文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の輸出の増加などを受け、生産が拡大基調にあり、設備投資も増加基調にあります。一方、堅調な企業収益や人材不足を背景に、雇用環境も良好で、個人消費は緩やかに回復しております。先行きは、世界的な輸出増加、建設投資の高まり、雇用所得の改善などから、景気回復が続く見通しでありますが、トランプ大統領の政策運営や中国経済の下振れリスク、好調なIT需要の今後の動向など不透明感は否めず、海外の動向には引続き注意を払う必要があります。当社の事業領域である自動車アフターマーケット市場も、引続き国内外の政治・経済動向を注視していく必要があります。
このような事業環境のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)の当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高315億86百万円(前年同期比12.7%増加)、営業利益13億48百万円(同15.0%増加)、経常利益13億76百万円(同23.2%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益9億27百万円(同27.0%増加)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(国内営業本部)
国内営業本部は、部品交換頻度の減少や、カーディーラーによる整備需要への積極対応などによって競争が激化する自動車部品の補修市場において、従来からの自動車の機能・消耗部品の販売を徹底すると共に、環境に適した新規商材の開発・販売に努めました。また、100周年記念セールも業績向上に寄与しました。その結果、売上高は177億84百万円となり、前年同期比8.8%の増収となりました。
(海外営業本部)
海外営業本部は、好調な中南米の販売に加え、新規商材の拡販と新規輸入案件にも注力した結果、売上高は102億57百万円となり、前年同期比21.8%の増収となりました。
(工機営業本部)
工機営業本部は、建機・産業車両ともに欧米・中国等の海外需要増加による主要顧客の好調さに支えられて概ね順調に推移し、売上高は35億44百万円となり、前年同期比8.7%の増収となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は233億60百万円となり、前連結会計年度末と比較して21億34百万円の増加となりました。
資産の部では、流動資産が191億83百万円となり、前連結会計年度末と比較して11億6百万円の増加となりました。これは主にたな卸資産の増加7億71百万円、受取手形及び売掛金の増加7億32百万円、電子記録債権の増加2億19百万円と、現金及び預金の減少6億10百万円によるものです。
固定資産は41億77百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億27百万円の増加となりました。これは主に土地の増加5億15百万円によるものです。
負債の部では、流動負債が65億11百万円となり、前連結会計年度末と比較して10億42百万円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金の増加5億95百万円と、1年内返済予定の長期借入金の増加1億93百万円によるものです。
固定負債は14億77百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億9百万円の増加となりました。
純資産合計は153億71百万円となり、前連結会計年度末と比較して6億82百万円の増加となりました。以上の結果、自己資本比率は65.8%となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
①「持続する収益力」の維持・強化
・最重要経営指標は売上高営業利益率(連結)であると捉え、4.5%を目標にします(前年同期は4.2%です)。
・本年(2017年)はSPK創立百周年にあたり、さらなる「伝統ある新しい企業」と「真の中堅企業の確立」を目指し、新たな挑戦を始めます。
・ぶれることのないSPK理念経営の下、役員・社員全員が危機感を共有し、一体感をもって難局に立ち向かいます。
・あくまでも本業で勝ち抜くために、人材の育成と商品開発・販路の深掘に徹します。
②「高配当」を持続させる
・当社の企業目的は「豊かに永続する」ことです。本年100年を迎える社歴への畏敬とすべてのステークホルダーへの感謝の気持ちを念頭に、この企業目的を達成すべく「理念経営」を実践し、中長期的視野に立って配当政策を実施いたしております。
・「増配の継続」を目標に経営にあたっております。
・当期(2017年度)の配当は中間、期末それぞれ1円増配し、通期では2円増配の65円配当を予定しております。これが実現しますと、20期連続の増配となります。なお、配当性向については、50%以内とすることを基本方針とします。
過去の増配実績は以下のとおりです。
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年 度 |
97 |
98 |
99 |
00 |
01 |
02 |
03 |
04 |
05 |
06 |
07 |
08 |
09 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
|
配当(円) |
15 |
16 |
21 |
26 |
28 |
30 |
32 |
34 |
37 |
40 |
43 |
47 |
49 |
51 |
53 |
55 |
57 |
59 |
61 |
63 |
③経営の先進性の追求
・当社の経営理念に基づくコーポレート・ガバナンスを維持・強化し、健全性・透明性を高めることを常に念頭に置き、経営にあたっております。
・取締役の任期を1年とすると共に、既に役員退職慰労金制度を廃止し、緊張感を持って職務にあたっております。
・社外取締役1名を選任し、監督機能の充実を図っております。
・監査役は社外監査役を過半数の2名にしております。かつ、コンプライアンス(法令順守)経営を意識して、公認会計士と弁護士が就任しております。
(5)研究開発活動
記載すべき事項はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の
著しい変動はありません。