第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日、以下「当第3四半期」という)におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に景気は緩やかな回復基調にあるものの、欧米諸国の政治情勢への懸念や地政学的リスクの高まりなど、依然として不透明な状況で推移いたしました。

当カラオケ業界におきましては、ナイト市場は依然として漸減傾向で推移しており、また、カラオケボックス市場においても大手事業者間の競争が激しさを増すなか、市場は僅かながら減少いたしました。一方、エルダー市場においては、「歌うこと=健康」の認知が拡がり、市場は順調に拡大いたしました。

この様ななか、各事業におきまして諸施策を実施した結果、当第3四半期の売上高は106,690百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は17,167百万円(同7.8%増)、経常利益は為替差益の減少があったものの18,017百万円(同2.0%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、特別損益が改善したことにより、11,478百万円(同26.8%増)となりました。なお、当第3四半期における売上高及び各利益については、すべて過去最高となっております。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第3四半期
累計

当第3四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

105,639

106,690

1,051

1.0%

営 業 利 益

15,931

17,167

1,235

7.8%

経 常 利 益

17,656

18,017

361

2.0%

親会社株主に帰属する四半期純利益

9,053

11,478

2,424

26.8%

 

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

(業務用カラオケ)

当事業におきましては、長期安定的な収益基盤の強化を図るべく、機器賃貸・情報提供料収入の拡大に注力いたしました。成長市場と位置付けるエルダー市場においては、民間施設に加え自治体施設への導入施策強化により、着実に稼働台数が増加しております。また発売から3年目となる「LIVE DAM STADIUM」シリーズの新商品「LIVE DAM STADIUM STAGE」を昨年10月に発売し、商品ラインアップの強化を図りました。

以上の結果、商製品販売の減少により売上高は前年同期比2.9%の減収となったものの、利益面においては前期計上した一時費用の減少やコスト低減に努めたことにより、営業利益は前年同期比2.2%の増加となりました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第3四半期
累計

当第3四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

50,448

48,995

△1,452

△2.9%

営 業 利 益

11,428

11,678

250

2.2%

 

 

 

(カラオケ・飲食店舗)

当事業におきましては、店舗サービス品質の向上に注力し、人材の確保、教育の強化に努めるほか、店舗リニューアルや既存業態のブラッシュアップなどに取り組んでまいりました。また、昨年6月には首都圏を中心に「カラオケマック」40店舗をチェーン展開する株式会社Airsideの全株式を取得し子会社化しております。

以上の結果、最大の商戦期である12月を含め、カラオケ・飲食店舗とも好調に推移したことに加え、子会社化した株式会社Airsideの収益が寄与したことにより、売上高は前年同期比6.6%の増加、営業利益におきましては、前年同期比11.8%の増加となりました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第3四半期
累計

当第3四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

42,906

45,723

2,817

6.6%

営 業 利 益

5,754

6,435

680

11.8%

 

 

(音楽ソフト)

当事業におきましては、グループネットワークの活用及び連携強化による相乗効果と業務の効率化に注力いたしました。また、積極的に新人アーティストの発掘とヒット曲の創出に努めてまいりましたが、事業環境は依然厳しい状況で推移しております。

以上の結果、売上高が前年同期比10.5%減少したことにより23百万円の営業損失となりました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第3四半期
累計

当第3四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

6,599

5,907

△691

△10.5%

営 業 利 益

28

△23

△52

 

 

(その他)

当事業におきましては、光回線を活用したBGM放送サービス「スターデジオ光」を中心としたBGM放送事業及びパーキング事業の拡大に努めるほか、コンシューマー向けストリーミングカラオケサービス、不動産賃貸などが堅調に推移いたしました。

 

 

 

 

 

(百万円)

 

前第3四半期
累計

当第3四半期
累計

対前期増減

増減率

売  上  高

5,685

6,063

378

6.7%

営 業 利 益

1,132

1,227

94

8.3%

 

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,350百万円増加し、188,305百万円となりました。

増減の主なものとしては、流動資産では、現金及び預金が10,358百万円減少し、有価証券が3,718百万円増加しております。

固定資産では、カラオケルーム及び飲食店舗設備が1,494百万円、土地が1,300百万円、有形固定資産のその他に含まれる建物及び構築物が733百万円、のれんが3,097百万円及び投資有価証券が599百万円それぞれ増加しております。なお、のれんの増加につきましては、株式会社Airsideの全株式を取得し、連結の範囲に含めたことによるものであります。

負債の部につきましては、前連結会計年度末に比べ3,502百万円減少し、64,382百万円となりました。

これは主に、流動負債の1年内償還予定の社債を3,500百万円償還したことによるものであります。

純資産の部につきましては、前連結会計年度末に比べ4,853百万円増加し、123,923百万円となりました。

これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加11,478百万円、剰余金の配当による利益剰余金の減少6,275百万円によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当社グループは、カラオケに対するユーザーニーズを正確に把握することを原点とし、それを分析し、映像・音響の基礎・応用技術などカラオケシステムの開発及び改良を行っており、これらの活動は当社の商品開発部及び開発管理部の一部が担当しております。

なお、上記は、「研究開発費等に係る会計基準」(企業会計審議会 平成10年3月13日)の「研究及び開発」に該当する活動ではありません。