第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態の分析

①流動資産

当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ2,668,611千円増加し、53,918,733千円となりました。これは、棚卸資産が増加したことが主な要因であります。

②固定資産

当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ583,763千円増加し、17,436,727千円となりました。これは、投資有価証券が増加したことが主な要因であります。

③流動負債

当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ4,022,075千円増加し、28,105,063千円となりました。これは、短期借入金が増加したことが主な要因であります。

④固定負債

当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ378,231千円減少し、7,393,299千円となりました。これは、引当金が減少したことが主な要因であります。

⑤純資産

当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ391,469千円減少し、35,857,097千円となりました。これは、資本剰余金が減少したことが主な要因であります。

 

(2)経営成績の分析

当社グループは、第1四半期連結会計期間より「収益認識に関する会計基準」等を適用したことに伴い、当第2四半期連結累計期間における売上高は、前第2四半期連結累計期間と比較して減少しております。そのため、以下の経営成績に関する説明は前年同期比(%)を記載せずに、( )内は適用前の前年同期の数値を記載しております。

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、7月に4度目の緊急事態宣言が発出され、変異株の感染も急速に拡大するなど、依然として新型コロナウイルス感染症拡大による影響で、国内経済正常化の見通しが立っておりません。また、東京2020オリンピックが開催されるも十分な消費向上にはつながらず、慢性的な消費マインドの低迷もあり、先行き不透明な状況が続いております。

このような状況の下、当社グループは3ヵ年の新中期経営計画「MAKE A DREAM,1+∞」を策定し、「経営体制の高度化」、「事業ポートフォリオの最適化」、「次世代事業の創出」、「サスティナビリティの着実な実行」の4つの重点方針を掲げ、経営組織体制の強化、優良取引先との取り組み強化、ブランドビジネスの強化、当社グループとしてのエシカル活動であるYAGIthical(ヤギシカル)の推進といった様々な施策を推進しております。

この結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は37,745,363千円(前年同期は52,591,245千円)、営業利益は366,747千円(前年同期は744,311千円)、経常利益は775,929千円(前年同期は1,026,270千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は590,969千円(前年同期は691,412千円)となりました。

 

セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

 

<マテリアル事業>

合成繊維販売は、自社加工糸を中心にユーザーとの取り組みが深耕し堅調に推移しました。また、インテリア向け原料、高付加価値原料販売も比較的安定した動きとなりました。

一方で、天然繊維販売については、綿糸相場が高騰しており、オーガニック糸の取り扱いは増加したものの、定番糸を中心にその他の糸の取り扱いが大幅に減少しました。

また、テキスタイル販売では、コロナ禍における巣ごもり需要に支えられ、着心地重視のカットソー素材等が復調傾向となりました。

この結果、売上高は13,462,046千円(前年同期は17,091,953千円)、セグメント利益(経常利益)は347,088千円(前年同期は116,388千円)となりました。

 

<アパレル事業>

度重なる緊急事態宣言の影響で、一部店舗の閉鎖を余儀なくされる小売店舗もありましたが、ワーク系商材、量販向け商材は比較的堅調に推移しました。また、カタログ通販やテレビ通販向けで、巣ごもり需要に呼応したホームウエアや雑貨、キャラクター商材も健闘しました。

しかし、生産背景としては、原料価格の上昇、円安基調、中国の電力不足に伴う計画停電による生産効率の低下や、原油高に伴う物流経費の上昇が、より一層コスト高につながり収益を圧迫しており、今後も苦戦が予想される状況であります。

この結果、売上高は18,645,971千円(前年同期は28,115,118千円)、セグメント利益(経常利益)は1,208,911千円(前年同期は1,116,716千円)となりました。

 

<ブランド・ライフスタイル事業>

百貨店やセレクトショップを中心にブランド品を扱う事業は、依然として長引く新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、非常に苦戦を強いられました。

また、生活資材や家庭用抗菌抗ウイルス商材を扱うライフスタイル事業では比較的安定した動きを見せましたが、特にコロナ関連商材については、需要に対し供給が追いついてきており、その需要についても急速に低下しつつあります。このような状況のもと、ナノファイバーを使用した不織布の高性能マスク販売は比較的、堅調に推移することができました。

この結果、売上高は6,535,052千円(前年同期は9,307,425千円)、セグメント損失(経常損失)は303,669千円(前年同期は126,387千円のセグメント利益)となりました。

 

<不動産事業>

当セグメントにおきましては、賃貸事業が新型コロナウイルス感染症による影響を受け、売上高は331,039千円(前年同期は354,560千円)、セグメント利益(経常利益)は183,832千円(前年同期は190,355千円)となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの分析

当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、短期借入金の純増加等により、前連結会計年度末に比べ、615,850千円(8.6%)増加し、当第2四半期連結累計期間末には7,766,508千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動により資金は1,319,524千円減少しました。これは主に棚卸資産の増加によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動により資金は1,182,801千円減少しました。これは主に関係会社株式の取得による支出によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動により資金は3,043,498千円増加しました。これは主に短期借入金の純増加によるものであります。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した経営者による財政状態経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません

 

(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

第2四半期連結累計期間において当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(7)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は7,313千円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。