第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策等の効果もあり、設備投資の増加をはじめ企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調が続いておりますが、米国の今後の政策の影響や北朝鮮情勢を巡る地政学的リスクの高まり等、未だに先行き不透明感が強まっております。また、個人消費の拡大に対する期待感はあるものの、節約志向の継続から個人消費の伸びに力強さを欠き、本格的な安定成長を実感するまでには至っておらず、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しい状況で推移しております。

 このような状況の下、当社グループでは「チーム力を高め、最大の成果を生み出そう」を年度スローガンとし、みやげ事業を中心に販路拡大策の実施や社内業務の改善に取り組んでまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は8,369百万円(前年同四半期比0.7%減)、営業利益は293百万円(前年同四半期比6.9%減)、経常利益は281百万円(前年同四半期比2.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は199百万円(前年同四半期比5.0%増)となりました。

 

セグメント別業績は次のとおりであります。

①みやげ卸売事業

 みやげ卸売事業は、当社及び当社子会社により地域の特色を生かした商品開発と当社開発のオリジナル商品群の提案による販路拡大を進めてまいりましたが、相次いだ台風の影響等もあり一部観光地において客数の減少も見られ、この結果売上高は4,997百万円(前年同四半期比0.7%減)となりました。営業利益は販売費及び一般管理費の削減により349百万円(前年同四半期比5.9%増)となりました。

②みやげ小売事業

 みやげ小売事業は、一部店舗において入込客の減少に伴う売上高の減少が見られましたが、昨年3月下旬に鎌倉駅ビル内に出店した「鎌倉旬粋」及び昨年9月中旬にイオンモール松本内に出店した「ハートメモリー信州」の売上が寄与した結果、売上高は1,043百万円(前年同四半期比4.9%増)となり、営業利益は売上高増加が影響したことにより23百万円(前年同四半期比4.1%増)となりました。

③みやげ製造事業

 みやげ製造事業は、当社や各地の当社子会社及び各観光地の取引先の地域性を活かしたオリジナル商品の開発と提案による積極的な生産活動に努めてまいりました。この結果、売上高は176百万円(前年同四半期比0.9%増)となり、営業利益は当社子会社への売上増が影響したことと販売費及び一般管理費の削減により51百万円(前年同四半期比172.5%増)となりました。

④温浴施設事業

 温浴施設事業は、各種イベントを積極的に企画・情報発信・実施すると同時に、接客・サービスのレベルアップ及び各施設においてリピーターの増加に努めてまいりましたが、来場者数並びに客単価が減少したことにより、売上高は1,221百万円(前年同四半期比3.3%減)となり、営業利益は売上高減少と一部原価の価格上昇が影響し26百万円(前年同四半期比51.3%減)となりました。

⑤不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業は、長野市内の「ショッピングタウンあおぞら」のテナント管理を中心に営んでおります。これらの賃料収入は81百万円(前年同四半期比1.1%増)となり、営業利益は減価償却費の増加もあり33百万円(前年同四半期比4.6%減)となりました。

⑥アウトドア用品事業

 アウトドア用品事業は、シーズンに合わせたユーザー参加型のイベントの企画・開催によりお客様ニーズの発掘と購買意欲を喚起してまいりました。またユーザーに合わせた各種情報の収集とSNS等による情報発信を積極的に行ってまいりましたが、天候不順による客数、販売数の減少により、売上高は449百万円(前年同四半期比3.5%減)となり、営業利益は販売費及び一般管理費の減少により27百万円(前年同四半期比13.5%増)となりました。

⑦その他事業

 その他事業は、長野県内におけるギフト店、飲食店、和洋菓子直売店等の運営が含まれ、催事・イベント等販売活動を積極的に推進してまいりましたが、売上高は397百万円(前年同四半期比3.9%減)となり、営業利益は売上高の減少が影響したことにより29百万円(前年同四半期比18.2%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)
 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,182百万円となり、前連結会計年度末に比べ5百万円(0.2%)増加いたしました。これは主に現金及び預金が379百万円減少したものの、商品及び製品が224百万円、受取手形及び売掛金が184百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は3,661百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円(0.1%)減少いたしました。これは主に無形固定資産が112百万円増加したものの、有形固定資産が50百万円、投資その他の資産が63百万円それぞれ減少したことによるものであります。
 この結果、総資産は5,843百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円(0.1%)増加いたしました。
(負債)
 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は2,314百万円となり、前連結会計年度末に比べ93百万円(3.9%)減少いたしました。これは主に短期借入金が388百万円の減少、支払手形及び買掛金が220百万円増加したことによるものであります。固定負債は1,665百万円となり、前連結会計年度末に比べ91百万円(5.2%)減少いたしました。これは主に社債が100百万円減少したことによるものであります。
 この結果、負債合計は3,980百万円となり、前連結会計年度末に比べ184百万円(4.4%)減少いたしました。
(純資産)
 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,862百万円となり、前連結会計年度末に比べ187百万円(11.2%)増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益199百万円によるものであります。
 この結果、自己資本比率は31.9%(前連結会計年度末は28.7%)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。