第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調が続いておりますが台風、雪不足といった自然環境の変化が国内の経済環境に大きな影響を及ぼしたほか、海外では中国の景気減速、米中通商問題の動向、英国の欧州連合離脱問題、日韓関係の悪化の影響など、未だに先行き不透明感が強まっております。また、個人消費の拡大に対する期待感はあるものの、消費増税に伴う買い控えや実質所得の伸び悩みと節約志向の継続から個人消費に力強さを欠き、本格的な安定成長を実感するまでには至っておらず、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しい状況で推移しております。

 このような状況の下、当社グループでは「新たな価値創造へのチャレンジ」を年度スローガンとし、みやげ事業を中心に販路拡大策の実施や社内業務の改善に取り組んでまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は7,623百万円(前年同四半期比8.8%減)、営業利益は255百万円(前年同四半期比23.3%減)、経常利益は254百万円(前年同四半期比23.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は212百万円(前年同四半期比8.4%減)となりました。

 

セグメント別業績は次のとおりであります。

①みやげ卸売事業

 みやげ卸売事業は、当社及び当社子会社により地域の特色を活かした商品開発と当社開発のオリジナル商品群の提案による販路拡大を進めてまいりました。この結果、売上高は5,176百万円(前年同四半期比1.4%増)となりましたが、営業利益は370百万円(前年同四半期比1.1%減)となりました。

②みやげ小売事業

 みやげ小売事業は、新規出店による売上増加が見られましたが、契約期間満了に伴う一部店舗の退店の影響もあり、売上高は869百万円(前年同四半期比14.5%減)となり、営業損失は5百万円(前年同四半期は8百万円の営業利益)となりました。

③みやげ製造事業

 みやげ製造事業は、当社や各地の当社子会社及び各観光地の取引先の地域性を活かしたオリジナル商品の開発と提案による積極的な生産活動に努めてまいりました。この結果、売上高は192百万円(前年同四半期比12.1%増)となり、営業利益は57百万円(前年同四半期比16.7%増)となりました。

④温浴施設事業

 温浴施設事業は、既存店において各種イベントの企画・情報発信・実施と共に、接客・サービスのレベルアップ及びリピーターの増加に努めてまいりましたが、昨年7月における長野県外5施設の事業譲渡による店舗数減少により、売上高は477百万円(前年同四半期比60.4%減)となり、営業損失は77百万円(前年同四半期は15百万円の営業利益)となりました。

⑤不動産賃貸事業

 不動産賃貸事業は、長野市内の「ショッピングタウンあおぞら」のテナント管理を中心に営んでおります。これらの賃料収入は80百万円(前年同四半期比1.1%増)となり、営業利益は35百万円(前年同四半期比5.8%増)となりました。

⑥アウトドア用品事業

 アウトドア用品事業は、ライトアウトドア分野の充実を図り、女性客・ビギナーキャンパーの新規取り込みに努め購買意欲を喚起すると同時に、ユーザーに合わせた各種情報の収集とSNS等による情報発信を積極的に行ってまいりました。また、各種展示会における受注が好調に伸び、この結果売上高は493百万円(前年同四半期比8.4%増)となり、営業利益は52百万円(前年同四半期比30.6%増)となりました。

⑦その他事業

 その他事業は、主に長野県内におけるギフト店、飲食店、和洋菓子直売店等の運営が含まれ、催事・イベント等販売活動を積極的に推進してまいりました。この結果売上高は332百万円(前年同四半期比3.3%増)となりましたが、営業利益は昨年8月下旬に新潟県妙高市の道の駅あらい内に開店した「そばどころ 弐枚目」の出店経費が影響し9百万円(前年同四半期比47.0%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)
 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,308百万円となり、前連結会計年度末に比べ554百万円(31.6%)増加いたしました。これは主に現金及び預金が18百万円減少したものの、商品及び製品が201百万円、受取手形及び売掛金が393百万円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は2,569百万円となり、前連結会計年度末に比べ946百万円(26.9%)減少いたしました。これは主に有形固定資産が398百万円、投資その他の資産が511百万円それぞれ減少したことによるものであります。
 この結果、総資産は4,878百万円となり、前連結会計年度末に比べ391百万円(7.4%)減少いたしました。
(負債)
 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,696百万円となり、前連結会計年度末に比べ126百万円(6.9%)減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が450百万円増加したものの、短期借入金が443百万円、流動負債その他が90百万円、賞与引当金が35百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定負債は1,021百万円となり、前連結会計年度末に比べ458百万円(31.0%)減少いたしました。これは主に長期借入金が311百万円、資産除去債務が258百万円それぞれ減少したことによるものであります。
 この結果、負債合計は2,718百万円となり、前連結会計年度末に比べ585百万円(17.7%)減少いたしました。
(純資産)
 当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は2,160百万円となり、前連結会計年度末に比べ193百万円(9.9%)増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益212百万円によるものであります。
 この結果、自己資本比率は44.3%(前連結会計年度末は37.3%)となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 特記すべき事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。