第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、企業収益の悪化や個人消費の減速などありましたが、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進み感染状況も収束が見られ、景気は持ち直しに向かうものの、新たなオミクロン株により、状況は一変いたしました。今後も国内外の新型コロナウイルス感染症の動向、国内景気への影響やロシアによるウクライナ侵攻により世界で緊張が続くなど、先行き不透明な状況が続いており、予断を許さない状況にあります。

このような経済状況の中で、当社グループは、ビジネス環境の変化に対応するため体質を強化し、積極的な営業活動をしてまいりました。

この結果、前年同四半期と比べ、売上高は、191億94百万円と9億4百万円(前年同四半期比4.9%)の増収、営業利益は、5億51百万円と1億1百万円(前年同四半期比22.6%)の増益、経常利益は、5億72百万円と1億5百万円(前年同四半期比22.6%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、3億72百万円と48百万円(前年同四半期比15.0%)の増益となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により、当第2四半期連結累計期間の売上高は76百万円増加しております。

各セグメント別の経営成績は、以下のとおりであります。

(化学工業薬品)

化学工業薬品は、主力であります半導体を含むエレクトロニクス産業が引き続き堅調に推移し、前年同四半期を上回りました。また、同関連機器は、分析機器の受注が増加したこともあり前年同四半期を上回りました。この結果、売上高は、全体で96億64百万円と5億22百万円(前年同四半期比5.7%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、8億46百万円と1億3百万円(前年同四半期比13.9%)の増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は51百万円増加しております。

(臨床検査試薬)

臨床検査試薬は、競争激化の影響もありましたが、新型コロナウイルス感染症関連の検査試薬が増加したことなどにより、前年同四半期を上回りました。また、同関連機器は、収益認識会計基準等の適用により、前年同四半期を下回りました。この結果、売上高は、全体で77億76百万円と4億54百万円(前年同四半期比6.2%)の増収、セグメント利益(売上総利益)は、7億81百万円と78百万円(前年同四半期比11.2%)の増益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は24百万円増加しております。

(食品)

食品は、原料不足や新型コロナウイルス感染症による製造量減少などの影響により、前年同四半期を下回りました。この結果、売上高は、16億27百万円と62百万円(前年同四半期比△3.7%)の減収、セグメント利益(売上総利益)は、1億23百万円と7百万円(前年同四半期比△5.6%)の減益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は1百万円増加しております。

 

(その他)

その他は、花き、種苗等が減少したことにより、前年同四半期を下回りました。この結果、売上高は、1億24百万円と9百万円(前年同四半期比△6.8%)の減収、セグメント利益(売上総利益)は、リベートの減少もあり32百万円と10百万円(前年同四半期比△24.3%)の減益となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により、売上高は0百万円増加しております。

 

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ、6億20百万円増加し、167億49百万円となりました。また、負債につきましては、前連結会計年度末に比べ、4億65百万円増加し、103億12百万円、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ、1億55百万円増加し、64億36百万円となりました。主な内容は以下のとおりであります。

(資産)

資産の増加の主な要因は、投資有価証券が2億17百万円及び受取手形及び売掛金が1億33百万円減少したものの、現金及び預金が8億64百万円及び商品が2億45百万円増加したことによるものであります。

(負債)

負債の増加の主な要因は、支払手形及び買掛金が4億95百万円及び電子記録債務が1億7百万円増加したことによるものであります。

(純資産)

純資産の増加の主な要因は、その他有価証券評価差額金が1億40百万円減少したものの、利益剰余金が3億14百万円増加したことによるものであります。なお、収益認識会計基準等の適用により、利益剰余金は38百万円増加しております。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ、9億64百万円増加し、16億24百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、取得した資金は、9億83百万円(前年同四半期は、10億5百万円の取得)となりました。これは主に、棚卸資産の増加額2億45百万円があったものの、仕入債務の増加額6億16百万円及び税金等調整前四半期純利益5億46百万円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、取得した資金は、83百万円(前年同四半期は、△0百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出39百万円があったものの、定期預金の払戻による収入1億39百万円があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、支出した資金は、1億2百万円(前年同四半期は、2億35百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入れによる収入14億98百万円があったものの、短期借入金の返済による支出14億35百万円、配当金の支払額95百万円及び自己株式の取得による支出35百万円があったことによるものであります。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。