第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀による金融・経済政策等を背景に一部では企業収益や雇用情勢が改善するものの、輸入原材料価格の高騰による消費者物価の上昇、税及び社会保険料の負担増による個人消費マインドの減退傾向や、原油価格の下落等による不安定な世界経済などの影響を受け、本格的な安定成長を実感するまでには至っておらず、引き続き先行き不透明な状況で推移しております。

 このような状況の下、当社グループでは「改革へのチャレンジ」の年度スローガンに基づき、みやげ事業を中心に販路拡大策の実施や社内業務の改善に取り組んでまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は9,026百万円(前年同四半期比0.6%減)、営業利益は350百万円(前年同四半期比204.9%増)、経常利益は317百万円(前年同四半期比286.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は212百万円(前年同四半期比853.5%増)となりました。

 

セグメント別業績は次のとおりであります。

①みやげ卸売事業

 みやげ卸売事業は、当社及び当社子会社により地域の特色を生かした商品開発と当社開発のオリジナル商品群の提案による販路拡大を進めてまいりました。夏季・秋季の大型連休には北陸新幹線の金沢延伸に伴う同沿線近隣の一部観光地への入込客が増加したものの全体的には前期並みとなった結果、売上高は5,375百万円(前年同四半期比1.0%減)となり、営業利益は販売費及び一般管理費の一部削減もあり345百万円(前年同四半期比37.9%増)となりました。

②みやげ小売事業

 みやげ小売事業は、4・5月に開催された善光寺御開帳により「善光寺旬粋店」の売上が大幅に伸びたこと、またその他の観光地でも夏季・秋季の大型連休に入込客が増加しておりましたが、2015年3月を以って閉鎖した「海老名旬粋店」の影響もあり、売上高は1,343百万円(前年同四半期比1.0%減)、営業利益は販売費及び一般管理費の一部削減もあり105百万円(前年同四半期19百万円の営業損失)となりました。

③みやげ製造事業

 みやげ製造事業は、当社や各地の当社子会社及び各観光地の取引先の地域性を活かしたオリジナル商品の開発と提案により受注増加に結びつき、それに対応した積極的な生産活動に努めてまいりました。2015年2月より販売を開始した長野県産の素材にこだわった「りんごのささやき」は引き続き好評を得ております。また長野県外への販売機能を機動的に行うため、当第3四半期より当社グループ外への販売を再開いたしました。その結果、当社グループ外への売上高は51百万円となり、営業利益は43百万円(前年同四半期2百万円の営業損失)となりました。

④温浴施設事業

 温浴施設事業は、各種イベントを積極的に企画・実施し、接客・サービスのレベルアップに努め、各施設においてリピーターの増加に努めた結果来場者数が増加し、売上高は1,260百万円(前年同四半期比2.3%増)となり、営業利益は燃料価格の一部低下等により16百万円(前年同四半期20百万円の営業損失)となりました。

⑤不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業は、長野市内の「ショッピングタウンあおぞら」のテナント管理を中心に営んでおります。これらの賃料収入については、一部テナントの退店により81百万円(前年同四半期比3.4%減)となり、営業利益については一部建物において修繕費が発生したことにより28百万円(前年同四半期比5.3%減)となりました。

⑥アウトドア用品事業

 アウトドア用品事業は、シーズンに合わせたユーザー参加型のイベントの企画・開催によりお客様ニーズの発掘と購買意欲を喚起してまいりました。アウトドア用品の売上は引き続き好調でしたが、2015年3月を以って閉鎖した長野市内の「バンバン川中島店」の影響もあり、売上高は477百万円(前年同四半期比5.8%減)となり、営業利益は販売費及び一般管理費の減少により23百万円(前年同四半期比6.9%増)となりました。

⑦その他事業

 その他事業は、長野市内においてギフト店等の運営が含まれますが、受注が伸びず売上高は437百万円(前年同四半期比7.5%減)、営業利益は18百万円(前年同四半期比56.1%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)
 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は3,102百万円となり、前連結会計年度末に比べ565百万円(22.3%)増加いたしました。これは主に現金及び預金が278百万円、商品及び製品が175百万円、受取手形及び売掛金が123百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は3,876百万円となり、前連結会計年度末に比べ262百万円(6.3%)減少いたしました。これは主に有形固定資産が134百万円、投資その他の資産が105百万円それぞれ減少したことによるものであります。
 この結果、総資産は、6,979百万円となり、前連結会計年度末に比べ302百万円(4.5%)増加いたしました。
(負債)
 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は3,236百万円となり、前連結会計年度末に比べ354百万円(9.9%)減少いたしました。これは主に短期借入金が401百万円減少したことによるものであります。固定負債は2,126百万円となり、前連結会計年度末に比べ447百万円(26.7%)増加いたしました。これは主に長期借入金が449百万円増加したことによるものであります。
 この結果、負債合計は、5,362百万円となり、前連結会計年度末に比べ93百万円(1.8%)増加いたしました。
(純資産)
 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,616百万円となり、前連結会計年度末に比べ209百万円(14.9%)増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益212百万円によるものであります。
 この結果、自己資本比率は23.2%(前連結会計年度末は21.1%)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。