第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに④を追加しました。なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

「④有事リスク 火災、停電、戦争、感染症の伝染等が発生した場合、当社グループの事業運営及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、これらリスクに備え、事業継続のための対策チームの設置など、従業員の安全の確保を行うとともに、医療現場で必要とされる当社グループ製品の安全供給のための体制を整備し、リスクの低減に努めております」

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

(経営成績)

 当第2四半期連結累計期間における国内経済は、企業業績や雇用・所得環境の改善などにより穏やかに回復しているものの、米中間の貿易摩擦や中国経済の減速、さらには新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念されるなど、景気の先行きは依然不透明な状況で推移しております。

 医療・介護を取り巻く環境としましては、前年10月に実施されました消費税増税に伴う診療報酬及び介護報酬の改定、また今年4月に予定されています隔年ごとの通常の診療報酬改定と極めて短い期間における矢継ぎ早の改定で、特に医療機関はその対応に追われるところでありました。

 また、年明けより大きな問題に発展しました新型コロナウイルス感染症問題では、医療機関はその対策において最も重要な拠点であり、日を追うごとに拡がる感染拡大の事態収拾に向け全力で対処している最中であります。

 このような環境の中、当第2四半期連結累計期間のメディカルウェア市場環境は、報酬改定に関しては概ね想定内の改定率であったことから影響は軽微であったと推察されるものの、急激に拡大した新型コロナウイルス感染症問題への対応により医療機関は混乱状況に陥り、納入予定に遅れが発生するなど市場環境はその影響を受けたものと考えられます。

 当社グループ(当社及び連結子会社)は、年明けまでは前年比プラスと順調に推移していたものの、新型コロナウイルス感染症問題の影響を受け、主力のヘルスケアウェアを中心に納入の遅れが発生、2月単月が大きく落ち込んだ結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比2.5%の減収となりました。

 売上高総利益率は、為替変動の激しい情勢にあって、比較的優位な為替先物予約ができた事や、海外生産比率の増加による原価低減を図れたことで改善効果があったものの、生地をはじめとする全般的な原材料の上昇や、国内での人件費上昇による原価上昇が響き、前年同期比0.3ポイントダウンの46.3%となりました。

 販売費及び一般管理費の前年同期では、一過性費用として役員退職慰労金制度廃止に伴う功労金発生などの特殊要因がありましたが、当第2四半期連結累計期間では特殊要因が発生していないこともあり、前年同期比3.3%減となりました。

 このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、7,051百万円(前年同期比2.5%減)、営業利益は1,739百万円(同3.2%減)、経常利益は1,793百万円(同2.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,236百万円(同2.1%減)を計上いたしました。

 

 当社グループの事業は、メディカルウェア等の製造・販売の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(財政状態)

a.資産

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は41,836百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,444百万円減少いたしました。流動資産合計は32,679百万円となり2,374百万円減少し、主な要因は、現金及び預金の減少2,937百万円、電子記録債権の減少630百万円、受取手形及び売掛金の増加449百万円、たな卸資産の増加741百万円等であります。固定資産合計は9,156百万円となり、70百万円減少いたしました。その内訳として有形固定資産は7,678百万円となり88百万円減少、無形固定資産は44百万円となり12百万円増加、投資その他の資産は1,433百万円となり6百万円増加いたしました。

b.負債

 当第2四半期連結会計期間末の負債合計は3,932百万円となり、前連結会計年度末に比べ626百万円減少いたしました。流動負債合計は2,818百万円となり675百万円減少し、主な要因は、未払法人税等の減少386百万円等であります。固定負債合計は1,114百万円となり、48百万円増加いたしました。

c.純資産

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は37,903百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,818百万円減少いたしました。主な要因は、配当の実施による1,995百万円の減少、自己株式の取得による1,031百万円の減少、親会社株主に帰属する四半期純利益1,236百万円の計上による増加等であります。

 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の89.7%から90.6%となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は5,020百万円となり、前連結会計年度末に比べ237百万円減少いたしました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は149百万円(前年同期は7百万円)となりました。

 主な要因は、税金等調整前四半期純利益1,793百万円(同1,833百万円)、売上債権の減少額39百万円前年同期は312百万円の増加)等による増加と、法人税等の支払額950百万円(同1,020百万円)、たな卸資産の増加額741百万円(同685百万円)等による減少であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果獲得した資金は2,631百万円(同1,717百万円)となりました。

 主な要因は、定期預金の預入に対する払戻の超過収入2,700百万円(同1,900百万円)等による増加、有形固定資産の取得による支出102百万円(同183百万円)等による減少であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は3,025百万円(同1,994百万円)となりました。

 これは、配当金の支払額1,994百万円(同1,994百万円)、自己株式の取得による支出1,031百万円(同0百万円)による減少であります

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません

 

(5)研究開発活動

 当第四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、84百万円であります。

 なお、当第四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

技術援助契約

 当第2四半期連結会計期間において更新した、経営上の重要な契約等は以下のとおりであります。

相手先

契約品目及び内容

契約発効日

契約期間

クラレトレーディング株式会社

カンサイ・オリジナルデザインの使用にかかわるホスピタルユニフォームの製造・販売に関する権利の許諾と、やまもと寛斎の氏名及び株式会社やまもと寛斎の所有する許諾商標をホスピタルユニフォームの分野において使用することの許諾に関する契約

1980年3月24日

自 1980年3月24日

至 1982年8月31日

(注)1

株式会社ディック・ブルーナ・ジャパン

「ミッフィー他 ディック・ブルーナ創作のイラストレーションを使用したヘルスケアユニフォーム」を商品化する権利に関するライセンス契約

2013年8月1日

自 2013年8月1日

至 2015年12月31日

(注)2

 

 

(注)1.2014年3月1日以降1年毎の契約を自動更新しております。

2.3年毎に更新し、現在は2019年1月1日から2021年12月31日までの契約を締結しております。