なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や日本銀行による金融緩和策などにより穏やかに回復基調であるものの、円高や株安の影響で設備投資は足踏み状態で推移しました。また、海外では、米国の利上げ観測や中国経済の減速懸念などにより、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような経済状況の中で、当社グル-プはビジネス環境の変化に対応するため体質を強化し、積極的な営業活動をしてまいりました。
この結果、前年同四半期と比べ、売上高は、226億40百万円と8億53百万円(3.9%)の増収、営業利益は、1億13百万円と20百万円(21.5%)の増益、経常利益は、1億42百万円と23百万円(20.0%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、74百万円と10百万円(17.0%)の増益となりました。
各セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
(化学工業薬品)
化学工業薬品は、主力であります電子部品産業がやや立ち直りを見せたことや国策によるジェネリック医薬品製造業が高稼働を維持したことなどにより前年同四半期を上回りました。また、同関連機器は、民間企業の設備投資が増加したことにより前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、全体で100億57百万円と2億47百万円(2.5%)の増収となりましたが、セグメント利益(売上総利益)は、競争激化の影響もあり、8億54百万円と25百万円(△3.0%)の減益となりました。
(臨床検査試薬)
臨床検査試薬は、需要増や検体検査項目の新規採用による増加などにより前年同四半期を上回りました。また、同関連機器は、新規納入分が計画通り進んだため前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、全体で97億76百万円と4億32百万円(4.6%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、利益率の改善により8億77百万円と50百万円(6.1%)の増益となりました。
(食品)
食品は、消費低迷の影響による生産調整などありましたが、前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、24億8百万円と1億66百万円(7.4%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、2億3百万円と13百万円(7.1%)の増益となりました。
(その他)
その他は、栽培面積の減少や農薬使用回数の削減など厳しい状況が続いておりますが、暖冬の影響で農薬の需要が早まり、早期納品となったため、前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、3億97百万円と5百万円(1.5%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、35百万円と5百万円(18.8%)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
資産・負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、4億7百万円減少し、134億86百万円となりました。また、負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、3億27百万円減少し、88億30百万円、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、79百万円減少し、46億56百万円となりました。主な内容は以下のとおりであります。
(資産)
資産の減少の主な要因は、現金及び預金が1億21百万円及び商品が1億63百万円増加したもの受取手形及び売掛金が4億27百万円及び投資有価証券が1億8百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債の減少の主な要因は、長期借入金と短期借入金が合わせて91百万円、リース債務が71百万円及び未払法人税等が61百万円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産の減少の主な要因は、その他有価証券評価差額金が72百万円減少したことによるものであります。