当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態の分析
①流動資産
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ5,760,569千円増加し、53,240,047千円となりました。これは、現金及び預金が増加したことが主な要因であります。
②固定資産
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ3,232,909千円増加し、16,901,673千円となりました。これは、投資有価証券が増加したことが主な要因であります。
③流動負債
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ4,959,539千円増加し、25,324,459千円となりました。これは、短期借入金が増加したことが主な要因であります。
④固定負債
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1,737,896千円増加し、8,628,036千円となりました。これは、長期借入金が増加したことが主な要因であります。
⑤純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ2,296,041千円増加し、36,189,224千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益が2,011,842千円計上されたことが主な要因であります。
(2)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の底堅い推移や雇用環境の改善等を背景に緩やかな回復基調が見られる一方、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題の長期化など不安定な国際情勢を受け、先行き不透明感が払拭し切れない状況にあります。
このような状況の下、当社グループは3ヵ年の中期経営計画「SPARKS 2020」の最終年度を迎えました。3点の重点方針である「総合力発揮の強化」「新領域への挑戦」「構造改革の実行」の実現に向け、差別化商材の供給力強化、優良取引先との取り組み深耕をはじめ新分野ビジネスの構築や国内外のグループ経営基盤の強化を遂行してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は91,883,943千円 (前年同期比1.1%増)、営業利益は2,403,073千円 (前年同期比0.8%増)、経常利益は2,573,898千円 (前年同期比6.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,011,842千円 (前年同期比27.7%増)となりました。
事業セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[繊維セグメント]
当第3四半期連結累計期間における繊維セグメントの分野別の経営成績等は、次のとおりであります。
<原料分野>
原料分野は、天然繊維原料は、依然として各産地の低調な商況が続いており、新規商材に対する動きは弱く、定番糸に需要が偏る傾向が見られます。合成繊維原料は、合繊加工糸、備蓄糸、インナー用原糸は好調ながら、高付加価値原料では生産進捗の遅れが響き苦戦しました。
このような状況の下、当社グループは、テキスタイル分野との連携による相乗効果の創出を推進し、優良取引先との取り組み深耕や、生産集約による加工効率向上により、経費削減による収益基盤の構築に努めるとともに、売上の維持・拡大を図りました。
この結果、原料分野の売上高は13,518,124千円(前年同期比4.9%減)となりました。
<テキスタイル分野>
テキスタイル分野は、一部綿素材の動きは比較的活発でしたが、産地全体としてはニッター、染工場共に稼働は低く、低調に推移しました。また、運賃、工賃や倉敷料の高騰が依然として収益を圧迫しており、苦戦を強いられております。
このような状況の下、当社グループは、販売戦略の要である「テキスタイル・プロジェクト」において、素材企画力を活かした売れ筋商材開発やグループ会社との合同展示会開催による販売強化に努めました。また原料分野との協業強化を意識しながら、戦略商材の開発に注力いたしました。
この結果、テキスタイル分野の売上高は10,427,868千円(前年同期比10.1%減)となりました。
<繊維二次製品分野>
繊維二次製品分野は、春先の異常高温、8月以降の猛暑に輪をかけるように暖冬となり、量販系小売店のみならず、セレクトショップ、百貨店での冬物重衣料の売れ行きを直撃しました。一方、ブランド力、デザイン性のある商材やファッション性を取り入れたワーク系商材については比較的好調に推移しました。
このような状況の下、当社グループは、企画段階から請け負い製造・供給するODM生産を推進する一方、原料・テキスタイル分野との協業やブランドビジネスの発想を取り入れた新規オリジナル商材の開発を加速し、市場での競争力強化に努めました。
この結果、繊維二次製品分野の売上高は64,348,021千円(前年同期比4.4%増)となりました。
[不動産セグメント]
当第3四半期連結累計期間における不動産セグメントの売上高は354,086千円(前年同期比6.0%増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は16,468千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。