース債務

557,955

 

-

 

164

 

565,647

 

565,811

割賦購入による未払金

5,315

 

-

 

-

 

5,513

 

5,513

合計

12,204,146

 

3,656,574

 

7,472,215

 

1,350,292

 

12,479,081

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年9月30日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

帳簿価額

 

公正価値

 

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

有利子負債(非流動)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長期借入金

5,349,662

 

1,176,821

 

3,375,876

 

914,256

 

5,466,953

社債

7,380,197

 

2,355,664

 

5,472,010

 

-

 

7,827,674

割賦購入による未払金

3,744

 

-

 

-

 

3,903

 

3,903

合計

12,733,603

 

3,532,485

 

8,847,886

 

918,159

 

13,298,530

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帳簿価額が公正価値の合理的な近似値となっている金融商品は、上表には含めていません。また、経常的に公正価値で測定する金融商品についても、公正価値は帳簿価額と一致することから、上表には含めていません。

 

14.為替レート

在外営業活動体の財務諸表の換算に用いた主要な通貨の為替レートは、以下の通りです。

 

(1)期末日レート

 

 

 

(単位:円)

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

米ドル

110.99

 

107.92

イギリスポンド

144.98

 

132.69

 

 

(2)期中平均レート

2018年9月30日に終了した6カ月間

 

 

 

(単位:円)

 

2018年6月30日に
終了した3カ月間

 

2018年9月30日に
終了した3カ月間

米ドル

108.71

 

111.55

イギリスポンド

147.54

 

145.84

 

 

2019年9月30日に終了した6カ月間

 

 

 

(単位:円)

 

2019年6月30日に
終了した3カ月間

 

2019年9月30日に
終了した3カ月間

米ドル

110.00

 

107.70

イギリスポンド

140.88

 

132.73

 

 

 

15.資本

(1) 資本金

a. 授権株式総数

授権株式総数は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:千株)

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

普通株式数 (注3)

3,600,000

 

7,200,000

 

 

b. 発行済株式数

発行済株式数の増減は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:千株)

 

2018年9月30日に

終了した6カ月間

 

2019年9月30日に

終了した6カ月間

期首残高

1,100,660

 

1,100,660

期中増加 (注3)

-

 

1,044,907

期中減少 (注4)

-

 

△55,753

期末残高

1,100,660

 

2,089,814

 

 

 

 

 

(注1)当社の発行する株式は、無額面普通株式です。

 

(注2)発行済株式は、全額払込済となっています。

 

(注3)2019年9月30日に終了した6カ月間における授権株式総数の増加および発行済株式総数の期中増加は、2019年5月9日開催の取締役会決議に基づき、2019年6月28日付で当社株式1株を2株に分割したことによるものです。

 

(注4)2019年9月30日に終了した6カ月間における期中減少は、2019年5月30日開催の取締役会決議に基づき、2019年6月10日に自己株式55,753千株の消却を実施したことによるものです。

 

(2) 資本剰余金

2018年9月30日に終了した6カ月

ソフトバンク㈱は、主にAltaba Inc.からヤフー株式を2,210億円(所有割合10.78%)で取得しました。またヤフー㈱は、自己株式を当社の100%子会社であるソフトバンクグループジャパン㈱から2,200億円(所有割合10.73%)で取得しました。この結果、当社のヤフー㈱に対する所有割合は42.95%から48.17%となりました。

この取引に伴い56,632百万円を「支配継続子会社に対する持分変動」として資本剰余金から控除しています。

 

2019年9月30日に終了した6カ月

ヤフー㈱は、2019年6月27日にソフトバンク㈱を割当先として第三者割当により新株1,511,478,050株を4,565億円で発行しました。また、ヤフー㈱は、2019年5月9日から6月5日にかけて自己株式の公開買付けを行い、ソフトバンクグループ㈱は、本公開買付けへの応募により、100%子会社であるソフトバンクグループジャパン㈱が所有していたヤフー㈱普通株式1,792,819,200株(5,145億円相当)を2019年6月27日に同社へ売却しました。

本第三者割当増資と本公開買付け(以下、総称して「本取引」)の結果、当社におけるヤフー㈱株式の所有割合は、2019年3月末時点の48.16%から45.52%になりました。

本取引に伴い、「支配継続子会社に対する持分変動」として資本剰余金が91,431百万円増加しています。

 

(3) その他の資本性金融商品

当社は2017年7月19日に、米ドル建ノンコール6年永久劣後特約付社債(利払繰延条項付)および米ドル建ノンコール10年永久劣後特約付社債(利払繰延条項付)(以下あわせて「本ハイブリッド社債」)を発行しました。

本ハイブリッド社債は、利息の任意繰延が可能であり償還期限の定めがなく、清算による残余財産の分配時を除き現金又はその他の資本性金融資産の引渡しを回避する無条件の権利を有していることから、IFRS上資本性金融商品に分類されます。

また、利払日である2019年7月19日において利息の支払が完了しており、「その他の資本性金融商品の所有者に対する分配」として、要約四半期連結持分変動計算書において「利益剰余金」が15,344百万円減少(2018年9月30日に終了した6カ月間は、2018年7月19日において16,087百万円減少)しています。

なお、2019年9月30日時点において、支払が確定していないためその他資本性金融商品の所有者に対する分配として認識していない経過利息の金額は、6,158百万円(2019年3月31日時点においては、6,333百万円)です。

 

(4) 自己株式

   自己株式の増減の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:千株)

 

2018年9月30日に

終了した6カ月間

 

2019年9月30日に

終了した6カ月間

期首残高

11,162

 

46,827

期中増加 (注1)

1

 

28,618

期中減少 (注2)

△600

 

△56,873

期末残高

10,563

 

18,572

 

 

 

 

 

 

(注1)2019年9月30日に終了した6カ月間において、2019年2月6日開催の取締役会決議に基づく自己株式の取得により、自己株式数が19,044千株(取得価格215,931百万円)増加しました。また、2019年5月9日開催の取締役会決議に基づき、2019年6月28日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行ったことにより、自己株式数が9,573千株増加しました。

 

(注2)2019年5月30日開催の取締役会決議に基づき、2019年6月10日に自己株式55,753千株の消却を実施しました。この結果、利益剰余金および自己株式がそれぞれ558,136百万円減少しました。

 

(5) その他の包括利益累計額

   その他の包括利益累計額の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2019年3月31日

 

2019年9月30日

FVTOCIの資本性金融資産

6,661

 

5,702

FVTOCIの負債性金融資産

267

 

382

キャッシュ・フロー・ヘッジ

△45,791

 

△9,608

在外営業活動体の為替換算差額

329,131

 

△248,638

合計

290,268

 

△252,162

 

 

 

 

 

 

 

16.配当金

配当金支払額は、以下の通りです。

 

2018年9月30日に終了した6カ月間

決議

 

株式の種類

 

1株当たり
配当額
(円)

 

配当金の
総額
(百万円)

 

基準日

 

効力発生日

2018年6月20日

定時株主総会

 

普通株式

 

(注1)22

 

23,969

 

2018年3月31日

 

2018年6月21日

 

 

2019年9月30日に終了した6カ月間

決議

 

株式の種類

 

1株当たり
配当額
(円)

 

配当金の
総額
(百万円)

 

基準日

 

効力発生日

2019年6月19日

定時株主総会

 

普通株式

 

(注1)22

 

23,184

 

2019年3月31日

 

2019年6月20日

 

 

(注1)当社は、2019年6月28日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っています。1株当たり配当額は当該株式分割前の実績の配当金の額を記載しています。

 

(注2)配当の効力発生日が、2019年9月30日以後となる中間配当を下記の通り取締役会で決議しています。

決議

 

株式の種類

 

1株当たり
配当額
(円)

 

配当金の
総額
(百万円)

 

基準日

 

効力発生日

2019年10月16日

取締役会

 

普通株式

 

(注3)22

 

45,567

 

2019年9月30日

 

2019年12月9日

 

 

(注3)当社は、2019年6月28日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っています。1株当たり配当額は当該株式分割後の配当金の額を記載しています。

 

 

17.売上高

売上高の内訳は、以下の通りです。

 

(単位:百万円)

 

2018年9月30日に

終了した6カ月間

 

2019年9月30日に

終了した6カ月間

ソフトバンク事業

 

 

 

 通信

 

 

 

  コンシューマ

 

 

 

   通信サービス売上

 

 

 

    移動通信

792,769

 

835,737

    ブロードバンド

175,745

 

190,456

   物品等売上

307,991

 

297,377

  法人

299,229

 

308,850

 流通

172,299

 

226,042

 ヤフー

 

 

 

  広告

155,585

 

160,197

  ビジネス

192,369

 

210,533

  パーソナル

93,187

 

101,642

  その他

1,353

 

1,035

 その他

29,252

 

34,692

     小計

2,219,779

 

2,366,561

スプリント事業

 

 

 

 通信サービス売上

 

 

 

  ワイヤレス

1,147,564

 

1,098,606

  ワイヤライン

58,952

 

50,335

  その他

53,985

 

26,043

 物品等売上

209,573

 

199,909

 その他

271,515

 

292,709

     小計

1,741,589

 

1,667,602

アーム事業

 

 

 

 ライセンス収入

23,169

 

22,359

 ロイヤルティー収入

60,384

 

54,690

 その他

8,138

 

11,311

     小計

91,691

 

88,360

ブライトスター事業

 

 

 

 物品の販売

177,152

 

162,146

 サービスの提供

334,669

 

285,284

     小計

511,821

 

447,430

 

 

 

 

その他

88,973

 

81,771

     合計

4,653,853

 

4,651,724

 

 

上記の売上高には、IFRS第15号以外のその他の源泉(主に、スプリント事業におけるリース取引)から生じた収益が349,525百万円(2018年9月30日に終了した6カ月間は342,772百万円)含まれています。

 

18.子会社の支配喪失に伴う利益

2018年6月26日に、当社の英国子会社であるArm Limitedは、中国における同社の半導体テクノロジーIP事業を合弁で行うことを目的として、同社の中国完全子会社であるArm Technology (China) Co., Ltd.(以下「Arm China」)の持分の51%を、845百万米ドルで複数の機関投資家およびアームの顧客ならびにその代理会社へ売却しました。

この結果、Arm Chinaは当社の子会社に該当しないこととなり、新たに当社の持分法適用関連会社となりました。

本取引に基づき認識した子会社の支配喪失に伴う利益は176,261百万円です。

 

19.その他の営業損益

 その他の営業損益の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

ソフトバンク事業

 

 

 

企業結合に伴う再測定による利益

3,751

 

-

その他

△81

 

-

スプリント事業

 

 

 

固定資産の処分損失(注1)

△37,960

 

△50,579

固定資産の減損損失(注2)

-

 

△22,725

取引解約損益

7,606

 

1,507

有利なリース契約取崩額

△3,810

 

-

その他

972

 

△1,349

その他

 

 

 

フォートレスにおける持分法による投資損益

△1,574

 

2,889

合計

△31,096

 

△70,257

 

 

 

 

 

 

(注1)2019年9月30日に終了した6カ月間において、契約期間満了前に解約されたリース契約に係るリース携帯端末について、顧客からスプリントへ未返却のため生じた損失50,579百万円(2018年9月30日に終了した6カ月間は30,365百万円)を認識しました。

 

(注2)2019年9月30日に終了した6カ月間において、スプリントが同社の本社(建物および土地など)についてセール・アンド・リースバック契約を締結したことに伴い、当該資産を売却コスト控除後の公正価値で測定し、帳簿価額を下回ったため減損損失を22,725百万円認識しました。公正価値は当該取引における売却価額を基礎としており、公正価値ヒエラルキーのレベル3に区分されます。なお、当該資産の売却は2019年7月9日に完了し、同日よりリース契約を開始しています。

 

20.財務費用

財務費用の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

支払利息

△322,342

 

△303,538

 

 

 

 

 

 

21.持分法による投資損益

2019年9月30日に終了した6カ月間

当社は、アリババとの契約などにより、同社の報告期間を統一することが実務上不可能であるため、報告期間が3カ月相違した同社の連結財務諸表に持分法を適用しています。またアリババが公表した当該期間差における重要な取引または事象については、必要な調整を行っています。

アリババは、Ant Small and Micro Financial Services Group Co., Ltd (以下「Ant Financial」)などとの間で2014年に締結した契約(その後の変更を含む)に基づき、2019年9月に保有する知的財産の一部をAnt Financialおよびその子会社へ譲渡し、その対価をもってAnt Financialの新規発行株式(33%の持分)を取得しました。これによりアリババは、Ant Financialおよびその子会社への当該知的財産の譲渡益と、Ant Financial株式の取得価額とAnt Financialの時価純資産のアリババ持分との差額(税効果影響控除後)の、合計692億中国元を利益として認識しました。

この取引について、当該期間差における重要な取引として必要な調整を行い、持分法による投資利益を277,175百万円計上しました。

 

 

22.デリバティブ関連損益

2018年9月30日に終了した6カ月間

アリババ株式先渡売買契約に含まれるカラー取引に関するデリバティブ関連利益を141,386百万円計上しました。詳細は「注記23.アリババ株式先渡売買決済益」をご参照ください。
 また、ソフトバンク・ビジョン・ファンドにおいて株式を活用した借入に係るデリバティブ関連損失を80,886百万円計上しました。

 

2019年9月30日に終了した6カ月間

当社100%子会社が保有するWeWorkのワラントの公正価値が下落したことにより、129,273百万円の損失を計上しました。

 

 

23.アリババ株式先渡売買決済益

当社の100%子会社であるWest Raptor Holdings, LLC(以下「WRH LLC」)が2016年6月にMandatory Exchangeable Trust(以下「Trust」)との間で締結したTrustへのアリババ株式の売却に係る先渡売買契約が、2019年6月3日に、アリババ株式73,240,200株(2019年3月31日現在のアリババの議決権数の2.8%に相当)の受け渡しにより決済されました。これに伴い、2019年9月30日に終了した6カ月間において、アリババ株式先渡売買決済益を1,218,527百万円計上しました。

なお、当該先渡売買契約に基づき、WRH LLCは保有するアリババ株式をTrustへ担保として提供していましたが、決済に伴い担保契約は終了しました。担保に供していたアリババ株式は、2019年3月31日における連結財政状態計算書上、売却目的保有に分類された資産に224,201百万円、持分法で会計処理されている投資に39,256百万円含まれています。

 

当該先渡売買契約の詳細は以下の通りです。

WRH LLCは、2016年6月10日、Trustとの間で、当該先渡売買契約を締結し、売却代金の前受けとして578,436百万円(54億米ドル)を受領しました。

一方、Trustは、当該先渡売買契約に基づき決済時にWRH LLCより将来引き渡される予定のアリババ株式を活用し、アリババの米国預託株式(以下「アリババADS」)へ強制転換される他社株強制転換証券(Mandatory Exchangeable Trust Securities 以下「Trust Securities」)を総額66億米ドル発行しました。

WRH LLCがTrustより受領した54億米ドルは、Trust Securitiesの発行総額66億米ドルから、TrustがTrust Securitiesの購入者への利払いに備えた米国債の購入金額およびTrust Securitiesの発行のために必要な諸経費を除いた金額です。

当該先渡売買契約に基づくアリババ株式の決済は、Trust Securitiesの転換日(2019年6月3日)において、1証券当たり一定数のアリババADS(当該時点におけるアリババADSの取引価格を参照して決定)に転換され、当該先渡売買契約で受け渡されたアリババ株式の数はこのアリババADSの数に基づき決定されます。決済株数にはキャップおよびフロアの設定があり、当該先渡売買契約はカラー取引の組込デリバティブを含む混合金融商品です。

当社は当該先渡売買契約について主契約と組込デリバティブに分離して会計処理を行い、578,436百万円の入金に対し、当初認識額として株式先渡契約金融負債を674,023百万円、デリバティブ資産を95,587百万円計上しました。当初認識後は、株式先渡契約金融負債は償却原価で測定し、組込デリバティブは公正価値により測定していました。

 

<本取引の概略図>


 

24.FVTPLの金融商品から生じる損益

2019年9月30日に終了した6カ月間

当社100%子会社が保有するWeWork株式の公正価値が下落したことにより、374,675百万円の損失を計上しました。

なお、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが保有するWeWork株式の評価損益は、要約四半期連結損益計算書上「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」に含まれています。

 

25.その他の営業外損益

その他の営業外損益の内訳は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

持分変動利益(注1)

30,214

 

28,611

受取利息

15,200

 

22,815

持分法適用除外に伴う再測定益(注2)

89,209

 

-

社債償還損

△14,538

 

-

その他

△3,166

 

4,223

合計

116,919

 

55,649

 

 

 

 

 

 

(注1)主に、アリババにおいてストックオプションの権利行使により、当社のアリババに対する持分が変動したことに伴い発生した利益です。

 

(注2)当社の持分法適用関連会社であるインドネシアのPT Tokopediaについて、2018年9月に当社の議決権の一部の行使を他の株主に委任する契約を締結しました。これにより、当社がPT Tokopediaに対し行使できる議決権数が減少し重要な影響力がなくなったことから、同社を持分法適用関連会社から除外し、当社が同社に対し引き続き保有する資本持分を持分法適用除外日の公正価値で再測定したことによる利益89,209百万円を計上しました。
なお、2018年12月31日に終了した3カ月間において、同社に対する投資の全てが、当社からソフトバンク・ビジョン・ファンドへ移管されています。

 

26.1株当たり純利益

9月30日に終了した6カ月間

(1)基本的1株当たり純利益

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

親会社の普通株主に帰属する純利益(百万円)

 

 

 

 親会社の所有者に帰属する純利益

840,103

 

421,552

 親会社の普通株主に帰属しない金額(注2)

△16,133

 

△15,169

 基本的1株当たり純利益の算定に用いる純利益

823,970

 

406,383

 

 

 

 

 

 

 

 

発行済普通株式の加重平均株式数(千株)

2,179,182

 

2,076,941

 

 

 

 

基本的1株当たり純利益(円)

378.11

 

195.66

  

  

 

  

 

 

(2)希薄化後1株当たり純利益

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

希薄化後の普通株主に帰属する純利益(百万円)

 

 

 

基本的1株当たり純利益の算定に用いる純利益

823,970

 

406,383

子会社および関連会社の潜在株式に係る利益調整額

△2,816

 

△10,326

 合計

821,154

 

396,057

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり純利益の算定に用いる普通株式の

加重平均株式数(千株)

 

 

 

 発行済普通株式の加重平均株式数

2,179,182

 

2,076,941

 調整

 

 

 

 新株予約権

3,979

 

4,264

 合計

2,183,161

 

2,081,205

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり純利益(円)

376.13

 

190.30

 

 

 

 

 

 

 

(注1)2019年6月28日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っています。2019年3月31日に終了した1年間の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、「基本的1株当たり純利益」および「希薄化後1株当たり純利益」を算定しています。

 

(注2)親会社の普通株主に帰属しない金額はその他の資本性金融商品の所有者の持分相当額です。

 

 

 

9月30日に終了した3カ月間

 

(1)基本的1株当たり純利益

 

2018年9月30日に
終了した3カ月間

 

2019年9月30日に
終了した3カ月間

親会社の普通株主に帰属する純利益(百万円)

 

 

 

 親会社の所有者に帰属する純利益

526,416

 

△700,167

 親会社の普通株主に帰属しない金額(注2)

△9,192

 

△7,662

 基本的1株当たり純利益の算定に用いる純利益

517,224

 

△707,829

 

 

 

 

 

 

 

 

発行済普通株式の加重平均株式数(千株)

2,179,366

 

2,070,882

 

 

 

 

基本的1株当たり純利益(円)

237.33

 

△341.80

  

  

 

  

 

 

(2)希薄化後1株当たり純利益

 

2018年9月30日に
終了した3カ月間

 

2019年9月30日に
終了した3カ月間

希薄化後の普通株主に帰属する純利益(百万円)

 

 

 

基本的1株当たり純利益の算定に用いる純利益

517,224

 

△707,829

子会社および関連会社の潜在株式に係る利益調整額

△1,904

 

△7,012

 合計

515,320

 

△714,841

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり純利益の算定に用いる普通株式の

加重平均株式数(千株)

 

 

 

 発行済普通株式の加重平均株式数

2,179,366

 

2,070,882

 調整

 

 

 

 新株予約権(注3)

4,693

 

-

 合計

2,184,059

 

2,070,882

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり純利益(円)

235.95

 

△345.19

 

 

 

 

 

 

 

(注1)2019年6月28日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っています。2019年3月31日に終了した1年間の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、「基本的1株当たり純利益」および「希薄化後1株当たり純利益」を算定しています。

 

(注2)親会社の普通株主に帰属しない金額はその他の資本性金融商品の所有者の持分相当額です。

 

(注3)2019年9月30日に終了した3カ月間において、新株予約権は逆希薄化効果を有するため「希薄化後1株当たり純利益」の算定に含めていません。

 

 

27.要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書の補足情報

(1)有形固定資産及び無形資産の取得による支出の範囲

「有形固定資産及び無形資産の取得による支出」は、要約四半期連結財政状態計算書上の「その他の非流動資産」に含まれる長期前払費用の取得による支出を含みます。

 

(2)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資損益(△は益)

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの投資損益の詳細は、「注記6.ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業(1)要約四半期連結損益計算書に含まれるソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業の損益」をご参照ください。

 

(3)法人所得税の支払額および還付額

2018年9月30日に終了した6カ月間

グループ会社間の配当に係る源泉所得税の還付額87,094百万円が「法人所得税の還付額」に含まれています。

 

2019年9月30日に終了した6カ月間

グループ会社間の配当に係る源泉所得税の納付額449,542百万円、ソフトバンクグループジャパン㈱において主に201812月のソフトバンク株式売出し時の株式売却益から発生した法人税の納付額321,290百万円、およびヤフー㈱が行った自己株式の公開買付けで発生したソフトバンクグループジャパン㈱のヤフー株式売却のみなし配当に対する法人税の納付額78,801百万円が「法人所得税の支払額」に含まれています。

また、グループ会社間の配当に係る源泉所得税の還付額422,648百万円が「法人所得税の還付額」に含まれています。

 

(4)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家に対する分配額・返還額

2018年9月30日に終了した6カ月間

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家に対する分配額および返還額は、それぞれ△198,310百万円、△195,897百万円です。

 

2019年9月30日に終了した6カ月間

ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家に対する分配額および返還額は、それぞれ△138,379百万円、△478,311百万円です。詳細は「注記6.ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業(2)ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドにおける外部投資家持分」をご参照ください。

 

(5)重要な非資金取引

重要な非資金取引(現金及び現金同等物を使用しない投資および財務取引)は、以下の通りです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

2018年9月30日に
終了した6カ月間

 

2019年9月30日に
終了した6カ月間

顧客に貸与するリース携帯端末の棚卸資産から有形固定資産への振替

248,479

 

243,526

リース取引に係る使用権資産の増加

-

 

148,472

 

 

 上記のほかに、2019年6月3日に、アリババ株式先渡売買契約で認識していた1年内決済予定の株式先渡契約金融負債715,044百万円およびデリバティブ金融負債(流動負債)474,468百万円を、保有するアリババ株式で決済しました。詳細は「注記23.アリババ株式先渡売買決済益」をご参照ください。

 

 

28.偶発事象

(訴訟)

a.  2019年4月22日、スプリントの株主を名乗る者が、ニューヨーク州南部連邦地方裁判所において、スプリント及び同社執行役員2名に対し株主代表訴訟を提起しました(Meneses et al. v. Sprint Corporation et al.(以下「Meneses訴訟」))。また、2019年6月5日、これとは別のスプリントの株主を名乗る者が、ニューヨーク州南部連邦地方裁判所において、スプリント及び同社執行役員2名に対し、株主代表訴訟を提起しました(Soloman v. Sprint Corporation et al.(以下「Soloman訴訟」))。Meneses訴訟及びSoloman訴訟の原告は、スプリント及び当該同社執行役員2名が、ポストペイド加入者数の純増分に関する虚偽の発表をしたことにより、証券取引所法の10(b)及び20(a)並びに同規則10b-5に違反したと主張し、損害及び合理的な弁護士費用の賠償を求めています。スプリントは、当該訴訟には根拠がないと考えています。なお、2019年6月24日、Meneses訴訟は自発的に取り下げられました。

 

b.  2019年9月、スプリントは米国連邦通信委員会(FCC)に対して、ライフライン・プログラム(米国における電話利用及び通信サービスに関する低所得者向け補助金制度)に関するスプリントの利用規約の利用要件を満たしていない通信契約者についても月々の補助金を請求していたことを通知しました。スプリントは、アシュアランス・ワイヤレスというブランドのもと、ユニバーサルサービス基金からの利用料還付の対象となりうるライフライン・プログラムの適格通信契約者に対してサービスを提供しています。2016年、米国連邦通信委員会(FCC)はライフライン・プログラムを変更しましたが、これによりスプリントは、条件を満たす通信契約者による利用の認定方法を更新することが必要となりました。2017年7月、必要な変更に対応するため、条件を満たす通信契約者による利用の確認に使用するスプリントのシステムを更新した際、このシステムにおいて不注意によるプログラミングの問題が発生しました。スプリントは、ライフライン・プログラムにおけるスプリントの利用適格要件を満たしていない通信契約者についても月々の補助金を請求していました。スプリントは、かかる問題を認識した際、即時に調査を行い、米国連邦通信委員会(FCC)及び適切な州規制当局に対して積極的に認識した問題を提起しました。スプリントは、システムの機能を修正し、変更の影響を評価しました。本件により、スプリントは罰金及び違約金を支払うことになる可能性があります。また、連邦及び州政府に対して、システムの問題の結果として誤って受け取った補助金の返還を約束しており、2019年9月30日に終了した3カ月間に、かかる返金の見積り額を計上しました。

 

 

29.追加情報

 スプリントのTモバイルとの合併について

2018年4月29日(米国東部時間)、スプリントとT-Mobile US, Inc.(以下「Tモバイル」)は、スプリントとTモバイルの全ての対価を株式とする合併による取引に関して最終的な合意に至りました。本取引における合併比率は、スプリント株式1株当たりTモバイル株式0.10256株(Tモバイル株式1株当たりスプリント株式9.75株)です。

本取引はスプリントとTモバイルの株主および規制当局の承認、その他の一般的なクロージング要件の充足を必要とします。

本取引実行後、統合後の会社は当社の持分法適用関連会社となり、スプリントは当社の子会社ではなくなる見込みです。

スプリントとTモバイルは、本取引に対する米国規制当局の承認を得るため、2018年5月24日に米国司法省(DOJ)に米国独占禁止法に係る届出書を提出しました。また、同年6月18日に米国連邦通信委員会(FCC)に合併承認申請書を提出し、同年7月18日に受理されました。同年12月17日に対米外国投資委員会(CFIUS:Committee on Foreign Investment in the United States)から承認を得ました。2019年7月26日に、米国司法省(DOJ)は、同省が提出した同意判決案の内容に服することを条件として、承認する旨の表明をしました。かかる米国司法省(DOJ)の措置に関連して、スプリントおよびTモバイルは、本取引のクロージングおよびその他の前提条件の成就を条件として、スプリントのプリペイド式ワイヤレス事業をDISH Network Corporationに売却することを合意しました。2019年11月5日に、米国連邦通信委員会(FCC)は、本取引の条件付き承認を表明しました。これにより、本取引の完了に必要なすべての連邦規制当局の承認を取得しました。また本取引では、承認が必要な19州の公益事業委員会(PUC: Public Utility Commissions)のうち18州から既に承認を得ており、カリフォルニア州のPUCからの承認を残すのみとなっています。また、特定の州とコロンビア特別地区の司法長官による本取引の完了を禁止する差し止め訴訟の解決を残しています。

 

(1)合併の目的

当社は、本取引により想定される大きなシナジーによる統合会社の価値の増大が当社の保有資産価値向上に貢献し、結果として当社の株主にとっての株式価値の向上につながると考えています。

当社は、統合後の会社(以下「新会社」)が、米国の移動通信、動画、ブロードバンド市場における変革の原動力となり、コストの低減とともに規模の経済性を確保することにより、米国の消費者や企業に、より手ごろな価格、高い品質、比類の無い価値やさらなる競争をもたらすと考えています。

 

(2)本取引の概要

本取引は、2件の連続し、かつ関連する合併を伴う株式を対価とする取引として実行されます。

 

a.合併

 

スプリントおよびTモバイルの株主による承認ならびに規制当局の承認、その他の本取引の実行前提条件が充足または放棄された後、Starburst I, Inc.とGalaxy Investment Holdings, Inc.は、それぞれ、Tモバイルが直接保有する米国子会社であるHuron Merger Sub LLC(以下「TモバイルMerger Co.」)との間で同社を存続会社とする吸収合併(以下、総称して「第一合併」)を行います。

第一合併の直後、TモバイルMerger Co.が直接保有する米国子会社であるSuperior Merger Sub Corp.(以下「TモバイルMerger Sub」)は、スプリントとの間で同社を存続会社とする吸収合併(以下、第一合併と総称して「本合併取引」)を行います。

本合併取引の結果として、以下の通りとなります。

・スプリントは、新会社が間接的に保有する完全子会社となります。

・当社は新会社の普通株式の約27.4%(完全希薄化ベース)を間接的に保有します。

・スプリントの普通株式を購入する権利(スプリントの従業員株式購入プランに基づくものを除きます。)は、新会社の普通株式を購入する権利に転換されます。

 

b.本取引実行後

 

本取引実行後、新会社の普通株式は、Deutsche Telekom AG(以下「ドイツテレコム」)が約41.7%、当社が約27.4%、一般株主が約30.9%をそれぞれ保有する予定です(各割合は完全希薄化ベースの概数であり、間接保有分を含みます。)。

新会社の取締役会は、14名の取締役からなり、内9名はドイツテレコムによる指名、4名は当社による指名となる予定です。

一定の除外事由の適用を受ける場合を除き、①当社およびその支配する関係会社が直接的または間接的に保有する新会社の株式については、ドイツテレコムに対して、議決権行使に係る指図権(当社が直接または間接的に保有する新会社の議決権について、ドイツテレコムが当社にその行使内容/方法を指図する権利)が付与されているほか、一定の譲渡制限およびドイツテレコムのための先買権が付されており、②ドイツテレコムおよびその支配する関係会社が直接的または間接的に保有する新会社の株式については、当社のための先買権および一定の譲渡制限が付されています。さらに、当社およびドイツテレコム(それぞれの一定の関係会社を含みます。)は、それぞれ、新会社株式の保有割合が合意された一定の基準を下回るまで、一定の競業制限に服します。

 

(3)新会社の概要

 a.社名

T-Mobile US, Inc.

 b.所在地

米国ワシントン州ベルビュー(本店所在地)

米国カンザス州オーバーランドパーク (従たる本店所在地)

 c.代表者の役職・氏名

Chief Executive Officer

John Legere

 d.事業内容

通信事業

 e.大株主および持株比率

  (概算)(注)

ドイツテレコム  41.7%

当社   27.4%

 

(注)当社によるワラント行使に係る潜在株式数を含めた株式数(間接保有分を含む。)を基に算出(完全希薄化ベース)

 

(4)本合併取引の前後における当社所有株式の状況(注1)

 a.本合併取引前のスプリントの所有株式数

 (2018年4月25日現在)

3,445,374,483株

(議決権の数: 3,445,374,483個)

(議決権所有割合: 83.0%)

 b.本合併取引後の新会社の所有株式数(注2)

353,357,607株

(議決権の数: 353,357,607個)(注3)

(議決権所有割合: 27.4%)

 

(注1)間接保有分を含む株式数(ワラント行使に係る潜在株式数を含みます。)を基に算出

(注2)間接保有分を含む株式数(ワラント行使に係る潜在株式数を含みます。)を基に算出(完全希薄化ベース)

(注3)当該議決権の行使に係る指図権がドイツテレコムに付与されています。

 

30.後発事象

(当社からWeWorkへの資金コミットメントについて)

当社からWeWorkへの資金コミットメントについて2019年10月22日(米国東部時間)、当社とWeWorkは、当社がWeWorkに対し資金コミットメントを行うことについて合意しました。これには以下が含まれています。

 

(1)既存資金コミットメントの実行:当社が2020年4月に実行を予定していた15億米ドル分のワラント(資金コミットメント)について、1株当たり11.60米ドルで実行(2019年10月30日に実行済み)。

(2)公開買付け:当社以外の全株主を対象に、1株当たり19.19米ドルで最大30億米ドル相当の公開買付けを実施。2019年12月末までに実施見込みだが、完了には規制当局の承認やその他の前提条件の充足が必要。

(3)新規負債:担保付シニア債券11億米ドル、無担保債券22億米ドル、レターオブクレジットファシリティー17億5千万米ドルから成る。公開買付け完了後に実施見込み。

(4)合弁会社株式の交換:日本以外の地域のWeWorkの合弁会社においてソフトバンク・ビジョン・ファンドが保有する全株式を、1株当たり11.60米ドルでWeWork株式に交換。

 

なお、本取引完了および株式公開買付け後、当社のWeWork株式に対する経済的持分比率(完全希薄化後)は最大80%となる予定ですが、WeWorkの定款の規定および株主間契約により、当社はWeWorkのいずれの株主総会および取締役会においても議決権の過半数を保有せず同社を支配できないため、同社は当社の子会社とはなりません。WeWorkは当社の関連会社となる予定です。

また、WeWorkに対しては、当社100%子会社およびソフトバンク・ビジョン・ファンドから出資しています。当社100%子会社からの出資分については、保有する株式の性質に応じて、持分法で会計処理、または純損益を通じて公正価値で測定する方法で会計処理を行い、それぞれ「持分法による投資損益」、「FVTPLの金融商品から生じる損益」に計上します。一方、ソフトバンク・ビジョン・ファンドからの出資分については、これまで通りWeWork株式を公正価値で測定し、その公正価値の変動を「ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業利益」に計上します。

 

 

31.要約四半期連結財務諸表の承認

本要約四半期連結財務諸表は、2019年11月8日に当社代表取締役会長 兼 社長 孫 正義によって承認されています。