第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
 

(1)  経営成績の分析

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により緊急事態宣言が発令され、個人消費の低下に大きな影響を及ぼしました。宣言の解除に伴い、景気の動向にはやや改善の傾向はみられるものの、輸出・生産・企業収益等すべて減速している状況となっております。

海外経済も感染症の世界的大流行の影響を受け、極めて厳しい状況にあります。感染症の動向や金融資本市場の変動等の影響により景気がさらに下振れするリスクがあり、極めて不透明な状況にあります。

自動車業界におきましては、小型・ハイブリッドの低燃費車並びに軽自動車が消費者からの根強い支持を集めておりますが、新車販売台数に関しましては新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり前年同期比で2割程度下回り、厳しい経営環境となっております。

このような市場環境の下、自動車用潤滑油の販売面では、当社の強みであり消費者の関心も高い環境配慮型の低粘度・省燃費プレミアムエンジンオイル、トランスミッションオイルの積極的な拡販に引き続き焦点を当て、環境への配慮を表す特色として「CO₂ニュートラル(※)」コンセプトも前面に出しながら、当社旗艦製品である「カストロール エッジ」、さらに「カストロール マグナテック」「カストロール トランスマックス」ブランドを中心に製品付加価値の訴求を行いました。3月に発売したトランスミッションフルード「カストロール トランスマックス ハイブリッド」に加え、4月に発売したカーケア製品「カストロールプロシリーズ」の新製品「水はじきプロ」のコンシューマー販売網に向けた拡販にも取り組みました。また、オイル交換時に手軽にエンジン内部を洗浄できるという特長を持つエンジンシャンプーを中心としたエンジンオイル関連製品の拡販にも継続して注力し、より多くの消費者との接点を築きつつ、eコマースサイトにおける弊社ロゴ入りグッズの販売を通じ、引き続きブランド価値の更なる向上にも取り組みました。

これらの結果、当第2四半期累計期間における当社の売上高は4,904百万円前年同四半期比18.7%減)、営業利益は905百万円前年同四半期比22.6%減)、経常利益は932百万円前年同四半期比21.1%減)、四半期純利益は632百万円前年同四半期比20.6%減)となりました。

なお、当社の事業は、潤滑油の販売並びにこれらに付帯する事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。

(※)CO₂ニュートラルとは、製品から排出されるCO₂のうち自らの活動だけでは削除できない分を、温室効果ガス排出削減プロジェクトへの投資活動を通じ相殺し、大気中に排出されるCO₂を実質ゼロにする取り組みです。

 

(2)  財政状態の分析

(流動資産)

当第2四半期会計期間末における流動資産の残高は、11,757百万円(前事業年度末は12,970百万円)となり、1,213百万円減少いたしました。これは、主に受取手形及び売掛金(966百万円の減少)及び短期貸付金(328百万円の減少)によるものです。(なお、貸付金の内容は、BPグループのインハウス・バンクを運営しているビーピー・インターナショナル・リミテッドに対するものであります。)

(固定資産)

当第2四半期会計期間末における固定資産の残高は、897百万円(前事業年度末は904百万円)となり、6百万円減少いたしました。これは、主に有形固定資産(18百万円の増加)及び投資その他の資産(24百万円の減少)によるものです。

 

(流動負債)

当第2四半期会計期間末における流動負債の残高は、1,907百万円(前事業年度末は2,832百万円)となり、925百万円減少いたしました。これは、主に買掛金(464百万円の減少)、未払金(365百万円の減少)及び未払法人税等(63百万円の減少)によるものです。

(固定負債)

当第2四半期会計期間末における固定負債の残高は、16百万円(前事業年度末は16百万円)となり、0百万円減少いたしました。

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産の残高は、10,730百万円(前事業年度末は11,025百万円)となり、294百万円減少いたしました。これは、主に利益剰余金が四半期純利益により632百万円増加し、剰余金の配当により918百万円減少したことによるものです。

 

(3)  キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,306百万円となり、前事業年度末より89百万円減少いたしました。

なお、当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、884百万円となりました。これは、主に税引前四半期純利益が932百万円、減価償却費の計上が50百万円であり、また売上債権の減少966百万円及びたな卸資産の減少115百万円により資金が増加した一方、仕入債務の減少464百万円、未払金の減少374百万円及び法人税等の支払い361百万円により資金が減少したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、57百万円となりました。これは、主に有形固定資産の取得による支出59百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、916百万円となりました。これは、配当金の支払いによるものであります。

 

(4)  資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社における運転資金需要の内、主なものは仕入や販売費及び一般管理費等の営業費用であり、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。

これらの資金需要は営業活動で生み出した自己資金で賄うこととしておりますが、必要に応じて資金調達を実施いたします。

 

(5)  経営方針・経営戦略等

当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(7)  研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、重要な契約等の決定又は締結等はありません。