第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策を背景に、一部では企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調が続いておりますが、米国大統領選挙以降の動向、中国をはじめとした新興国経済の減速などによる不安定な世界経済などの影響を受け、先行き不透明感が強まっております。また、個人消費の拡大に対する期待感はあるものの、税及び社会保険料の負担増による実質所得の伸び悩みや節約志向の継続から個人消費マインドは減退傾向にあり、本格的な安定成長を実感するまでには至っておらず、当社グループを取り巻く環境は厳しい状況で推移しました。

 このような状況の下、当社グループでは「一人一人が知恵と力を尽くし、一歩前進する」を年度スローガンとし、みやげ事業を中心に販路拡大策の実施や社内業務の改善に取り組んでまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は8,428百万円(前年同四半期比6.6%減)、営業利益は315百万円(前年同四半期比10.1%減)、経常利益は288百万円(前年同四半期比9.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は190百万円(前年同四半期比10.3%減)となりました。

 

セグメント別業績は次のとおりであります。

①みやげ卸売事業

 みやげ卸売事業は、当社及び当社子会社により地域の特色を生かした商品開発と当社開発のオリジナル商品群の提案による販路拡大を進めてまいりましたが、受注の減少により売上高は5,033百万円(前年同四半期比6.4%減)となり、営業利益は330百万円(前年同四半期比4.5%減)となりました。

②みやげ小売事業

 みやげ小売事業は、昨年4・5月に開催された長野市の善光寺御開帳にて売上が大幅に伸びた「善光寺旬粋店」の前年度の反動及び秋季・年末における入込客の減少が影響し、売上高は995百万円(前年同四半期比25.9%減)となり、営業利益は22百万円(前年同四半期比78.3%減)となりました。

③みやげ製造事業

 みやげ製造事業は、当社や各地の当社子会社及び各観光地の取引先の地域性を活かしたオリジナル商品の開発と提案による積極的な生産活動に努めてまいりましたが受注が伸びず、特に前年度の善光寺御開帳関連商品分が大幅に減少しましたが、長野県外への販売機能を機動的に行うために前年第3四半期よりみやげ卸売部門から当みやげ製造部門へ移管したことによる売上高は175百万円(前年同四半期比242.2%増)、営業利益は18百万円(前年同四半期比56.4%減)となりました。

④温浴施設事業

 温浴施設事業は、各種イベントを積極的に企画・情報発信・実施すると同時に、接客・サービスのレベルアップ並びに各施設においてリピーターの増加に努めた結果、売上高は1,264百万円(前年同四半期比0.3%増)となり、営業利益は一部原価の低減により54百万円(前年同四半期比227.1%増)となりました。

⑤不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業は、長野市内の「ショッピングタウンあおぞら」のテナント管理を中心に営んでおります。これらの賃料収入は81百万円(前年同四半期比0.1%減)となり、営業利益は修繕費の大幅な減少により35百万円(前年同四半期比25.0%増)となりました。

⑥アウトドア用品事業

 アウトドア用品事業は、シーズンに合わせたユーザー参加型のイベントの企画・開催によりお客様ニーズの発掘と購買意欲を喚起してまいりました。またユーザーに合わせた各種情報の収集とSNS等による情報発信を積極的に行いましたが、売上高は466百万円(前年同四半期比2.4%減)となり、営業利益は販売費及び一般管理費の減少により24百万円(前年同四半期比2.4%増)となりました。

⑦その他事業

 その他事業は、長野市内においてギフト店等の運営が含まれ、催事・イベント等販売活動を積極的に推進してまいりましたが、売上高は413百万円(前年同四半期比5.5%減)となり、営業利益は販売費及び一般管理費の減少により35百万円(前年同四半期比90.1%増)となりました。

(2)財政状態の分析

(資産)
 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,516百万円となり、前連結会計年度末に比べ277百万円(9.9%)減少いたしました。これは主に現金及び預金が608百万円の減少、商品及び製品が204百万円、受取手形及び売掛金が138百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は3,602百万円となり、前連結会計年度末に比べ185百万円(4.9%)減少いたしました。これは主に有形固定資産が107百万円、投資その他の資産が76百万円それぞれ減少したことによるものであります。
 この結果、総資産は6,119百万円となり、前連結会計年度末に比べ462百万円(7.0%)減少いたしました。
(負債)
 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,606百万円となり、前連結会計年度末に比べ521百万円(16.7%)減少いたしました。これは主に短期借入金が633百万円の減少、支払手形及び買掛金が196百万円増加したことによるものであります。固定負債は1,781百万円となり、前連結会計年度末に比べ135百万円(7.1%)減少いたしました。これは主に長期借入金が132百万円減少したことによるものであります。
 この結果、負債合計は4,388百万円となり、前連結会計年度末に比べ657百万円(13.0%)減少いたしました。
(純資産)
 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,731百万円となり、前連結会計年度末に比べ194百万円(12.6%)増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益190百万円によるものであります。
 この結果、自己資本比率は28.3%(前連結会計年度末は23.4%)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。