なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費は横ばいで推移したものの政府による経済政策や日本銀行による金融緩和策などにより企業収益や雇用情勢は改善がみられ、穏やかな回復基調となりました。一方、米国新政権の政策動向や新興国経済の停滞などにより、依然として先行き不透明な状況が続いておりました。
このような経済状況の中で、当社グル-プはビジネス環境の変化に対応するため体質を強化し、積極的な営業活動をしてまいりました。
この結果、前年同四半期と比べ、売上高は、232億27百万円と5億86百万円(2.6%)の増収、営業利益は、1億43百万円と29百万円(25.6%)の増益、経常利益は、1億76百万円と33百万円(23.7%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益等で1億4百万円と30百万円(41.0%)の増益となりました。
各セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
(化学工業薬品)
化学工業薬品は、主力であります電子部品産業が堅調に推移し、ジェネリック医薬品製造業も増産体制の準備を進めており、前年同四半期を上回りました。また、同関連機器は、大学への大型案件及び追加受注等があり前年同四半期を大幅に上回りました。この結果、売上高は、全体で111億29百万円と10億72百万円(10.7%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、8億99百万円と45百万円(5.3%)の増益となりました。
(臨床検査試薬)
臨床検査試薬は、前年同四半期に検体検査項目のスポット採用があったため前年同四半期を下回りました。また、同関連機器は、前年四半期に大型案件があったため前年同四半期を下回りました。この結果、売上高は、全体で92億26百万円と5億50百万円(△5.6%)の減収、セグメント利益(売上総利益)は、8億54百万円と22百万円(△2.6%)の減益となりました。
(食品)
食品は、円安による原料等の高騰や原料不足による製造量減少などありましたが、消耗品が増加し、前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、24億60百万円と51百万円(2.2%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、2億3百万円と0百万円(0.0%)のほぼ横ばいとなりました。
(その他)
その他は、栽培面積の減少や農薬使用回数の削減など厳しい状況が続いておりますが、りんご栽培農薬の増加などがあり、前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、4億10百万円と13百万円(3.3%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、利益率が向上したことにより39百万円と4百万円(12.7%)の増益となりました。
(2)財政状態の分析
資産・負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、8億23百万円増加し、140億57百万円となりました。また、負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、6億77百万円増加し、91億35百万円、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、1億46百万円増加し、49億21百万円となりました。主な内容は以下のとおりであります。
(資産)
資産の増加の主な要因は、現金及び預金が6億21百万円、商品が1億43百万円及び投資有価証券が1億70百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債の増加の主な要因は、支払手形及び買掛金が5億19百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産の増加の主な要因は、その他有価証券評価差額金が1億13百万円及び利益剰余金が34百万円増加したことによるものであります。