(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和政策を背景に、緩やかな回復基調が続きましたが、株式市場の低迷や円高の進行による企業収益の改善ペースの鈍化により、先行き不透明な状況となっております。さらに、個人消費においても実質所得の伸び悩みや節約志向の継続から低調に推移いたしました。
このような状況の下、当社グループでは「一人一人が知恵と力を尽くし、一歩前進する」を年度スローガンとし、みやげ事業を中心に販路拡大策の実施や社内業務の改善に取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,615百万円(前年同四半期比10.1%減)、営業利益は37百万円(前年同四半期比4.0%増)、経常利益は28百万円(前年同四半期比9.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は特別損失(投資有価証券評価損)の計上の影響により12百万円(前年同四半期比6.9%減)となりました。
セグメント業績は次のとおりであります。
①みやげ卸売事業
みやげ卸売事業は、当社及び当社子会社により地域の特色を生かした商品開発と当社開発のオリジナル商品群の提案による販路拡大を進めてまいりましたが、受注の減少により売上高は1,547百万円(前年同四半期比8.1%減)となりました。営業利益は販売費及び一般管理費の一部削減もあり89百万円(前年同四半期比45.0%増)となりました。
②みやげ小売事業
みやげ小売事業は、昨年4・5月に開催された長野市の善光寺御開帳にて売上が大幅に伸びた「善光寺旬粋店」における前年度の反動及び全般的に販売額が減少したことにより売上高は287百万円(前年同四半期比41.5%減)となり、営業損失は4百万円(前年同四半期は55百万円の営業利益)となりました。
③みやげ製造事業
みやげ製造事業は、当社や各地の当社子会社及び各観光地の取引先の地域性を活かしたオリジナル商品の開発と提案による積極的な生産活動に努めてまいりましたが受注が伸びず、特に前年度の善光寺御開帳関連商品分が大幅に減少しました。売上高につきましては、長野県外への販売機能を機動的に行うために前年第3四半期よりみやげ卸売部門から当みやげ製造部門へ移管したことにより44百万円が発生しましたが、営業損失は7百万円(前年同四半期は15百万円の営業利益)となりました。
④温浴施設事業
温浴施設事業は、各種イベントを積極的に企画・情報発信・実施すると同時に、接客・サービスのレベルアップ及び各施設においてリピーターの増加に努めた結果、売上高は398百万円(前年同四半期比3.2%増)となり、営業利益については一部原価の低減等により4百万円(前年同四半期は23百万円の営業損失)となりました。
⑤不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、長野市内の「ショッピングタウンあおぞら」のテナント管理を中心に営んでおります。これらの賃料収入は26百万円(前年同四半期比0.7%減)となり、営業利益は修繕費等の大幅な減少により6百万円(前年同四半期比62.2%増)となりました。
⑥アウトドア用品事業
アウトドア用品事業は、シーズンに合わせたユーザー参加型のイベントの企画・開催によりお客様ニーズの発掘と購買意欲を喚起してまいりました。またユーザーに合わせた各種情報の収集とSNS等による情報発信を積極的に行った結果、売上高は169百万円(前年同四半期比0.7%減)となりましたが、営業利益は販売費及び一般管理費の削減により16百万円(前年同四半期比67.0%増)となりました。
⑦その他事業
その他事業は、長野市内においてギフト店等の運営が含まれ、催事・イベント等販売活動を積極的に推進してまいりましたが、売上高は141百万円(前年同四半期比5.4%減)となり、営業利益は粗利率の低下等により2百万円(前年同四半期比37.2%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は3,014百万円となり、前連結会計年度末に比べ220百万円(7.9%)増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が77百万円、商品及び製品が102百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は3,740百万円となり、前連結会計年度末に比べ47百万円(1.3%)減少いたしました。これは主に有形固定資産が12百万円、投資その他の資産が35百万円それぞれ減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、6,754百万円となり、前連結会計年度末に比べ172百万円(2.6%)増加いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は3,070百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円(1.8%)減少いたしました。これは主に未払法人税等が64百万円減少したことによるものであります。固定負債は2,126百万円となり、前連結会計年度末に比べ209百万円(10.9%)増加いたしました。これは主に長期借入金が214百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、5,196百万円となり、前連結会計年度末に比べ151百万円(3.0%)増加いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,558百万円となり、前連結会計年度末に比べ21百万円(1.4%)増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益12百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は23.1%(前連結会計年度末は23.4%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
特記すべき事項はありません。