(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日、以下「当第2四半期」という)におけるわが国経済は、中国を中心とした新興国経済の減速による影響はあるものの、堅調な企業業績や雇用・所得環境の改善に加え、訪日外国人の増加が消費回復を後押しするなど、景気は緩やかに回復基調で推移いたしました。
当カラオケ業界におきましては、ナイト市場は依然として漸減傾向で推移するものの、カラオケボックス市場では、大手事業者の積極出店により緩やかながら増加傾向が継続しております。また、成長が期待されるエルダー市場の堅調な拡大もあり、市場全体のカラオケ稼働台数は僅かながら増加傾向で推移しております。
この様ななか、各事業におきましては諸施策を実施した結果、当第2四半期の業績は、売上高は70,362百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は9,910百万円(同2.3%増)、経常利益は10,727百万円(同0.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6,467百万円(同0.4%減)となりました。
(百万円)
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前第2四半期 累計 |
当第2四半期 累計 |
対前期増減 |
増減率 |
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売 上 高 |
65,046 |
70,362 |
5,315 |
8.2% |
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営 業 利 益 |
9,688 |
9,910 |
222 |
2.3% |
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経 常 利 益 |
10,791 |
10,727 |
△63 |
△0.6% |
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親会社株主に帰属する四半期純利益 |
6,491 |
6,467 |
△24 |
△0.4% |
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(業務用カラオケ)
当事業におきましては、4年半ぶりとなるフラッグシップ新商品「LIVE DAM STADIUM」を4月に発売しました。スタジアムライブを彷彿する圧倒的な迫力や臨場感を実現する「ライブサウンド」と、業界初の「デュアルモニター」機能搭載によって進化した「音」と「映像」への市場注目度が高く、想定を上回る好調な受注により市場投入は順調に推移いたしました。
また、安定的な収益基盤の強化を目指し、機器賃貸の出荷比重を高めるなか、DAM稼働台数の増加に努めることに加え、成長分野として注力しているエルダー市場についても、稼働台数が堅調に増加いたしました。
以上の結果、新商品の発売により販売が好調に推移したことに加え、機器賃貸件数及びDAM稼働台数が順調に増加したことにより、機器賃貸収入および情報提供料収入が着実に増加し、売上高は前年同期比10.0%増加となりました。利益面におきましては、機器賃貸の先行コストが増加したものの、営業利益は前年同期比9.6%の増加となりました。
(百万円)
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前第2四半期 累計 |
当第2四半期 累計 |
対前期増減 |
増減率 |
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売 上 高 |
32,056 |
35,247 |
3,190 |
10.0% |
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営 業 利 益 |
7,244 |
7,941 |
696 |
9.6% |
(カラオケ・飲食店舗)
当事業におけるカラオケルームにおきましては、4月に近畿・中部地域等でチェーン展開する店舗の事業買収に加え、積極的な新規出店に注力いたしました。また、店舗の差別化を図るため、ルーム内の音響や映像の強化に注力する一方、女子会などグループパーティーなどの一次会需要を取り込むため、パーティーコースの充実とレストランルームの増設に努めました。飲食店舗におきましては、顧客満足度の向上を図るため、提供するサービスの向上を目指し、エリア別に教育店舗を設置するなど、従業員教育の強化に努めました。
以上の結果、売上高は前期に出店した店舗の売上寄与に加え買収した新店の寄与もあり、前年同期比8.2%増加となりましたが、営業利益は新規出店等による先行コストの増加と、入替え導入を推進した新商品「LIVE DAM STADIUM」及びのれんの償却負担増の影響もあり、前年同期比14.6%の減少となりました。
(百万円)
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前第2四半期 累計 |
当第2四半期 累計 |
対前期増減 |
増減率 |
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売 上 高 |
25,278 |
27,348 |
2,069 |
8.2% |
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営 業 利 益 |
3,229 |
2,757 |
△472 |
△14.6% |
(音楽ソフト)
当事業におきましては、「水森かおり」や「三山ひろし」など安定した演歌作品に加えて、「ソナーポケット」や「筋肉少女帯」などの作品が貢献する一方、音楽配信がやや改善の兆しが見えたものの、音楽CD離れの風潮が加速するなど、事業環境は依然厳しい状況で推移しております。
以上の結果、売上高が前年同期比3.5%減少したことにより24百万円の営業損失となりました。
(百万円)
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前第2四半期 累計 |
当第2四半期 累計 |
対前期増減 |
増減率 |
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売 上 高 |
4,484 |
4,325 |
△158 |
△3.5% |
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営 業 利 益 |
33 |
△24 |
△57 |
- |
(その他)
当事業におきましては、BGM放送事業において光回線を活用したBGM放送サービス「スターデジオ光」とコンシューマー向けストリーミングカラオケサービスの拡販に努めるほか、不動産賃貸、パーキング事業などが堅調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は不動産賃貸収入等の増加により前年同期比6.6%増加し、営業利益はコスト低減効果などにより前年同期比29.3%の増加となりました。
(百万円)
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前第2四半期 累計 |
当第2四半期 累計 |
対前期増減 |
増減率 |
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売 上 高 |
3,227 |
3,441 |
213 |
6.6% |
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営 業 利 益 |
568 |
735 |
166 |
29.3% |
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ2,681百万円減少し、177,631百万円となりました。
増減の主なものとしては、流動資産では、その他に含まれる前払費用が1,367百万円増加し、現金及び預金が7,011百万円及び受取手形及び売掛金が995百万円それぞれ減少しております。
固定資産では、カラオケ賃貸機器が2,127百万円、カラオケルーム及び飲食店舗設備が1,684百万円及び土地が1,209百万円それぞれ増加し、投資有価証券が3,665百万円減少しております。
負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べ2,109百万円減少し、67,938百万円となりました。
増減の主なものとしては、流動負債では、支払手形及び買掛金が778百万円増加し、その他に含まれる未払金が2,489百万円及び未払法人税等が831百万円それぞれ減少しております。
固定負債では、その他に含まれる長期未払金が801百万円増加し、役員退職慰労引当金が1,242百万円減少しております。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べ571百万円減少し、109,692百万円となりました。
これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加6,467百万円、剰余金の配当による利益剰余金の減少2,901百万円、その他有価証券評価差額金の減少2,473百万円及び自己株式の取得による減少1,700百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ6,996百万円減少し、53,011百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前四半期純利益が10,367百万円、減価償却実施額が7,429百万円及び法人税等の支払額が5,049百万円等により、前年同四半期連結累計期間に比べ1,029百万円増加し、12,472百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出が10,014百万円、無形固定資産の取得による支出が1,700百万円、事業譲受による支出が1,577百万円及び映像使用許諾権の取得による支出が1,421百万円等により、前年同四半期連結累計期間に比べ4,515百万円増加し、15,320百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払額が2,901百万円、自己株式の取得による支出が1,700百万円、長期借入金の返済による支出が1,285百万円及び長期借入れによる収入が1,460百万円等により、4,100百万円(前年同四半期連結累計期間は7,071百万円の獲得)となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当社グループは、カラオケに対するユーザーニーズを正確に把握することを原点とし、それを分析し、映像・音響の基礎・応用技術などカラオケシステムの開発及び改良を行っており、これらの活動は当社の商品開発部及び開発管理部の一部が担当しております。
なお、上記は、「研究開発費等に係る会計基準」(企業会計審議会 平成10年3月13日)の「研究及び開発」に該当する活動ではありません。