第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大により、度重なる緊急事態宣言の発出やまん延防止等重点措置が適用され、経済活動の抑制や個人消費の低迷など、厳しい状況が続きました。一方で、ワクチン接種の進展等により新規感染者数は減少傾向に向かい、長期にわたる社会経済活動の制限は徐々に緩和され、各種政策の効果や海外経済の改善もあり、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、感染再拡大のリスクは解消されておらず、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 ペット業界におきましては、前年の新規飼育者の増加による需要拡大などの影響はあったものの、原材料価額の高騰による仕入価額の上昇、業界内の価格競争激化及び人件費や物流コストの上昇など、依然として厳しい環境が続いております。

 このような状況の下、ペットフード・ペット用品の卸売事業につきましては、2021年3月1日より4統括部体制から営業本部をヘッドクオーターとする本部制へ再編することで各統括部における責任と役割の明確化とともに意思決定と行動のスピードアップに取り組んでおります。

 また、ペットの専門知識や企画力の向上、お客様毎の経営環境に合わせた的確な提案実施を目的に人材への投資に積極的に取り組むと同時に、物流面に留まらないあらゆる面でのローコストオペレーションを継続し、利益改善に取り組んでまいります。

 一方、ペッツバリュー株式会社では、「ペットオーナーの悩みに寄り添えるお店」をコンセプトに店舗開発事業におけるサービスレベルの向上に注力した結果、管理店舗数は268店舗まで増加し、また、商品開発事業ではオリジナル商品の開発に注力するとともに既存商品の拡販に努めてまいりました。

 また、株式会社I&Iでは、お客様へのプロモーション戦略の強化並びに新たなチャネル開拓への取り組みなどにより、卸売事業の販売促進企画に注力してまいりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、698億9千1百万円(前年同期比8.5%増)となりました。また、物流コストなどの変動費の増加による販売費及び一般管理費の増加はあったものの、在庫管理の徹底による適正在庫での運用及び更なる効率化により、営業利益は2億7千7百万円(前年同期比40.9%増)となりました。

 経常利益は2億9千3百万円(前年同期比50.8%増)となり、また、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億6千9百万円(前年同期比17.7%増)となりました。

なお、当社グループは、ペット関連事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2) 財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ21億7千2百万円増加し、325億8千4百万円となりました。これは、主に現金及び預金が9億5百万円、未収入金が1億1百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が27億2千6百万円、商品が4億4千9百万円それぞれ増加したことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ20億9千5百万円増加し、235億6千4百万円となりました。これは、主に未払金が3億2千3百万円減少したものの、短期借入金が27億円増加したことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ7千7百万円増加し、90億2千万円となりました。これは、主に利益剰余金が4千8百万円増加したことによるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。