当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当中間連結会計期間(2025年4月1日~2025年9月30日)におけるわが国経済は、世界的な人流の回復に伴い経済が正常化してまいりました。一方で国際的な情勢不安の長期化、アメリカの新政府移行後の関税問題を含む世界情勢の動きに加え、給与の上昇が大手企業に限られていることや、原油などのエネルギー資源や原材料価格、販売価格等の度重なる値上げ、円安の動向等は、生活コストの高止まりを招き依然として景気の先行きを大きく不透明にしております。
当社グループを取り巻く食品業界におきましては、外食産業、観光産業向けの需要は緩やかな回復の兆しがみられ、加えてECサイトやデリバリーサービスなど、非接触での販売・サービスが拡大しておりますが、物価上昇に伴う消費者の節約志向の高まりや人手不足、物流問題など、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような経営環境の下、不要な食品添加物を使わない自然食品専業企業として55年余の年月を積み重ねてきた歴史に信頼をいただいている当社グループは、第6次中期経営計画『新たな成長に向けた価値観の向上』(2023年4月1日~2026年3月31日まで)を作成しました。その最終年度となります当連結会計年度におきましては、2024年4月1日より施行された食品添加物の不使用表示に関するガイドラインを遵守し、環境に配慮したオーガニック商品や身体にやさしいプラントベース商品を消費者に分かりやすく販売し、当社グループブランド商品のファン作りに注力するとともに、限りある原材料を最大限に活用し、目標の営業利益額を達成するために役員・社員一丸となって取り組んでまいりました。
当中間連結会計期間における当社グループの商品品目別売上高の主な増減につきましては、「嗜好品・飲料」が、サイダー等の売上減があったものの、発酵飲料等の売上増により前年同期比47百万円増(10.3%増)の5億3百万円、「その他」が、虫よけスプレー等の売上減があったものの、浄水器等の売上増により前年同期比2百万円増(7.2%増)の36百万円となりました。しかしながら、「調味料」が、米粉カレールー等の売上増があったものの、容量を変更した主力商品のマヨネーズ等の売上減により前年同期比87百万円減(10.0%減)の7億91百万円、「油脂・乳製品」が、ココナッツオイル等の売上増があったものの、えごま油等の売上減により前年同期比16百万円減(7.3%減)の2億11百万円、「副食品」が、有機トマト缶等の売上増があったものの、らっきょう甘酢漬等の売上減により前年同期比8百万円減(1.5%減)の5億72百万円、「栄養補助食品」が、梅エキス等の売上増があったものの、ルイボス茶等の売上減により前年同期比4百万円減(6.7%減)の58百万円、「乾物・雑穀」が、リニューアルした有機プロティン等の売上増があったものの、はとむぎ粒等の売上減により前年同期比1百万円減(1.3%減)の1億23百万円となりました。
この結果、全体の売上高は、22億98百万円(前年同期比69百万円減、2.9%減)となり、売上総利益率25.1%と前年同期比0.2ポイント増となりました。販売費及び一般管理費は5億88百万円(前年同期比5百万円増、1.0%増)となり、営業損益につきましては、営業損失11百万円(前年同期は、営業利益6百万円)となり、経常損益につきましては、経常損失10百万円(前年同期は、経常利益9百万円)という結果にて終了しました。また親会社株主に帰属する中間純損益につきましては、固定資産(当期より使用しなくなった社宅)の売却により特別利益6百万円を計上したが、棚卸資産廃棄損による8百万円を計上したことにより、親会社株主に帰属する中間純損失13百万円(前年同期は、親会社株主に帰属する中間純損失3百万円)となりました。
品目別販売及び仕入実績の状況
当社グループの事業は単一セグメントであり、当中間連結会計期間の販売及び仕入実績をセグメントごと及び事業部門ごとに示すことができないため、品目別に示すと、次のとおりであります。
① 販売実績
|
品目別 |
前中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
主要商品 |
|||
|
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
前年同期比 |
||
|
油脂・乳製品 |
228,006 |
9.6 |
211,350 |
9.2 |
7.3%減 |
マーガリン・べに花油・えごま油・オリーブ油・ココナッツオイル・菜種油・原材料用サラダ油・ごま油、カメリナオイル |
|
調味料 |
879,782 |
37.2 |
791,926 |
34.4 |
10.0%減 |
醤油・味噌・砂糖・塩・酢・カレー・シチュー・マヨネーズ・ドレッシング・液体だし・顆粒だし・醗酵調味料・蜂蜜 |
|
嗜好品・飲料 |
456,435 |
19.3 |
503,447 |
21.9 |
10.3%増 |
菓子・野菜果汁飲料・お茶・ドライフルーツ・五穀茶・発酵飲料・ナッツ類・メイシーシリーズ(菓子)・豆乳・はちみつ製品 |
|
乾物・雑穀 |
125,266 |
5.3 |
123,659 |
5.4 |
1.3%減 |
小麦粉・パン粉・米・黒米・雑穀・鰹節・昆布・ひじき・蓮根粉・はとむぎ粒・餅きび・押麦・キヌア・切干大根・チアシード・炒り胡麻・もち麦・味付のり・干し桜えび・タピオカ粉末・おから・プロテイン |
|
副食品 |
581,346 |
24.5 |
572,633 |
24.9 |
1.5%減 |
ジャム・スープ・レトルト食品・麺類・缶詰・熟成発酵黒にんにく・パンケーキ粉・らっきょう甘酢漬・シリアル食品・みそ汁・お節お重商品・炊き込みごはんの素・五目ちらし寿司の素・かき揚げ(冷凍)・コンビーフ・ピーナッツスプレッド・蒲鉾 |
|
栄養補助食品 |
63,183 |
2.7 |
58,944 |
2.6 |
6.7%減 |
青汁・キダチアロエ・梅エキス・ミドリムシ・ハトムギ酵素・乳酸菌・天茶エキス・コラーゲン・碁石茶・生姜粉末・板藍根・ルイボス茶・ルテイン・モリンガ(ハーブ系青汁)・くま笹エキス・ビタミンC |
|
その他 |
33,625 |
1.4 |
36,038 |
1.6 |
7.2%増 |
トイレタリー・機械器具・化粧品・虫よけスプレー・歯磨き粉・ウイルス対策品など |
|
合 計 |
2,367,646 |
100.0 |
2,298,001 |
100.0 |
2.9%減 |
- |
② 仕入実績
|
品目別 |
前中間連結会計期間 (自 2024年4月1日 至 2024年9月30日) |
当中間連結会計期間 (自 2025年4月1日 至 2025年9月30日) |
|||
|
金額(千円) |
構成比(%) |
金額(千円) |
構成比(%) |
前年同期比 |
|
|
油脂・乳製品 |
191,297 |
10.5 |
185,797 |
10.7 |
2.9%減 |
|
調味料 |
652,539 |
35.6 |
592,441 |
34.1 |
9.2%減 |
|
嗜好品・飲料 |
374,594 |
20.5 |
391,039 |
22.5 |
4.4%増 |
|
乾物・雑穀 |
108,165 |
5.9 |
106,707 |
6.1 |
1.3%減 |
|
副食品 |
420,936 |
23.0 |
370,931 |
21.3 |
11.9%減 |
|
栄養補助食品 |
40,471 |
2.2 |
44,418 |
2.6 |
9.8%増 |
|
その他 |
42,334 |
2.3 |
46,563 |
2.7 |
10.0%増 |
|
合 計 |
1,830,341 |
100.0 |
1,737,900 |
100.0 |
5.1%減 |
(2) 財政状態の分析
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて2億5百万円増加し、25億2百万円となりました。この主な要因は、「現金及び預金」の2億20百万円増加などによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2百万円減少し、6億43百万円となりました。この主な要因は、「投資有価証券」の16百万円増加があったものの、有形固定資産の19百万円減少など(リース資産6百万円減少、土地6百万円減少など)によるものであります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて2億2百万円増加し、31億46百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて1億68百万円増加し、12億46百万円となりました。この主な要因は、「短期借入金」の1億64百万円増加などによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比べて50百万円増加し、7億55百万円となりました。この主な要因は、「退職給付に係る負債」の19百万円減少などがあったものの、「長期借入金」の70百万円増加などによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて2億19百万円増加し、20億2百万円となりました。
(純資産)
純資産は、前連結会計年度末に比べて16百万円減少し、11億44百万円となりました。この主な要因は、「その他有価証券評価差額金」の11百万円増加があったものの、「利益剰余金」の27百万円減少(親会社株主に帰属する中間純損失13百万円の計上、配当総額13百万円)によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、営業活動の結果0百万円、投資活動の結果1百万円及び財務活動の結果2億17百万円を得て、当中間連結会計期間末には12億30百万円(前年同期比1億20百万円増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に係るキャッシュ・フローは、棚卸資産の増加額31百万円、法人税等の支払額33百万円、税金等調整前中間純損失12百万円などにより一部相殺されたものの、売上債権の減少額53百万円、仕入債務の増加額46百万円などにより、獲得した資金は0百万円(前年同期は83百万円の使用)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に係るキャッシュ・フローは、保険積立金の積立による支出7百万円及び有形固定資産の取得による支出4百万円などにより一部相殺されたものの、固定資産の売却による収入16百万円などにより、獲得した資金は1百万円(前年同期比0百万円減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に係るキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出94百万円などにより一部相殺されたものの、長期借入れによる収入2億円及び短期借入金の純増額1億30百万円増により、獲得した資金は2億17百万円(前年同期比93百万円増)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループの対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、21百万円であります。
なお、当中間連結会計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。