【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

子会社は全て連結されております。

当該連結子会社は、マツダ流通 ㈱、マツダ環境 ㈱、日本メディカルテクノロジー ㈱、北海道アオキ化学 ㈱、ゼロ・ジャパン ㈱、ガルフ食品㈱、㈱山陽レック、㈱フラップリソース、Matsuda Sangyo(Thailand) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo (Philippines) Corporation、Matsuda Sangyo (Singapore) Pte.Ltd.、Matsuda Sangyo (Malaysia) Sdn.Bhd.、Matsuda Sangyo Trading (Qingdao) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo Trading (Thailand) Co.,Ltd. 、South Gate Realty Holding Inc.、Matsuda Sangyo (Vietnam) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo Trading (Vietnam) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo (Taiwan) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo (Korea) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo Trading India Private Limited 、 PT Matsuda Sangyo Trading Indonesia及びSEAM Holdings (Thailand) Co.,Ltd.の22社であります。

当連結会計年度において連結子会社㈱山陽レック及び㈱フラップリソースは2025年2月28日付の株式取得により当社の子会社となりましたので、連結の範囲に含めております。

 

2 持分法の適用に関する事項

持分法適用の関連会社数 1

当該関連会社は、日鉄マイクロメタル株式会社であります。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうちMatsuda Sangyo (Thailand) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo (Philippines) Corporation、Matsuda Sangyo (Singapore) Pte.Ltd.、Matsuda Sangyo (Malaysia) Sdn.Bhd.、Matsuda Sangyo Trading (Qingdao) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo Trading (Thailand) Co.,Ltd.、South Gate Realty Holding Inc.、Matsuda Sangyo (Vietnam) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo Trading (Vietnam) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo (Taiwan) Co.,Ltd.、Matsuda Sangyo (Korea) Co.,Ltd.、 PT Matsuda Sangyo Trading Indonesia及びSEAM Holdings (Thailand) Co.,Ltd.の決算日は12月31日であります。

なお、海外子会社のうちMatsuda Sangyo Trading India Private Limitedの決算日は3月31日であります。

連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

 

4 会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの…時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、

                売却原価は、移動平均法により算定)
市 場 価 格 の な い 株 式 等 …移動平均法による原価法

 

② 棚卸資産

通常の販売目的で保有する棚卸資産

評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。

 

貴金属関連事業

商 品…先入先出法

製品及び仕掛品

貴金属地金   …先入先出法

工程貴金属地金 …総平均法

化成品     …先入先出法

原材料…個別法

食品関連事業

商 品…先入先出法

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社は定率法を、また在外連結子会社は定額法を採用しております。

ただし、当社及び国内連結子会社は1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

 建物及び構築物        3~38年

 機械装置及び運搬具    2~7年

② 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しております。

なお、主な償却年数は以下のとおりであります。
  ソフトウエア(自社利用分) 5年(社内における利用可能期間)
  その他        6~10年(効果が発現すると見積られる期間)

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっております。

国際財務報告基準適用在外連結子会社における使用権資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっております。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。

③ 役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支払いに備えるため、内規に基づく期末要支給額の100%を計上しております。

④ 執行役員退職慰労引当金

執行役員の退職慰労金の支払いに備えるため、内規に基づき当連結会計年度末における要支給額の100%を計上しております。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により費用処理しております。

数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

 

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

a 貴金属地金他

当社グループでは主として地金市場へインゴットなどの貴金属地金の販売や、エレクトロニクス業界などへの化成品等の貴金属製品の販売を行っております。当該取引においては、出荷時から顧客への支配移転時までの期間が通常の期間であることから、収益認識に関する会計基準の適用指針第98項の適用により出荷時点で履行義務が充足され、収益の認識をしております。
 また、鉱山リサイクルなど受入れ先の検収を要するものについては検収完了時点で履行義務が充足され、収益の認識をしております。


b 電子材料

当社グループでは主としてエレクトロニクス業界への貴金属商品の販売を行っております。

当該取引においては、出荷時から顧客への支配移転時までの期間が通常の期間であることから、収益認識に関する会計基準の適用指針第98項の適用により出荷時点で履行義務が充足され、収益の認識をしております。
 一部の販売については他の当事者が関与しており、製造・出荷の一連の作業は当該他の当事者により行われており、当社グループが在庫リスク及び価格設定の裁量権を有していないものについては、当該他の当事者により商品が提供されるように手配することが当社グループの履行義務であることから、代理人として取引を行っていると判断しており、代理人取引と判断したものについては純額で収益を認識しております。


c 食品加工原材料

当社グループでは、すりみ・エビ・イカなどの水産品やチキン・ポーク・ビーフ・卵などの畜産品、乾燥野菜や冷凍野菜などの農産品等を加工食品メーカーや中食・外食業界などへ販売しております。
 当該取引の主たるものは、出荷時から顧客への支配移転時までの期間が通常の期間であることから、収益認識に関する会計基準の適用指針第98項の適用により出荷時点で履行義務が充足され、収益の認識をしております。
 なお、取引形態により他の当事者が関与して調達・出荷等の一連の作業が当該他の当事者に行われ、当社グループが在庫リスク及び価格設定の裁量権を有していないものについては、当該他の当事者により商品が提供されるように手配することが当社グループの履行義務であることから、代理人として取引を行っていると判断しており、代理人取引と判断したものについては純額で収益を認識しております。
 また、外部へ原材料を有償支給し加工している取引については有償支給取引と判断しており、当該支給品の譲渡に係る収益は認識しておりません。


d その他
 主として当社グループが行っている様々な業界から排出される廃酸、廃アルカリの無害化中間処理など、産業廃棄物の収集運搬・処理となります。当該取引においては、処理完了時点で履行義務が充足され、収益を認識しております。

 
 当社グループの取引に関する支払条件は、通常、短期のうちに支払条件が到来し、契約に重大な金融要素は含まれておりません。

 

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

なお、在外子会社の資産及び負債は、在外子会社の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めて計上しております。

 

 

(7) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用しております。また為替変動リスクのヘッジについて振当処理の要件を満たしている場合には振当処理を、金利スワップについて特例処理の要件を満たしている場合には特例処理を、金利スワップの特例処理の要件を満たし、かつ振当処理の要件を満たす金利通貨スワップ取引については、一体処理(特例処理、振当処理)を行っております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段

デリバティブ取引(為替予約取引、貴金属及び非鉄金属商品先渡取引、金利スワップ及び金利通貨スワップ)

ヘッジ対象

相場変動等による損失の可能性があり、相場変動等が評価に反映されていないもの及びキャッシュ・フローが固定されその変動が回避されるもの、並びに借入金の利息

③ ヘッジ方針

取引契約時に為替予約による円貨額及び貴金属及び非鉄金属商品先渡取引による売却価額を確定させ、為替リスク及び相場変動リスクについてヘッジすることを原則としております。

また、金利変動リスク及び為替変動リスクをヘッジする目的で金利スワップや金利通貨スワップ取引を行っております。 

④ ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ手段の変動額の累計額と、ヘッジ対象の変動額の累計額を比較して有効性の判定を行っております。

なお、特例処理によっている金利スワップ及び一体処理によっている金利通貨スワップについては、有効性の評価を省略しております。

 

(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

食品関連事業に係る棚卸資産(以下、食品商品)の評価

 

(1) 当連結会計年度の連結貸借対照表に計上した金額

 

前連結会計年度

当連結会計年度

商品及び製品

28,183百万円

34,344百万円

 

※前連結会計年度末における食品商品の評価損金額は191百万円、当連結会計年度末における食品商品の評価損金額は121百万円であります。

※前連結会計年度末における商品及び製品は28,183百万円であり、そのうち食品商品は16,245百万円(57.6%)であります。また、当連結会計年度末における商品及び製品は34,344百万円であり、そのうち食品商品は19,236百万円(56.0%)であります。これらは主として食品メーカーへ販売する原料となります。

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 

① 「第一部 [企業情報] 第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] [注記事項] (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4会計方針に関する事項 (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法 ②棚卸資産」に記載のとおり、棚卸資産の連結貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しており、期末における正味売却価額が取得原価を下回っている場合には、当該正味売却価額をもって連結貸借対照表価額としております。

② 正味売却価額は直近に販売実績があるものは販売実績価額をベースとし、販売実績がないものは、販売先毎の各業界における特有の状況、賞味期限までの在庫期間、市況の変化等を鑑みて見込販売価額をベースとして算出しております。

③ 将来の予測は不確実性を伴い、市況が悪化した場合には評価損が発生するほか、食品という性質上、賞味期限による廃棄リスクなど、金額の見積りに重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

(会計方針の変更)

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。

法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はありません。

また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日)

ほか、関連する企業会計基準、企業会計基準適用指針、実務対応報告及び移管指針の改正

 

(1) 概要

国際的な会計基準と同様に、借手の全てのリースについて資産・負債を計上する等の取扱いを定めるもの。

 

(2) 適用予定日

2028年3月期の期首から適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用に係る影響

「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外収益」の「仕入割引」「受取保険金」及び「補助金収入」は、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」に表示していた「仕入割引」12百万円、「受取保険金」24百万円、「補助金収入」26百万円、「その他」182百万円は、「その他」247百万円として組み替えております。

前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外費用」の「固定資産除却損」及び「賃貸収入原価」は、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」に表示していた「固定資産除却損」35百万円、「賃貸収入原価」32百万円、「その他」30百万円は、「その他」98百万円として組み替えております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 受取手形及び売掛金のうち、顧客との契約から生じた債権の金額は、それぞれ以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

受取手形

296

205

売掛金

31,693

33,883

 

 

※2 関連会社に対するものは、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

投資有価証券(株式)

5,172

6,004

 

 

※3 担保資産及び担保付債務

   ①担保資産(帳簿価額)

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

土地

225    (-)

建物及び構築物

623   (418)

機械装置及び運搬具

760   (760)

合計

1,610 (1,178)

 

   (注)1 上記のうち、( )内書は、工場財団抵当によるものを示しております。

      2 上記資産について、極度額2,880百万円の根抵当権を設定しております。

 

   ②担保付債務(帳簿価額)

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

長期借入金

(1年以内に返済予定の長期借入金を含む)

2,111 (2,066)

合計

2,111 (2,066)

 

   (注)上記のうち、( )内書は、工場財団による担保設定分を示しております。

 

 

  4 当社は資金調達の機動性を高めるため、株式会社みずほ銀行をアレンジャーとする計4行の銀行との間に借入枠(コミットメントライン)を設定しております。なお、当連結会計年度末における当該借入枠に基づく借入の実行状況は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

借入枠

3,000

3,000

借入実行残高

差引借入未実行残高

3,000

3,000

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

 売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、「第一部[企業情報] 第5[経理の状況] 1 [連結財務諸表等] [注記事項] (収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2 通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下額は、次のとおりであります。

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

売上原価

224

141

 

売上原価の算定過程に含まれる期末棚卸高は、収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

 

※3 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

運送費及び保管費

3,226

3,396

支払手数料

2,113

2,956

貸倒引当金繰入額

7

2

給料手当及び賞与

5,826

6,032

賞与引当金繰入額

725

839

退職給付費用

561

483

役員退職慰労引当金繰入額

58

44

執行役員退職慰労引当金繰入額

6

6

減価償却費

932

1,093

 

 

※4 一般管理費に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

一般管理費

313

397

 

 

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

  当期発生額

335

27

  組替調整額

    法人税等及び税効果調整前

335

27

    法人税等及び税効果額

△102

△19

    その他有価証券評価差額金

233

8

繰延ヘッジ損益

 

 

  当期発生額

△1,203

1,236

  組替調整額

428

△1,620

    法人税等及び税効果調整前

△775

△384

    法人税等及び税効果額

238

118

    繰延ヘッジ損益

△536

△266

為替換算調整勘定

 

 

  当期発生額

604

1,051

 組替調整額

 為替換算調整額

604

1,051

退職給付に係る調整額

 

 

  当期発生額

640

△166

  組替調整額

477

321

    法人税等及び税効果調整前

1,118

154

    法人税等及び税効果額

△342

△47

    退職給付に係る調整額

775

107

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

  当期発生額

123

△2

その他の包括利益合計

1,200

898

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式   (株)

26,908,581

26,908,581

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式   (株)

822,870

168,456

991,326

 

 

(変動事由の概要)

単元未満株式の買取りによる増加

256株

取締役会決議による自己株式取得による増加

168,200株

 

 

3 新株予約権等に関する事項

    該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月28日
定時株主総会

普通株式

652

25.00

2023年3月31日

2023年6月29日

2023年11月10日
取締役会

普通株式

780

30.00

2023年9月30日

2023年12月6日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月26日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

777

30.00

2024年3月31日

2024年6月27日

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式   (株)

26,908,581

26,908,581

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式   (株)

991,326

127

991,453

 

 

(変動事由の概要)

単元未満株式の買取りによる増加

127株

 

 

3 新株予約権等に関する事項

    該当事項はありません。

 

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月26日
定時株主総会

普通株式

777

30.00

2024年3月31日

2024年6月27日

2024年11月12日
取締役会

普通株式

907

35.00

2024年9月30日

2024年12月10日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 2025年6月25日開催の定時株主総会の議案として、次のとおり付議する予定です。

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年6月25日
定時株主総会

(予定)

普通株式

利益剰余金

1,036

40.00

2025年3月31日

2025年6月26日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

現金及び預金勘定

14,568

12,878

預入期間が3ヵ月を超える定期預金

△119

△1,449

現金及び現金同等物

14,449

11,428

 

 

※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

株式の取得により新たに株式会社山陽レック及び株式会社フラップリソースを連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式の取得価額と取得のための支出(純額)との関係は次のとおりです。

 

(単位:百万円)

流動資産

2,088

固定資産

2,425

のれん

830

流動負債

△718

固定負債

△2,025

株式の取得価額

2,599

現金及び現金同等物

△475

差引:連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

2,124

 

 

 (注)上記の金額は、当連結会計年度末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された金額であります。

 

 

(金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、主に貴金属関連事業及び食品関連事業を行うための設備投資計画や運転資金需要に照らして必要な資金を主に銀行借入により調達しております。一時的な余資は安全性の高い短期の金融商品(現金同等物)で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、後述のリスクを回避するために利用しており、投機目的の取引は行わない方針であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの債権管理規程に従い、取引先毎の期日管理及び残高管理を行うとともに、取引先の信用状況を原則として1年毎に把握する体制としております。
 投資有価証券である株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、定期的に把握された時価が取締役会に報告されております。
 営業債務である買掛金は、すべて1年以内の支払期日であります。借入金のうち、短期借入金は主に営業取引に係る資金調達であり、長期借入金は営業取引並びに設備投資に係る資金調達であります。
 貴金属関連事業ではアジアでの海外事業を展開していることから、外貨建ての営業債権・債務が為替の変動リスクに晒されております。食品関連事業では全世界から主として米ドル建てで食材を調達しており、予定取引を含む営業債務が為替の変動リスクに晒されております。また、貴金属関連事業では貴金属及び非鉄金属の売買(原材料調達並びに製商品販売)に伴う相場変動リスクに晒されております。これらのリスクを軽減する目的で、為替予約取引及び商品先渡取引を利用しております。また、長期借入金の一部に対し金利変動リスク及び為替変動リスクをヘッジするため金利スワップ取引や金利通貨スワップ取引を利用しております。デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内規程に従って行っており、また、デリバティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い銀行と商社とのみ取引を行っております。
 また、営業債務や借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは各社が月次に資金繰計画を作成し、これを親会社がモニターするなどの方法により管理しております。

 

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。また、(デリバティブ取引関係)注記事項におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

 

2  金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

前連結会計年度(2024年3月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 投資有価証券

 

 

 

   その他有価証券(※2)

1,665

1,665

資産計

1,665

 

1,665

(1) 長期借入金(1年内に返済予定を含む)

13,023

12,850

△172

負債計

13,023

12,850

△172

デリバティブ取引(※3)

△910

△910

 

 1 現金は注記を省略しており、預金、受取手形及び売掛金、買掛金、短期借入金は短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

※2 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

連結貸借対照表計上額

(百万円)

非上場株式

5,318

 

 ※ 非上場株式について減損処理に該当する事項はありません。

※3 デリバティブ取引は、債権・債務を差し引きした合計を表示しております。

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 投資有価証券

 

 

 

   その他有価証券(※2)

1,748

1,748

資産計

1,748

 

1,748

(1) 長期借入金(1年内に返済予定を含む)

21,156

19,832

△1,324

負債計

21,156

19,832

△1,324

デリバティブ取引(※3)

△1,296

△1,296

 

 1 現金は注記を省略しており、預金、受取手形及び売掛金、買掛金、短期借入金は短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

※2 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

連結貸借対照表計上額

(百万円)

非上場株式

6,146

 

 ※ 非上場株式について減損処理に該当する事項はありません。

※3 デリバティブ取引は、債権・債務を差し引きした合計を表示しております。

 

 

(注1)投資有価証券及びデリバティブ取引に関する事項

 

投資有価証券

保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「第一部 [企業情報] 第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] [注記事項](有価証券関係)」を参照ください。

 

デリバティブ取引

「第一部 [企業情報] 第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] [注記事項](デリバティブ取引関係)」を参照ください。

 

(注2)満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2024年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券のうち満期があるもの(公社債)

20

9

 

 

(注3)長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2024年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

長期借入金

3,002

2,477

2,114

1,614

1,596

2,220

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

長期借入金

4,108

3,745

3,244

3,206

2,364

4,485

 

 

 

3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:同一の資産または負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接または間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

 

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

① 時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融資産及び金融負債

 前連結会計年度(2024年3月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

1,665

1,665

デリバティブ取引

 

 

 

 

 通貨関連

6

6

 商品関連

△989

△989

資産計

1,665

△983

681

デリバティブ取引

 

 

 

 

 通貨関連

73

73

負債計

73

73

 

 

 当連結会計年度(2025年3月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

  株式

1,718

1,718

  公社債

29

29

デリバティブ取引

 

 

 

 

 通貨関連

2

2

 商品関連

△1,230

△1,230

資産計

1,718

△1,197

520

デリバティブ取引

 

 

 

 

 通貨関連

△68

△68

負債計

△68

△68

 

 

 

② 時価をもって連結貸借対照表計上額としない金融資産及び金融負債

 前連結会計年度(2024年3月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

 長期借入金

(1年内に返済予定を含む)

12,850

12,850

負債計

12,850

12,850

 

 

 当連結会計年度(2025年3月31日

(単位:百万円)

区分

時価

レベル1

レベル2

レベル3

合計

 長期借入金

(1年内に返済予定を含む)

19,832

19,832

負債計

19,832

19,832

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

 

投資有価証券

 上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時

価をレベル1の時価に分類しております。

 公社債は活発な市場がないため、取引先金融機関から提示された価格等を用いて算出しており、その時価

をレベル2の時価に分類しております。

デリバティブ取引

 通貨関連の為替予約の時価は取引先金融機関から提示された価格等を用いて算出しており、観察可能な

インプットを用いて算定していることからレベル2の時価に分類しております。

 商品関連は一般に公表されている期末指標価格等に基づき公正価値を算定しており、レベル2の時価に

分類しております。

長期借入金

 長期借入金の時価については、元利金の合計額を、取引先金融機関から提示された同様の新規借り入れ

を行った場合に想定される利率で割り引いて算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

1 その他有価証券

前連結会計年度(2024年3月31日)

(単位:百万円)

区分

種類

連結貸借対照表
計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株式等

1,626

478

1,147

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株式等

38

47

△8

合計

1,665

525

1,139

 

(注) 表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

(単位:百万円)

区分

種類

連結貸借対照表
計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株式等

1,668

487

1,181

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株式等

79

89

△9

合計

1,748

577

1,171

 

(注) 表中の「取得原価」は減損処理後の帳簿価額であります。

 

2 連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(単位:百万円)

区分

売却額

売却益の合計額

売却損の合計額

株式

61

21

合計

61

21

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 該当事項はありません。

 

 

 

(デリバティブ取引関係)

1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

2 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

(1) 通貨関連

前連結会計年度(2024年3月31日)

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額

契約額のうち
1年超

時価

為替予約等の振当処理

為替予約取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

    米ドル

売掛金

132

△3

 買建

 

 

 

 

    米ドル

買掛金

3,136

82

原則的処理方法

為替予約取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

    円

売掛金

258

9

 買建

 

 

 

 

    米ドル

買掛金

218

△9

合計

3,746

79

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額

契約額のうち
1年超

時価

為替予約等の振当処理

為替予約取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

    米ドル

売掛金

82

1

 買建

 

 

 

 

    米ドル

買掛金

6,616

△75

 

 

 

 

 

  ユーロ

買掛金

64

1

原則的処理方法

為替予約取引

 

 

 

 

 売建

 

 

 

 

    米ドル

売掛金

30

△0

 

 

 

 

 

  円

売掛金

29

1

 買建

 

 

 

 

    米ドル

買掛金

802

5

合計

7,625

△66

 

 

 

(2) 金利関連

前連結会計年度(2024年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

 該当事項はありません。

 

(3) 金利通貨関連

前連結会計年度(2024年3月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

 該当事項はありません。

 

(4) 商品関連

前連結会計年度(2024年3月31日)

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額

契約額のうち
1年超

時価

原則的処理方法

商品先渡取引

地金取引

14,169

△989

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

(単位:百万円)

ヘッジ会計の方法

デリバティブ
取引の種類等

主なヘッジ対象

契約額

契約額のうち
1年超

時価

原則的処理方法

商品先渡取引

地金取引

21,749

△1,230

 

 

 

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社及び主な連結子会社は、確定給付企業年金制度を採用しております。

また、当社は複数事業主制度の確定給付企業年金制度に加入しており、自社の拠出に対応する年金資産の額を合理的に計算することができないことから、確定拠出制度と同様に会計処理しております。

 

2 確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

退職給付債務の期首残高

5,345

5,077

勤務費用

338

332

利息費用

5

50

数理計算上の差異の発生額

△534

46

退職給付の支払額

△82

△148

過去勤務費用の発生額

その他

4

9

退職給付債務の期末残高

5,077

5,367

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

年金資産の期首残高

3,162

3,647

期待運用収益

23

27

数理計算上の差異の発生額

106

△119

事業主からの拠出額

440

454

退職給付の支払額

△82

△148

その他

△2

△3

年金資産の期末残高

3,647

3,857

 

 

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債の調整表

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

5,077

5,367

年金資産

3,647

3,857

連結貸借対照表に計上された負債

1,430

1,510

 

 

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

勤務費用

338

332

利息費用

5

50

期待運用収益

△23

△27

数理計算上の差異の費用処理額

40

△80

過去勤務費用の費用処理額

436

401

確定給付制度に係る退職給付費用

797

676

 

 

 

(5) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

過去勤務費用

△436

△401

数理計算上の差異

△681

247

合計

△1,118

△154

 

 

(6) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

未認識過去勤務費用

422

20

未認識数理計算上の差異

△451

△204

合計

△29

△184

 

 

(7) 年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

(単位:%)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

債券

34.8

43.4

株式

14.0

5.9

その他

8.4

6.7

一般勘定

42.8

44.0

合計

100.0

100.0

 

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

(単位:%)

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

割引率

1.0

1.0

長期期待運用収益率

0.8

0.8

予想昇給率

0.09.1

0.011.3

 

 

 

3 複数事業主制度

確定拠出制度と同様に会計処理する複数事業主制度の確定給付企業年金制度への要拠出額は、前連結会計年度80百万円、当連結会計年度64百万円であります。

 

(1) 複数事業主制度の直近の積立状況

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2023年3月31日現在)

当連結会計年度
(2024年3月31日現在)

年金資産の額

15,024

17,439

年金財政計算上の数理債務の額

13,024

13,104

差引額

1,999

4,334

 

 

(2) 複数事業主制度の加入者数に占める当社の割合

前連結会計年度6.3%(2024年3月31日現在)

当連結会計年度6.8%(2025年3月31日現在)

 

(3) 補足説明

上記(1)の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高(前連結会計年度545百万円、当連結会計年度―百万円)、剰余金(前連結会計年度―百万円、当連結会計年度1,830百万円)、別途積立金(前連結会計年度2,832百万円、当連結会計年度2,503百万円)、不足金(前連結会計年度287百万円、当連結会計年度―百万円)であります。

本制度における過去勤務債務の償却方法は期間6年1ヵ月の元利均等償却であり、当社グループは連結財務諸表上、当該償却に充てられる特別掛金(前連結会計年度31百万円、当連結会計年度14百万円)を費用処理しております。

 

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

繰延税金資産

 

 

未払事業税

58

150

賞与引当金

324

378

未払法定福利費

52

59

貸倒引当金

13

12

役員退職慰労引当金

241

250

投資有価証券等評価損

69

71

退職給付に係る負債

413

450

繰越欠損金

9

12

棚卸資産評価損

61

36

税務上の収益認識差額

77

89

繰延ヘッジ損益

278

398

棚卸資産未実現利益

88

204

その他

156

206

繰延税金資産小計

1,846

2,323

評価性引当額

△366

△376

繰延税金資産合計

1,479

1,947

繰延税金負債

 

 

その他有価証券評価差額金

△357

△376

繰延ヘッジ損益

△0

△1

関係会社の留保利益

△886

△1,136

その他

△59

△49

繰延税金負債合計

△1,303

△1,564

繰延税金資産の純額

175

382

 

 

(表示方法の変更)

前連結会計年度の注記において、調整項目の「その他」に含めていた「棚卸資産未実現利益」は重要性が増したため、独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の注記において、調整項目の「その他」で表示していた244百万円は、「棚卸資産未実現利益」88百万円、「その他」156百万円として組み替えております。

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率と差異発生原因の主な内訳

前連結会計年度及び当連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立し、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。

これに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.6%から31.5%に変更し計算しております。

なお、この税率変更により、当連結会計年度の繰延税金負債(繰延税金資産を控除した金額)が17百万円、法人税等調整額が6百万円増加し、その他有価証券評価差額金が10百万円減少しております。

 

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)

当社は、2025年1月31日開催の取締役会(臨時)において、株式会社山陽レック並びに株式会社フラップリソースの全株式を取得(以下「本件株式取得」といいます。)し、子会社化することについて決議いたしました。

 

1 企業結合の概要

①被取得企業の名称及び事業の内容

 

被取得企業の名称

株式会社山陽レック

株式会社フラップリソース

 

事業の内容

産業廃棄物処理及び収集運搬等

非鉄金属回収及び卸売等

 

②企業結合を行った主な理由

当社グループは、貴金属関連事業と食品関連事業を展開しており、貴金属関連事業の環境事業においては製造業などから排出される産業廃棄物を回収し、適正な中間処理や再資源化を行うことで環境への負荷低減や保全に貢献しております。

株式会社山陽レック並びに株式会社フラップリソースは、産業廃棄物の中間処理及び再資源化に関する長年の実績とノウハウがあり、当社が取り組むリチウムイオン電池のリサイクル事業等において地域的補完も含むマーケット領域の拡大や売上の拡大に相乗効果が期待でき、本件株式取得により当社グループの成長を加速させ企業価値の向上が見込まれることから、この度の株式取得を決定いたしました。

③企業結合日

 2025年2月28日(みなし取得日2025年3月31日)

④企業結合の法的形式

 株式取得

⑤企業結合後の名称

 変更はありません。

⑥取得した議決権比率

 

被取得企業の名称

株式会社山陽レック

株式会社フラップリソース

 

取得した議決権比率

100.0%

100.0%

 

⑦取得企業を決定するに至った主な根拠

 当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。

 

2 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

2025年3月31日をみなし取得日としているため、貸借対照表のみを連結しており、当連結会計年度に係る連結損益計算書に被取得企業の業績は含まれておりません。

 

3 被取得企業の取得原価及びその内訳

 

被取得企業の名称

株式会社山陽レック

株式会社フラップリソース

 

取得の対価(現金)

 2,489百万円

 110百万円

 

取得原価

   2,489百万円

   110百万円

 

 

4 主要な取得関連費用の内容及び金額

 

被取得企業の名称

株式会社山陽レック

株式会社フラップリソース

 

アドバイザリー費用等

111百万円

4百万円

 

 

 

5 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

①発生したのれんの金額

 

被取得企業の名称

株式会社山陽レック

株式会社フラップリソース

 

発生したのれんの金額

824百万円

6百万円

 

(注)なお、のれんの金額は、当連結会計年度末において取得原価の配分が完了していないため、暫定的に

   算定された金額であります。

②発生原因

 今後の事業展開により期待される将来の超過収益力であります。

③償却方法及び償却期間

 6年間にわたる均等償却

 

6 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

       (単位:百万円)

 

 

株式会社山陽レック

株式会社フラップリソース

 

 流動資産

  1,938

  149

 

 固定資産

  2,353

   71

 

資産合計

  4,292

  220

 

 流動負債

    694

   24

 

 固定負債

  1,932

   93

 

負債合計

  2,626

  117

 

 

7 企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(資産除去債務関係)

金額的重要性が乏しいため、注記を省略しております。

 

(賃貸等不動産関係)

金額的重要性が乏しいため、注記を省略しております。

 

 

(収益認識関係)

1 顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

貴金属関連事業

食品関連事業

貴金属地金他

245,077

245,077

電子材料

1,971

1,971

食品加工原材料

107,000

107,000

その他

5,856

621

6,478

顧客との契約から生じる収益

252,905

107,622

360,527

外部顧客への売上高

252,905

107,622

360,527

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

貴金属関連事業

食品関連事業

貴金属地金他

353,269

353,269

電子材料

2,298

2,298

食品加工原材料

106,552

106,552

その他

6,087

632

6,719

顧客との契約から生じる収益

361,655

107,185

468,841

外部顧客への売上高

361,655

107,185

468,841

 

 

2 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「第一部[企業情報] 第5[経理の状況] 1[連結財務諸表等] [注記事項] (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

                                    (単位:百万円)

 

当連結会計年度

期首残高

期末残高

顧客との契約から生じた債権

25,615

31,990

契約負債

5,747

7,515

 

顧客との契約から生じた債権は、売掛金及び受取手形であります。それぞれの期末残高は、売掛金31,693百万円、受取手形296百万円であります。

契約負債は、主として貴金属地金他での出荷基準に基づく貴金属地金の販売において、あらかじめ財の移転を約束した取引にかかわる前受金に関するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

当連結会計年度の期首現在の契約負債残高は、概ねすべて当連結会計年度の収益として認識されています。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループでは、当初に予想される契約期間が1年以内であることから残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し注記を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

                                    (単位:百万円)

 

当連結会計年度

期首残高

期末残高

顧客との契約から生じた債権

31,990

34,088

契約負債

7,515

7,666

 

顧客との契約から生じた債権は、売掛金及び受取手形であります。それぞれの期末残高は、売掛金33,883百万円、受取手形205百万円であります。

契約負債は、主として貴金属地金他での出荷基準に基づく貴金属地金の販売において、あらかじめ財の移転を約束した取引にかかわる前受金に関するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

当連結会計年度の期首現在の契約負債残高は、概ねすべて当連結会計年度の収益として認識されています。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループでは、当初に予想される契約期間が1年以内であることから残存履行義務に配分した取引価格の注記にあたって実務上の便法を適用し注記を省略しております。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、本社に製品・商品・サービス別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品・商品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

従って、当社は事業部を基礎とした製品・商品・サービス別セグメントから構成されており、「貴金属関連事業」及び「食品関連事業」の2つを報告セグメントとしております。なお、経済的特徴が概ね類似している事業セグメント(「貴金属事業」「環境事業」)を1つの報告セグメント「貴金属関連事業」に集約しております。

「貴金属関連事業」は、貴金属の回収製錬及び貴金属地金、化成品、電子材料等の販売と、産業廃棄物の収集・運搬・処理を行っております。「食品関連事業」は水産品、農産品、畜産品等の食品加工原材料の販売及びその運搬を行っております。

 

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と同一であります。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表
計上額

(注)2

貴金属関連事業

食品関連事業

売上高

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

252,905

107,622

360,527

360,527

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

78

78

78

252,905

107,700

360,605

78

360,527

セグメント利益

7,042

2,313

9,356

9,356

セグメント資産

102,290

39,989

142,279

6,657

148,937

その他の項目

 

 

 

 

 

 減価償却費

2,270

190

2,461

22

2,483

 有形固定資産及び

 無形固定資産の増加額

8,430

327

8,758

8,758

 

(注) 1 調整額の内容は、売上高についてはセグメント間取引及び振替高の消去であります。資産については、主に余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、投資不動産等の全社資産であります。

2 セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。

 

当連結会計年度(2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

(注)1

連結財務諸表
計上額

(注)2

貴金属関連事業

食品関連事業

売上高

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

361,655

107,185

468,841

468,841

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

36

36

36

361,655

107,221

468,877

36

468,841

セグメント利益

10,178

2,497

12,676

12,676

セグメント資産

119,694

43,727

163,422

5,477

168,900

その他の項目

 

 

 

 

 

 減価償却費

2,634

239

2,873

20

2,894

 有形固定資産及び

 無形固定資産の増加額

4,145

155

4,301

4,301

 

(注) 1 調整額の内容は、売上高についてはセグメント間取引及び振替高の消去であります。資産については、主に余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)、投資不動産等の全社資産であります。

2 セグメント利益の合計額は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

(単位:百万円)

 

貴金属地金他

電子材料

食品加工原材料

その他

合計

外部顧客への売上高

245,077

1,971

107,000

6,478

360,527

 

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

アジア

その他

合計

326,673

33,544

310

360,527

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域別に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

その他

合計

29,969

4,366

34,335

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

三井物産株式会社

60,876

貴金属関連事業

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

(単位:百万円)

 

貴金属地金他

電子材料

食品加工原材料

その他

合計

外部顧客への売上高

353,269

2,298

106,552

6,719

468,841

 

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

(単位:百万円)

日本

アジア

その他

合計

424,401

44,186

253

468,841

 

(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国または地域別に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

(単位:百万円)

日本

その他

合計

32,949

4,908

37,858

 

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

三井物産株式会社

79,849

貴金属関連事業

三菱商事RtMジャパン株式会社

53,027

貴金属関連事業

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

1 関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

(ア) 連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(イ) 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社等 *1

松田物産㈱

東京都
新宿区

50

不動産業・損害保険代理業

(被所有)
直接 13.4

土地・建物の賃貸借、
損害保険取引及び事務代行

工場用地、
営業所及び社宅の賃借 *3

63

前払費用

損害保険取引 *4

450

未払費用

7

保証金の差入 *5

差入保証金

45

役員及びその近親者 *2

松田邦子

代表取締役社長松田芳明の実母

(被所有)
 直接

3.6

金地金取引 *6

91

買掛金

 

 (注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりませんが、金地金売買の取引金額及び期末残高の未払費用には消費税等を含んでおります。

2 関連当事者の属性

*1 当社代表取締役社長松田芳明及びその近親者が100%を直接保有しております。

*2 当社代表取締役社長松田芳明の実母であります。

3 取引条件及び取引条件の決定方針等

*3 工業用地、営業所及び社宅の賃借に関する取引条件は、工場用地及び営業所については不動産鑑定士の鑑定評価に基づいて、社宅については近隣の相場に基づいて決定しております。

*4 損害保険に関する取引条件は、一般的な保険取引と同一の条件であります。

*5 保証金の差入に関する取引条件は、独立第三者間取引と同様の一般的な取引条件であります。

*6 金地金売買の取引条件は、一般的取引と同様に金相場に基づいて決定しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

役員及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社等 *1

松田物産㈱

東京都
新宿区

50

不動産業・損害保険代理業

(被所有)
直接 13.4

土地・建物の賃貸借、
損害保険取引及び事務代行

工場用地、
営業所及び社宅の賃借 *2

65

前払費用

5

損害保険取引 *3

426

未払費用

10

保証金の差入 *4

差入保証金

45

 

 (注) 1 上記金額には、消費税等は含まれておりませんが、期末残高には消費税等を含んでおります。

2 関連当事者の属性

*1 当社代表取締役社長松田芳明及びその近親者が100%を直接保有しております。

3 取引条件及び取引条件の決定方針等

*2 工業用地、営業所及び社宅の賃借に関する取引条件は、工場用地及び営業所については不動産鑑定士の鑑定評価に基づいて、社宅については近隣の相場に基づいて決定しております。

*3 損害保険に関する取引条件は、一般的な保険取引と同一の条件であります。

*4 保証金の差入に関する取引条件は、独立第三者間取引と同様の一般的な取引条件であります。

 

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

 重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

該当事項はありません。

(1株当たり情報)

(単位:円)

項目

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

1株当たり純資産額

3,515.61

3,848.51

1株当たり当期純利益

280.20

364.87

 

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

   2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

純資産の部の合計額(百万円)

91,374

100,134

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

259

391

 (うち非支配株主持分)(百万円)

259

391

普通株式に係る期末の純資産額(百万円)

91,115

99,742

1株当たり純資産額の算定に用いられた
期末の普通株式の数(千株)

25,917

25,917

 

 

   3 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

7,286

9,456

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円)

7,286

9,456

普通株式の期中平均株式数(千株)

26,002

25,917

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。