第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調が続いておりますが、海外では中国の景気減速、米中通商問題の動向、英国の欧州連合離脱問題の影響など、未だに先行き不透明感が強まっております。また、個人消費の拡大に対する期待感はあるものの、実質所得の伸び悩みと節約志向の継続から個人消費に力強さを欠き、本格的な安定成長を実感するまでには至っておらず、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しい状況で推移しております。

 このような状況の下、当社グループでは「新たな価値創造へのチャレンジ」を年度スローガンとし、みやげ事業を中心に販路拡大策の実施や社内業務の改善に取り組んでまいりました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,690百万円(前年同四半期比5.8%増)、営業利益は28百万円(前年同四半期比64.7%増)、経常利益は27百万円(前年同四半期比69.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16百万円(前年同四半期比11.3%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①みやげ卸売事業

 みやげ卸売事業は、当社及び当社子会社により地域の特色を活かした商品開発と当社開発のオリジナル商品群の提案による販路拡大を進めてまいりました。また、大型連休の影響が寄与した結果、売上高は1,687百万円(前年同四半期比9.2%増)となり、営業利益は109百万円(前年同四半期比19.7%増)となりました。

②みやげ小売事業

 みやげ小売事業は、新規出店と大型連休による入込客の増加が見られましたが、契約期間満了に伴う一部店舗の退店の影響もあり、売上高は275百万円(前年同四半期比5.5%減)となり、営業損失は9百万円(前年同四半期は13百万円の営業損失)となりました。

③みやげ製造事業

 みやげ製造事業は、当社や各地の当社子会社及び各観光地の取引先の地域性を活かしたオリジナル商品の開発と提案による積極的な生産活動に努めてまいりました。この結果、売上高は54百万円(前年同四半期比19.5%増)となり、営業利益は14百万円(前年同四半期比107.5%増)となりました。

④温浴施設事業

 温浴施設事業は、各種イベントの企画・情報発信・実施と共に、接客・サービスのレベルアップ及び各施設においてリピーターの増加に努めてまいりましたが、客単価の減少と事業譲渡を踏まえた一部販促活動の自粛により、売上高は356百万円(前年同四半期比3.9%減)となり、営業損失は売上高の減少と一部原価の価格上昇により50百万円(前年同四半期は11百万円の営業損失)となりました。

⑤不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業は、長野市内の「ショッピングタウンあおぞら」のテナント管理を中心に営んでおります。これらの賃料収入は26百万円(前年同四半期比0.4%増)となり、営業利益は一般管理費の減少により12百万円(前年同四半期比10.1%増)となりました。

⑥アウトドア用品事業

 アウトドア用品事業は、ライトアウトドア分野の充実を図り、女性客・ビギナーキャンパーの新規取り込みに努め購買意欲を喚起すると同時に、ユーザーに合わせた各種情報の収集とSNS等による情報発信を積極的に行ってまいりました。また、各種展示会における受注が好調に伸び、この結果売上高は175百万円(前年同四半期比11.3%増)となり、営業利益は18百万円(前年同四半期比43.7%増)となりました。

⑦その他事業

 その他事業は、長野県内におけるギフト店、飲食店、和洋菓子直売店等の運営が含まれ、催事・イベント等販売活動を積極的に推進してまいりました。この結果売上高は113百万円(前年同四半期比9.7%増)となり、営業利益は1百万円(前年同四半期比227.6%増)となりました。

(2)財政状態の分析

(資産)
 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は2,146百万円となり、前連結会計年度末に比べ392百万円(22.4%)増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が163百万円、商品及び製品が121百万円、現金及び預金が112百万円、それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は3,518百万円となり、前連結会計年度末に比べ3百万円(0.1%)増加いたしました。これは主に投資その他の資産が5百万円増加したことによるものであります。
 この結果、総資産は、5,665百万円となり、前連結会計年度末に比べ395百万円(7.5%)増加いたしました。
(負債)
 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は2,313百万円となり、前連結会計年度末に比べ491百万円(27.0%)増加いたしました。これは主に短期借入金が354百万円、支払手形及び買掛金が79百万円、それぞれ増加したことによるものであります。固定負債は1,378百万円となり、前連結会計年度末に比べ102百万円(6.9%)減少いたしました。これは主に長期借入金が105百万円減少したことによるものであります。
 この結果、負債合計は、3,692百万円となり、前連結会計年度末に比べ388百万円(11.8%)増加いたしました。
(純資産)
 当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は1,973百万円となり、前連結会計年度末に比べ6百万円(0.3%)増加いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金が9百万円増加したことによるものであります。
 この結果、自己資本比率は34.8%(前連結会計年度末は37.3%)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(5)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当社は、2019年4月24日開催の取締役会において、株式会社極楽湯ホールディングスに対して、当社の温浴施設事業の一部を譲渡することを決議し、同日付けで事業譲渡に関する基本合意書を締結いたしました。その後協議の結果、本件事業譲渡に関して最終合意に至り、2019年5月30日付で事業譲渡契約を締結いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。