第3四半期連結累計期間における我が国経済は、政府による経済政策等を背景に、企業収益や雇用情勢に改善の動きが見られ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、中国をはじめとする新興国等の景気の下振れが懸念されるなど、先行きは不透明な状況にありました。
当社グループの営業基盤である南九州においては、昨年の消費税率引き上げや円安に伴う物価上昇等により、消費者の節約志向、低価格志向が根強く残る中で、業種・業態を超えた競争は一層激しさを増しており、依然として厳しい経営環境にありました。
このような状況の中で当社グループは、主力のエネルギー事業において、燃料油やLPガス等の販売における地域シェアの拡大に努めるとともに、全ての事業において、営業力の強化及びサービスの向上を図るための人材育成に加え、お客様ニーズを捉えた改装や売場の変更を積極的に実施するなど、収益力の強化に努めました。
以上の結果、エネルギー関連商品の販売価格が低下したこと等により当第3四半期連結累計期間の売上高は395億33百万円(前年同四半期比15.7%減)となりましたが、エネルギー関連商品の調達価格の下落等もあり、経常利益は9億19百万円(前年同四半期比27.3%増)となりました。しかしながら九州石油業厚生年金基金の解散に伴う損失見込額を、厚生年金基金解散損失引当金繰入額(特別損失)として2億67百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億17百万円(前年同四半期比6.3%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
「エネルギー」セグメントにつきましては、石油部門において、原油の価格変動に左右されない油外商品の拡販に努めるとともに、ENEOSカード等の新規会員獲得によるユーザーの囲い込みに加え、安値競争への対応や販促活動等による燃料油の増販に努めました。また、4月に他社より宮崎市内にあるSS1店舗の事業を譲受け、セルフ福島SSとしてオープンいたしました。
ガス部門においては、LPガス海上基地の稼働率アップや配送コストの削減に努めるとともに、ミスミフェア(合同展示会)の開催等による新規顧客の開拓に加え、訪問活動によるガス関連機器の提案やお客様との関係強化に取り組みました。また、販売網の拡大を目的として、鹿児島県肝属郡南大隅地区におけるLPガス需要家へのガス販売権を一部買取り、4月に「ミスミガス佐多店」を新設し、営業を開始いたしました。
その他、前連結会計年度から鹿児島県肝属郡南大隅町に建設を進めておりました「佐多辺塚小水力発電所」が完成し、11月より売電を開始いたしました。
以上の結果、売上高は原油価格やLPガス輸入価格の下落に伴い、エネルギー関連商品の販売価格が低下したこと等により300億22百万円(前年同四半期比19.3%減)となりましたが、エネルギー関連商品の調達価格の下落等もあり、セグメント利益(営業利益)は5億59百万円(前年同四半期比30.3%増)となりました。
「ライフスタイル」セグメントにつきましては、カルチャー部門において、映像レンタルの売上改善を図るため、Tカードやアプリ会員の獲得強化に努めるとともに、レンタルのセルフレジを新たに2店舗へ導入し、店舗運営の効率化を図りました。また、6月にはブックスミスミオプシア店の雑貨コーナーを「Jibun-Style」としてリニューアルし、他社との差別化を図りました。
自動車部門においては、展示会の実施や販促活動等による集客を図り、新車販売の増販に努めるとともに、タイヤ販売における新規取引先の開拓と売れ筋商品の販売に注力し、収益確保に努めました。また、収益の拡大を目的として、車検のコバック熊本小峯店を12月に熊本市内の幹線道路沿いに移転し、「車検のコバック熊本インター店」としてリニューアルオープンいたしました。
ホームライフ部門においては、家庭用太陽光発電システムの販売強化に加え、スマートハウスの構造見学会や完成見学会を定期的に実施し集客を図るなど、新規受注獲得に努めました。
以上の結果、売上高は需要縮小や競合他社との競争等の影響を受けて53億76百万円(前年同四半期比5.4%減)となりましたが、セグメント利益(営業利益)は2億9百万円(前年同四半期比5.9%増)となりました。
「フード&ビバレッジ」セグメントにつきましては、外食部門において、店舗イメージの向上等を目的として、6月にKFC2店舗を改装するとともに、新商品の販売やキャンペーンの連続投入による収益改善を図りました。また、全業態において、食材・衛生管理の徹底と、店舗オペレーションの強化を図り、心のこもったサービスを実践することで、お客様満足度の向上に努めました。
ミネラルウォーター部門においては、営業活動の見直しによる、営業効率の向上に努めるとともに、ショッピングサイト内の店舗リニューアルや新規オンラインモールでの販売を本格稼働させるなど、ネット販売における宅配件数のシェア拡大を図りました。
以上の結果、売上高は41億34百万円(前年同四半期比3.5%増)、セグメント利益(営業利益)は3億67百万円(前年同四半期比7.9%増)となりました。
(上記金額には、消費税等は含まれておりません。)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4億56百万円増加し、356億10百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金や商品及び製品が減少した一方、現金及び預金の増加並びに土地の取得等により有形固定資産が増加したこと等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べて1億21百万円増加し、200億97百万円となりました。これは主に、未払法人税等が減少した一方、九州石油業厚生年金基金の解散に伴う損失見込額を、厚生年金基金解散損失引当金として負債に計上したことにより増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べて3億35百万円増加し、155億12百万円となりました。これは主に、利益剰余金やその他有価証券評価差額金が増加したことによるものであります。