当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における国内経済は、政府による経済政策や日本銀行の金融政策により、企業業績や雇用情勢が穏やかに回復しているものの、世界的な保護主義傾向の広がりや東アジアにおける地政学リスクの影響により先行きは不透明な状態で推移しております。
医療・介護を取り巻く環境としましては、2017年度社会保障費の伸びを5,000億円増に抑制するべく、一部大型商品の薬価基準の見直しなどの施策を4月に実施いたしましたが、市場への影響は限定的であったと見られます。また来年4月の診療報酬と介護報酬の同時改定に向け、その議論が活発化し始めつつあるところであります。
このような状況のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)は、ヘルスケアウェア及び手術ウェアの順調な推移に加え患者ウェアが大幅な増収となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は過去最高を達成いたしました。
生産面におきましては、ここ数年来のトレンドである、国内外の生産拠点での人件費・加工賃の上昇という厳しい状況が依然として続いております。当第3四半期連結累計期間においては、従来のトレンドに加え、国内生産体制強化の一環での加工賃の引き上げ実施、円ドル為替相場での急激な円安進行などの原価上昇要因が、発生しました。それら上昇要因の発生があったものの、高付加価値商品の販売促進、国内生産から海外生産へのシフト化及び為替予約による為替変動の平準化により、売上高総利益率は、前年同期比1.1ポイントアップの47.7%となりました。
販売費及び一般管理費は、当第3四半期連結累計期間には外形標準課税額の増加があったものの、前年同期比0.5%増の21億19百万円に留まりました。なお、前第3四半期連結累計期間には当社100周年記念の一過性費用が含まれておりました。
営業外収支は、ドル建て預金の為替損益として、前第3四半期連結累計期間では40百万円の為替差損を計上しましたが、円安の進行により、当第3四半期連結累計期間は45百万円の為替差益を計上いたしました。
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高につきましては前年同期比4.4%増の134億49百万円、営業利益は前年同期比10.4%増の43億円、経常利益は前年同期比12.4%増の43億80百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比17.6%増の30億14百万円を計上いたしました。
当社グループの事業は、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億28百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。