当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業収益の悪化や個人消費の減速などにより、景気は急激に縮小し、世界経済へ大きな影響を及ぼしました。経済活動は徐々に再開され、景気は緩やかに持ち直し始めたものの、緊急事態宣言の発令により、経済活動は再び停滞し、依然として先行き不透明な状況にあります。今後も国内外の新型コロナウイルス感染症の動向、国内景気への影響など、先行き不透明な状況が続いており、予断を許さない状況にあります。
このような経済状況の中で、当社グループは、ビジネス環境の変化に対応するため体質を強化し、積極的な営業活動をしてまいりました。
この結果、前年同四半期と比べ、売上高は、182億89百万円と29億69百万円(19.4%)の大幅増収、営業利益は、4億49百万円と3億6百万円(213.9%)の増益、経常利益は、4億66百万円と3億1百万円(182.5%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、3億23百万円と2億23百万円(221.2%)の増益となりました。
各セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。
(化学工業薬品)
化学工業薬品は、主力であります電子部品産業が堅調に推移し、前年同四半期を上回りました。また、同関連機器は、内閣府地方創生臨時交付金により分析機器の受注が増加したこともあり前年同四半期を大幅に上回りました。この結果、売上高は、全体で91億42百万円と14億8百万円(18.2%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、7億43百万円と1億1百万円(15.9%)の増益となりました。
(臨床検査試薬)
臨床検査試薬は、競争激化の影響もありましたが、新型コロナウイルス感染症関連の検査試薬の増加及び検体検査が増加傾向になってきたことなどにより、前年同四半期を大幅に上回りました。また、同関連機器は、新型コロナウイルス感染症関連の消耗品及び機器等が大幅に増加して、前年同四半期を大幅に上回りました。この結果、売上高は、全体で73億22百万円と15億2百万円(25.8%)の大幅増収、セグメント利益(売上総利益)は、7億2百万円と1億40百万円(25.0%)の増益となりました。
(食品)
食品は、原料不足による製造量減少などありましたが、消耗品が増加し、前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、16億90百万円と68百万円(4.2%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、1億30百万円と4百万円(3.6%)の増益となりました。
(その他)
その他は、精算方法の変更等の影響で、前年同四半期を下回りました。この結果、売上高は、1億34百万円と9百万円(△6.8%)の減収、セグメント利益(売上総利益)は、42百万円と△1百万円(△3.6%)の減益となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、21億60百万円増加し、167億46百万円となりました。また、負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、18億68百万円増加し、108億1百万円、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、2億91百万円増加し、59億45百万円となりました。主な内容は以下のとおりであります。
(資産)
資産の増加の主な要因は、受取手形及び売掛金が10億25百万円、現金及び預金が7億69百万円増加したことによるものであります。
(負債)
負債の増加の主な要因は、支払手形及び買掛金が19億35百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産の増加の主な要因は、自己株式の取得により68百万円減少したものの、利益剰余金が2億39百万円及びその他有価証券評価差額金が1億3百万円増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、7億69百万円増加し、14億99百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フロ-の状況は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、取得した資金は、10億5百万円(前年同四半期は、2億62百万円の取得)となりました。これは主に、売上債権の増加額が10億71百万円あったものの、仕入債務の増加額19億76百万円及び税金等調整前四半期純利益4億61百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は、0百万円(前年同四半期は、35百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が10百万円及び投資有価証券の取得による支出が10百万円あったものの、投資有価証券の売却による収入21百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は、2億35百万円(前年同四半期は、2億円の支出)となりました。これは主に、短期借入れによる収入が5億7百万円あったものの、短期借入金の返済による支出が5億54百万円及び配当金の支払額83百万円があったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。