第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1) 会社の経営の基本方針

当社グループは、「お客様第一主義」・「時代のニーズを的確に捉えた経営」をモットーに、生活関連商品の販売とサービスの提供を通じて、地域に根ざした経営を行うことで社会に貢献することを経営の基本方針としております。

 

(2) 目標とする経営指標

当社グループは、健全性の高い経営と収益性の向上を経営目標とし、自己資本比率及び自己資本利益率を最も重視する経営指標に掲げ、効率的な事業運営を図り、安定した経営基盤の確立を目指してまいります。

 

(3) 中長期的な会社の経営戦略

当社グループは、経営方針であるお客様第一主義を徹底するとともに、お客様の多様なニーズに応えるため、日々進化し続ける企業を目指してまいります。
 そこで、エネルギーを中心とした卸、小売事業の取扱商品を一層拡充させるとともに、お客様に心より満足していただける魅力のある地域一番店づくりに努めてまいります。
 一方で、店舗及び事務部門におけるローコストオペレーションを徹底するとともに、グループ全体での経営資源の効率的運用と相乗効果を図り、他社との差別化を進めていくことで収益力の向上に努めてまいります。

 

(4) 会社の対処すべき課題

今後の対処すべき課題といたしましては、当社グループの主力商品である燃料油やLPガスの需要は、少子高齢化や人口減少の影響に加え、環境意識の高まりから省エネルギーや次世代エネルギーの導入が推進されるなど、低炭素社会への移行が進み、構造的な需要の減少が続くものと予想されます。また、電力や都市ガスの小売市場の全面自由化に伴う新たな市場競争に加え、その他の商品の販売においても、消費マーケットの縮小やインターネット販売の拡大など、競合各社との競争は、ますます激化するものと思われます。
 そのような状況の中で当社グループは、主力のエネルギー事業において、営業力の強化による燃料油やLPガス等の販売シェアの拡大に努めるとともに、エネルギー供給会社ならではの視点とノウハウを活用し、様々な商品・サービスの提供を通して、お客様との関係性や信頼性の強化に努めてまいります。加えて、LPガスの検針自動化と配送業務の効率化等を目的とした「クラウド版集中監視システム」の導入を本格的に開始し、IoTを利用した様々なサービスを提供することで、顧客満足度の向上も図ってまいります。また、その他事業においても、新規出店や既存店のリニューアルを積極的に行うとともに、接客・サービスの更なる向上を図り、競争力のある地域一番店づくりに努めてまいります。さらに、①販売網の再編、②コスト競争力の強化、③キャッシュ・フロー重視の経営、④人材の確保・育成を継続的に伸展させることが肝要であると考え、これらの目的を達成するため以下のように取組んでまいります。

① 販売網の再編につきましては、販売競争は価格面や新サービスの提供等、今後更に激しさを増していくことが予想されます。このため当社グループでは収益性の改善度合いに焦点をあてた、事業拠点のスクラップアンドビルドを推し進め、収益力の向上に努めてまいります。

② コスト競争力につきましては、セルフSSへ移行することによる人件費抑制や、LPガスの集中監視システムを導入し、自動検針による人件費の抑制や軒先在庫のガス残量の明確化による配送業務の効率化を図ってまいります。また、外食店舗については、エリアごとの効率性を重視した店舗政策を実施するため、店舗網の見直しを進めてまいります。なお、書籍等の店舗については、地域一番店づくりに向け、店舗ごとに商品構成の最適化を図り、効率的な店舗運営を目指してまいります。

③ キャッシュ・フロー重視の経営につきましては、短期間での投下資本の回収を出店条件とし、外食事業の出店や量的拡大の見込めるSSのセルフ化等を推進しております。また、原則的に賃借物件による出店を行うことで初期投資を抑制してまいります。

 

④ 人材の確保・育成につきましては、将来の事業拡大に備え、人材の確保と育成が急務となっております。目標管理制度の見直し、教育システムの構築、人事諸制度の充実を図り、従業員のモチベーションの向上に取り組み、優れた人材の確保に努めてまいります。さらに、働き方改革を推進し、働きやすい職場環境の整備を図るなど、活力と魅力ある職場づくりに努めてまいります。

 

2 【事業等のリスク】

① 財政状態と資金調達について

当社グループは事業拡大に伴う効率的な資金調達の手段として、金融機関からの借入金による資金調達を積極的に活用してまいりました。このため借入金総額の自己資本に比した割合は高い水準にあります。しかし、一方では、営業債権のサイト短縮、掛売りのないリテールの強化とともに、新規出店を賃借物件で行うなど、財務体質の良化に努めてまいりました。

しかしながら、借入金への依存度の高さは、将来の金利上昇時には経営成績及び財政状態に悪影響を与えることが想定されるため、今後の資金調達に関しては、資本市場からの調達も含めて、検討してまいります。

 

② 取扱商品と資材調達について

当社グループの主力商品であるエネルギー関連商品は、原材料の海外依存度が高く、為替相場や国際関係の変化と密接にリンクして需給状況や価格が変動致します。また、これらの変化要因を見越した投機筋の動きも予期し難い価格形成の一役を担っており、調達価格の変動は懸念されるところであります。このため、当社グループの仕入コストは不安定な要素を含んでおります。

 

③ 販売競争について

当社グループの事業内容は、生活関連商品の販売とサービスであり、取扱う全ての商品販売及びサービスにおいて、同業他社及び異業種他社との販売競争の中にあります。とりわけエネルギー関連商品のうち燃料にあたるガソリン・軽油・灯油・重油・ガス等の商品は、商品の性能比較による差別化が困難であり、サービスもしくは価格競争に陥りやすい商品であります。

このため、先に示したコストの抑制を行うと同時に販売網の拡充によるサービス体制の構築も極めて重要であります。なお、競合する電気・都市ガスの価格の自由化も進んでおり、消費先のイニシャルコストまで含めた価格競争はますます激しくなる可能性があります。

 

④ 売上高の変動要因及び季節性について

当社グループの主力商品であるエネルギー関連商品は、冷暖房での需要増減に大きく影響され、夏場と冬場が売上のピーク時となっております。また、KFC店舗は、夏休み期間とクリスマス月である12月が売上高のピークであり、書籍・CD等の販売及びレンタルも、夏休み及び冬休み期間等で売上高が上昇する傾向を持っております。

このため、当社グループの四半期決算における損益状況は、これらのピーク時に偏重しがちであります。

 

⑤ 外的要因による影響

O157やBSE(狂牛病)、鳥インフルエンザ等が外食産業に与える影響は大きく、風評被害まで含めた消費者離れは、経営努力のみでは如何ともし難いものがあります。

しかしながら、これらの外的要因は予想しがたく、また、いかなる関連性を持って当社取扱商品に影響を与えるのかも不明確なため、このような不測の事態の発生とその報道は、結果として営業上のリスクとなり得る可能性を持っております。

 

 

⑥ 法的規制について

当社グループが行う出店政策は、大規模小売店舗立地法によって売場面積1,000㎡を超える出店・増床について、都市計画、交通、地域環境等の観点から地元自治体による規制があり、申請前の環境調査や出店が環境に与える影響の予測等に一定の時間を要し、出店計画自体が影響を受ける可能性を持っております。

また、用途制限、道路開通などの変化がもたらす商業施設新設等の機会拡大は、当社に出店・リプレース等の機会を与えながらも予期せぬライバル店の出現を可能にするため、販売面で大きな影響を受ける可能性があります。

 

⑦ 個人情報保護法について

当社グループが行う事業は、そのほとんどが末端ユーザーを対象としており、各事業において顧客情報を数多く保有しております。この顧客情報は営業戦略上最も重要なものであると同時に、万が一漏洩することがあれば、顧客の信頼を失墜するだけでなく当社グループの事業に大きな影響を与える可能性があります。

これを充分認識し個人情報保護法の趣旨を理解し、体制を構築し充分な対策を行ってまいります。

 

⑧ 災害・事故等について

大規模な自然災害や火災・事故などにより、当社グループの店舗や商品等が被害を受ける可能性があります。これに伴い、当社グループの営業活動が中断した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

① 経営成績の状況

当連結会計年度における我が国経済は、企業収益や雇用情勢の改善が継続し、海外情勢に不透明感は残るものの、総じて緩やかな回復基調で推移いたしました。
 当社グループの営業基盤である南九州においては、生産活動や消費関連に持ち直しの傾向が見られるものの、人口減少を背景に、消費マーケットの縮小による競争の激化や人材確保難と労働単価の上昇等による人件費の増加など、経営環境は厳しい状況が続いております。
 このような状況の中で当社グループは、「収益性の改善」、「生産性の向上」を最優先課題に掲げ、サービス力の向上やお客様との接点拡大に向けた取組みを強化し、積極的な営業活動による販売シェアの拡大に努めるとともに、社員一人ひとりの生産性を高めるための人材教育・育成を図り人手不足への対応と業務効率の改善に努めました。
 以上の結果、当連結会計年度の売上高はエネルギー関連商品の販売価格が上昇したこと等により574億63百万円(前期比11.0%増)となりました。一方、オプシアミスミのリニューアルに伴う費用が当期発生したこと等により経常利益は13億19百万円(前期比4.4%減)となりましたが、前期に比べ減損損失(特別損失)が減少したこと等により親会社株主に帰属する当期純利益は7億41百万円(前期比38.9%増)となりました。

 

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

1 エネルギー

「エネルギー」セグメントの石油部門では、法人向けの営業活動を強化し、販売シェアの拡大に取組む一方で、個人向けの「ENEOSカード」等の積極的な発券活動によるユーザーの囲い込みや固定化を図るとともに、サービスステーション(SS)の洗車・タイヤ・オイルなどの油外商品の増販や車検・整備売上の受注拡大に取組むなど利益率の改善に努めました。また、設備の老朽化が進んでいた西郷団地SS(鹿児島市)を2月末で閉店いたしました。
 ガス部門では、積極的な営業活動による法人顧客の新規開拓に取組むとともに、訪問活動による接点強化を図り、電力販売の新規契約の獲得や住設機器の提案等による収益の拡大に努めました。また、鹿児島県南薩地域のLPガス等の小売販売において、業務の効率化を図るために、ミスミガス知覧店と加世田店を統合し「ミスミガス南薩店」として1月にリニューアルオープンいたしました。
 以上の結果、当期は原油価格の影響等に伴いエネルギー関連商品の販売価格が上昇したこと等により、売上高は451億円(前期比15.3%増)、セグメント利益(営業利益)は11億51百万円(前期比25.4%増)となりました。

 

2 ライフスタイル

「ライフスタイル」セグメントのカルチャー部門では、季節商材や売れ筋商品を中心に、品揃えの強化と売場レイアウトの変更を実施するとともに、イベントの開催等による集客率のアップとTポイントを活用した販促施策を実施するなど購買意欲を高める取組みを行いました。また、オプシアミスミでは、開業10周年に合わせて施設のリニューアルを実施し、マタニティー&ベビー関連の専門店やファッション関連のショップが新たに出店するとともに、ブックスミスミオプシアの改装に加え、3月にはApple専門店の「Apple Premium Reseller」を「misumi STORE」と店名も新たに、増床リニューアルオープンいたしました。
 自動車部門では、イベントや出張展示会を継続的に開催し、プジョー車の認知度向上とショールームへの来場促進を図ることで、新車販売の受注拡大に努めるとともに、タイヤ販売においては、試走会の開催等による新商品のPR活動に加え、更なる収益拡大に向けて営業力の強化に取組みました。
 ホームライフ部門では、完成見学会や展示会を計画的に実施することで集客を図り、新築・リフォーム受注の掘起しに努めました。
 以上の結果、マーケットの縮小傾向が続くカルチャー部門の売上改善が図れず、売上高は70億34百万円(前期比2.7%減)となり、さらにオプシアミスミのリニューアルに伴う費用が当期発生したこと等により、セグメント利益(営業利益)は22百万円(前期比94.3%減)となりました。

 

3 フード&ビバレッジ

「フード&ビバレッジ」セグメントの外食部門では、人件費の適正化を中心にコスト管理を徹底するとともに、オペレーション力の強化による品質管理の向上と廃棄ロスの削減を図り、収益性の改善に努めました。一方、宮崎県内のKFCイオン日向店を8月に閉店し、新たにKFC日向店としてロードサイド型の店舗を11月にオープンいたしました。
 ミネラルウォーター部門では、電気契約者向けに実施している「6ヶ月間の宅配お試しキャンペーン」を継続し、ガス小売店舗との連携による一般顧客向けの宅配件数の新規獲得に努めました。また、物流・配送コストの上昇に伴い収益性を再検証し、販売価格の改定を実施いたしました。
 以上の結果、売上高は53億27百万円(前期比2.0%減)となりましたが、コスト管理の徹底や見直し等によりセグメント利益(営業利益)は3億63百万円(前期比0.3%増)となりました。

 

(上記金額には、消費税等は含まれておりません。)

 

 

② 財政状態の状況

当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて9億40百万円増加し、355億96百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少した一方、受取手形及び売掛金や有形固定資産が増加したこと等によるものであります。
 負債は、前連結会計年度末に比べて3億19百万円増加し、190億86百万円となりました。これは主に、買掛金が減少した一方、未払金や借入金が増加したこと等によるものであります。
 純資産は、前連結会計年度末に比べて6億20百万円増加し、165億10百万円となりました。これは主に、利益剰余金が増加したこと等によるものであります。

 

③ キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期純利益11億73百万円及び減価償却費6億35百万円等の資金の増加がありましたが、固定資産の取得14億68百万円、売上債権の増加6億6百万円及び法人税等の支払い4億85百万円等の資金の減少により、前連結会計年度末に比べ5億62百万円減少し、当連結会計年度末は42億59百万円(前期末比11.7%減)となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動による資金の増加額は、7億1百万円(前期比37.0%減)となりました。これは主に、売上債権の増加6億6百万円、法人税等の支払い4億85百万円及び仕入債務の減少3億8百万円等の資金の減少がありましたが、税金等調整前当期純利益11億73百万円及び減価償却費6億35百万円等の資金の増加によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動による資金の減少額は、13億43百万円(前期比293.9%増)となりました。これは主に、固定資産の取得14億68百万円等の資金の減少によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動による資金の増加額は、79百万円(前期は9億50百万円の減少額)となりました。これは主に、配当金の支払い2億11百万円等の資金の減少等がありましたが、借入金の増加3億26百万円等の資金の増加によるものであります。

 

④ 生産、受注及び販売の実績

販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

金額(千円)

前期比(%)

エネルギー

45,100,941

15.3

ライフスタイル

7,034,878

△2.7

フード&ビバレッジ

5,327,640

△2.0

合計

57,463,459

11.0

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

 

 

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

① 重要な会計方針

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。これらの連結財務諸表の作成にあたっては、決算期の異なる連結子会社については、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

当連結会計年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。

 

② 財政状態の分析

(流動資産)

当連結会計年度末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ2億36百万円増加し、135億72百万円(前連結会計年度末133億35百万円)となりました。これは主に、現金及び預金が5億59百万円減少しましたが、受取手形及び売掛金が6億66百万円、その他(未収入金等)が1億32百万円増加したこと等によるものであります。

 

(固定資産)

当連結会計年度末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ7億3百万円増加し、220億24百万円(前連結会計年度末213億20百万円)となりました。これは主に、オプシアミスミの改装や外食店舗の移転新築等により有形固定資産が7億21百万円増加したこと等によるものであります。

 

(流動負債)

当連結会計年度末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ42百万円減少し、113億87百万円(前連結会計年度末114億29百万円)となりました。これは主に、未払金が4億52百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億35百万円増加しましたが、短期借入金が3億20百万円、支払手形及び買掛金が3億8百万円減少したこと等によるものであります。

 

(固定負債)

当連結会計年度末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ3億62百万円増加し、76億99百万円(前連結会計年度末73億37百万円)となりました。これは主に、役員の退職に伴い役員退職慰労引当金が1億83百万円減少しましたが、長期借入金が5億11百万円増加したこと等によるものであります。

 

(純資産)

当連結会計年度末における純資産の部の残高は、前連結会計年度末に比べ6億20百万円増加し、165億10百万円(前連結会計年度末158億89百万円)となりました。これは主に、利益剰余金が5億30百万円、退職給付に係る調整累計額が1億円増加したこと等によるものであります。

 

 

③ 経営成績の分析

当連結会計年度における売上高は、574億63百万円(前期比11.0%増)、販売費及び一般管理費は、106億24百万円(前期比0.1%減)、営業利益は9億42百万円(前期比10.0%減)、経常利益は13億19百万円(前期比4.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億41百万円(前期比38.9%増)となりました。
 売上高は、主に原油価格の影響等より、エネルギー関連商品の販売価格が前期に比べ上昇したこと等により「エネルギー」セグメントが前連結会計年度に比べ59億83百万円増加したこと等により、全体では56億75百万円の増加となりました。
 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ9百万円の減少となりました。
 営業利益は、主に石油部門の粗利改善と「ミスミでんき」のキャンペーン費用が前期に比べ減少したこと等により「エネルギー」セグメントが前連結会計年度に比べ2億33百万円増加しましたが、オプシアミスミ(商業施設)の改装をはじめ、ブックスミスミオプシアやmisumi STORE(Apple専門店)のリニューアルに伴う費用が当期発生したこと等により「ライフスタイル」セグメントが前連結会計年度に比べ3億77百万円減少し、全体では1億4百万円の減少となりました。
 特別利益は、前連結会計年度に比べ11百万円増加し、特別損失は、主に固定資産の減損損失が前連結会計年度に比べ1億90百万円減少したこと等により、全体では1億97百万円の減少となりました。
 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税、住民税及び事業税が前期に比べ88百万円減少した影響もあり、前連結会計年度に比べ2億7百万円増加し、7億41百万円となりました。

 

④ 資本の財源及び資金の流動性について

当連結会計年度の運転資金及び資本的支出は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び長期借入れによる収入等のほか、前連結会計年度末の繰越資金等を充当しました。詳細につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

次期の重要な資本的支出につきましては、「ライフスタイル」セグメントにおいて、店舗新設6億48百万円が発生する予定であります。
 なお、その所要資金につきましては、自己資金及び借入金を充当する予定であります。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

(1) 特約販売契約に関する事項

① JXTGエネルギー㈱との契約

  当社は、石油関連商品について同社と下記の内容の特約販売契約を締結しております。なお、同社との契約は、昭和39年2月に第1回の締結をしており、平成22年7月に改定しております。

 契約内容:JXTGエネルギー㈱九州支店管轄の販売区域における同社の石油製品の販売と同社が有する登録商標、登録意匠、サービスマーク等の使用及び指定標識を貸与することを目的とした特約販売契約。

 契約期間:契約締結日から1年間。ただし、期間満了3カ月前までに別段の意思表示がない時には、更に1年間有効。

  

② ENEOSグローブ㈱との契約

  当社は、ガス関連商品について同社と下記の内容の特約販売契約を締結しております。なお、同社との契約は、昭和34年2月に第1回の締結をしており、平成23年3月に改定しております。

 契約内容:ENEOSグローブ㈱のLPガス、ガス機器及びシステム等の九州一円における販売と同社が有する登録商標、登録意匠、サービスマーク等の使用及び指定標識を貸与することを目的とした特約販売契約。

 契約期間:契約締結日から1年間。ただし、期間満了3カ月前までに別段の意思表示がない時には、更に1年間有効。

 

(2) フランチャイズ契約に関する事項

当社は、日本ケンタッキー・フライド・チキン㈱と下記の内容のフランチャイズ契約を締結しております。なお、同社との契約は、昭和51年12月に第1回の締結をしており、以後当社のKFC店舗の出店毎に店舗単位でフランチャイズ契約を締結しております。

 契約品目:ケンタッキーフライドチキンその他の食品、コーネルサンダース・ケンタッキーフライドチキンその他の食品にかかる各商標、サービスマーク、著作権及び特許。

 契約内容:日本ケンタッキー・フライド・チキン㈱が、上記契約品目の販売、商標等の使用を許諾し、契約時に当社がライセンス料を支払い、売上高の一定割合のロイヤリティと広告企画の費用を支払うことを目的としたフランチャイズ契約。

 契約期間:契約締結日から5年間。ただし、期間満了1年前から6カ月前までの期間内に書面による契約更新の申請を行い、リニューアル・フィーを更新期日の3カ月前までに支払う場合には、5年間更新する。

 

 

5 【研究開発活動】

該当事項はありません。