なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益や雇用情勢の改善など、緩やかな回復基調が続きましたが、通商問題が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性などから、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のもと当社グループの貴金属関連事業においては、営業展開の強化と国内外の生産拠点活用により、貴金属原料の確保、化成品等の製品販売及び産業廃棄物処理受託の拡大に取り組んでおります。また、食品関連事業においては、顧客ニーズを捉えた商品の開拓と提供に鋭意取り組み、国内はもとより、海外展開の拡大も含めた積極的な営業活動を推進し、販売量の拡大に努めております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高159,693百万円(前年同四半期比9.0%増)、営業利益3,660百万円(前年同四半期比8.7%減)、経常利益3,862百万円(前年同四半期比10.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,556百万円(前年同四半期比13.9%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
(貴金属関連事業)
当事業の主力顧客であるエレクトロニクス業界は、全体的には好調を維持しましたが、電子部品・デバイス分野の増勢には鈍化が見られました。このような状況の中で当社グループの貴金属関連事業では、貴金属リサイクルの取扱量は拡大し、銀を除く貴金属製品の販売量及び産業廃棄物処理の取扱量が増加したことから、パラジウムを除く貴金属製品の販売価格は低下したものの、全体としての売上高は前年同四半期に比べ増加しました。
これらの結果、当該事業の売上高は101,069百万円(前年同四半期比8.9%増)となりましたが、販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は2,272百万円(前年同四半期比15.0%減)となりました。
(食品関連事業)
当事業の主力顧客である食品製造業界は、国内の個人消費に力強さを欠く中で、加工食品需要の高まりや海外展開の拡大などにより、緩やかな上昇傾向で推移しました。このような状況の中で当社グループの食品関連事業では、水産品、畜産品の販売量が増加し、水産品の販売価格の上昇もあり、売上高は前年同四半期に比べ増加しました。
これらの結果、当該事業の売上高は58,690百万円(前年同四半期比9.0%増)、営業利益は1,387百万円(前年同四半期比3.8%増)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ740百万円増加し、81,001百万円となりました。これは主として商品及び製品の減少1,873百万円、受取手形及び売掛金の増加1,678百万円及び有形固定資産の増加690百万円によるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ689百万円減少し、22,923百万円となりました。これは主として買掛金の増加1,063百万円及び借入金の減少2,370百万円によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ1,430百万円増加し、58,078百万円となりました。これは主として配当金の支払いを上回る利益剰余金の増加によるものです。
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ531百万円増加し8,103百万円となりました。
(営業活動のキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動により増加した資金は4,704百万円となりました。これは主として税金等調整前四半期純利益、減価償却費、たな卸資産の減少、仕入債務の増加による資金の増加と、売上債権の増加、法人税等の支払いによる資金の減少の差引によるものです。なお、前年同四半期の388百万円の資金の減少に比べ5,093百万円増加しました。
(投資活動のキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動に使用した資金は880百万円となりました。これは主として工場設備及び車輌等の有形固定資産取得によるものです。なお、前年同四半期の1,481百万円の支出に比べ600百万円の支出減少となりました。
(財務活動のキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動により減少した資金は3,319百万円となりました。これは主として借入金の減少によるものです。なお、前年同四半期の1,913百万円の資金の増加に比べ5,232百万円減少しました。
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は216百万円であります。
当第3四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。