第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年9月30日、以下「当第2四半期」という)におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調にあるものの、中国をはじめとするアジア諸国経済の景気減速や地政学的リスクの高まりなど、依然として不透明な状況で推移いたしました。

当カラオケ業界におきましては、ナイト市場は依然として漸減傾向で推移しており、また、カラオケボックス市場においても大手事業者間の競争が激しさを増すなか、市場は僅かながら減少いたしました。一方、エルダー市場においては、「歌うこと=健康」の認知が拡がり、市場は順調に拡大いたしました。

この様ななか、各事業におきまして諸施策を実施した結果、当第2四半期の売上高は69,022百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は10,776百万円(同10.7%増)、経常利益は11,474百万円(同14.6%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、特別損益が改善したことにより、7,373百万円(同75.4%増)となりました。なお、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は過去最高となっております。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第2四半期
累計

当第2四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

68,821

69,022

201

0.3%

営 業 利 益

9,739

10,776

1,037

10.7%

経 常 利 益

10,012

11,474

1,461

14.6%

親会社株主に帰属する四半期純利益

4,203

7,373

3,170

75.4%

 

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(業務用カラオケ)

当事業におきましては、安定収益の柱と位置付ける機器賃貸を中心に、カラオケ機器稼働台数の拡大に注力いたしました。その結果、成長が続くエルダー市場で民間施設に加え自治体施設への導入施策が奏功し、稼働台数の増加を実現しております。また、10月にはフラッグシップ新商品「LIVE DAM STADIUM STAGE」を発売しております。

以上の結果、機器賃貸収入及び情報提供料収入は増加したものの、新商品発売前の買い控えの影響もあり商製品販売が減少し、売上高は前年同期比4.2%の減収となりました。利益面におきましては、機器賃貸収入及び情報提供料収入の増加と、昨年計上した「平成28年熊本地震」に伴う復旧支援費用や営業資産の買取りコストなどの一時費用が減少したことにより、営業利益は前年同期比2.2%の増加となりました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第2四半期
累計

当第2四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

33,521

32,107

△1,414

△4.2%

営 業 利 益

7,721

7,888

167

2.2%

 

 

 

(カラオケ・飲食店舗)

当事業におきましては、店舗サービス品質の向上に注力し、人材の確保、教育の強化に努めるほか、店舗リニューアルや既存業態のブラッシュアップなどに取り組んでまいりました。また、6月には首都圏を中心に「カラオケマック」40店舗をチェーン展開する株式会社Airsideの全株式を取得し子会社化しております。

以上の結果、既存店が好調に推移したことに加え、子会社化した株式会社Airsideの収益が寄与したことにより、売上高は前年同期比6.7%の増加、営業利益におきましては、前年同期比26.3%の増加となりました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第2四半期
累計

当第2四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

27,083

28,907

1,824

6.7%

営 業 利 益

2,824

3,566

742

26.3%

 

 

(音楽ソフト)

当事業におきましては、業務用通信カラオケ事業をはじめとしたグループネットワークの活用、連携強化による相乗効果と業務の効率化に注力いたしました。また、積極的に新人アーティストの発掘とヒット曲の創出に努めてまいりましたが、事業環境は依然厳しい状況で推移しております。

以上の結果、売上高が前年同期比10.4%減少したことにより3百万円の営業損失となりました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第2四半期
累計

当第2四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

4,490

4,022

△467

△10.4%

営 業 利 益

76

△3

△80

 

 

(その他)

当事業におきましては、BGM放送事業において光回線を活用したBGM放送サービス「スターデジオ光」とコンシューマー向けストリーミングカラオケサービスの拡販に努めるほか、不動産賃貸、パーキング事業などが堅調に推移いたしました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第2四半期
累計

当第2四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

3,726

3,984

258

6.9%

営 業 利 益

778

784

6

0.8%

 

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ109百万円減少し、186,845百万円となりました。

増減の主なものとしては、流動資産では、現金及び預金が12,487百万円減少し、有価証券が5,168百万円及びたな卸資産が1,066百万円それぞれ増加しております。

固定資産では、カラオケルーム及び飲食店舗設備が1,105百万円、土地が1,029百万円、有形固定資産のその他に含まれる建物及び構築物が687百万円及びのれんが3,303百万円それぞれ増加しております。なお、のれんの増加につきましては、株式会社Airsideの全株式を取得し、連結の範囲に含めたことによるものであります。

負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べ3,566百万円減少し、64,318百万円となりました。
これは主に、流動負債の1年内償還予定の社債を3,500百万円償還したことによるものであります。
純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べ3,457百万円増加し、122,527百万円となりました。
これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加7,373百万円、剰余金の配当による利益剰余金の減少3,142百万円及び自己株式の取得による減少1,001百万円によるものであります。
 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7,313百万円減少し、53,941百万円となりました。

当第2四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前四半期純利益が11,401百万円、減価償却実施額が7,328百万円及び法人税等の支払額が2,939百万円等により、前年同四半期連結累計期間に比べ515百万円減少し、14,296百万円となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出が6,638百万円、無形固定資産の取得による支出が1,875百万円、子会社株式の取得による支出が5,142百万円等により前年同四半期連結累計期間に比べ5,284百万円増加し、13,951百万円となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、社債の償還による支出が3,500百万円、配当金の支払額が3,141百万円、自己株式の取得による支出が1,001百万円、長期借入金の返済による支出が1,218百万円及び長期借入れによる収入が900百万円等により、前年同四半期連結累計期間に比べ4,342百万円増加し、7,911百万円となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当社グループは、カラオケに対するユーザーニーズを正確に把握することを原点とし、それを分析し、映像・音響の基礎・応用技術などカラオケシステムの開発及び改良を行っており、これらの活動は当社の商品開発部及び開発管理部の一部が担当しております。

なお、上記は、「研究開発費等に係る会計基準」(企業会計審議会 平成10年3月13日)の「研究及び開発」に該当する活動ではありません。