第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績の概況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績が好調に推移し、雇用及び所得環境の改善が進み、緩やかな回復基調が続いておりますが、米国の保護主義的な通商政策や地政学的リスクなどから、楽観できない状況にあります。また、個人消費は、実質賃金の伸び悩みと社会保障費の負担増により、消費回復の先行きが不透明な状況となっております。

小売業界におきましては、消費者の節約志向が続く中、業種業態を越えた競争の激化、ネット販売や食品宅配等の事業環境の変化、人手不足に伴う人件費の上昇や電気料金や物流コスト等の各種経費の上昇等、経営環境は厳しさを増しております。

このような経営環境の中、当社グループは、第50期に策定した中期経営計画の最終年度として、「お客様満足度の向上」「従業員の活躍と成長を促す仕組み作り」「成長基盤の構築」を重点施策に掲げ、今後の成長拡大に向け、取組んでまいりました。

店舗の最新化策として、平成30年9月に「姫野店(旧リーフランド店)」を建替えオープンしました。

「姫野店」は、売場面積を約1.3倍に拡大し、地元漁港からの新鮮な鮮魚や地元野菜の売場を充実させるなど、地元商品を豊富に取り揃えました。お客様の利便性を高めるために、イートインコーナー、ATMの店内設置や駐輪場を充実させました。

既存店の強化策につきましては、平成30年4月に「泉が丘中央店」、平成30年7月に「新庄店」を改装しました。「泉が丘中央店」は、海産部門に鮮魚専門店がテナントとして入居し、地域特性に合わせた品揃えを実現したほか、簡便、健康などお客様のニーズに合った商品を充実させました。「新庄店」は、地元野菜売場の新設や雑貨売場を拡大したほか、海産部門を強化し、新鮮かつ種類豊富な品揃えを充実させました。

また、平成30年4月より新ブランドスローガンを「おいしい!を明日のちからに」と定め、店頭・CM等で発信しております。これは、当社が地域の食文化にこだわり、明日への元気(エネルギー)につなげる「食」を提案し、「おいしい!」を合言葉にお客様・従業員の未来をつなぐあたたかい食卓を応援していきたいとの思いが込められております。

成長基盤構築への取組みとして、店舗の販売力強化と生産性向上のため、バックシステムとなるアルビスプロセスセンター(惣菜工場、精肉加工工場)を着工し、平成31年春の稼動に向けて、準備を進めております。

この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、建替えによる一時閉店(2店舗)や不採算店舗の閉店の影響により当該店舗の売上が減少しましたが、既存店の販促強化による売上増と平成29年10月に出店した大願寺店の売上が貢献し、営業収益41,077百万円(前年同期比1.1%増)となりました。一方、夏の気温上昇による生鮮品の相場高や不漁、競合店の相次ぐ出店に対抗した販促の強化等による売上総利益率の低下と、平成29年10月にスタートしました新会員カード関連費用の増加等により、営業利益1,292百万円(前年同期比1.7%減)、経常利益1,495百万円(前年同期比4.9%減)となりました。また、店舗賃借料の訴訟関連損失23百万円等を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益1,122百万円(前年同期比2.1%減)となりました。

 

 

②財政状態の分析

 (資産)

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,761百万円減少し、43,437百万円となりました。

 この主な要因は現金及び預金の減少額3,727百万円、売掛金の増加額113百万円、商品の増加額129百万円、建物及び構築物(純額)の増加額311百万円、土地の減少額99百万円、有形固定資産その他(純額)の増加額1,367百万円、敷金及び保証金の増加額152百万円等によるものであります。

 (負債)

 当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ2,611百万円減少し、16,176百万円となりました。

 この主な要因は買掛金の増加額106百万円、1年内返済予定の長期借入金の減少額113百万円、未払法人税等の減少額212百万円、賞与引当金の減少額71百万円、流動負債その他の減少額1,306百万円、長期借入金の減少額1,099百万円、固定負債その他の増加額87百万円等によるものであります。

 (純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ849百万円増加し、27,261百万円となりました。

 この主な要因は利益剰余金の増加額798百万円、その他有価証券評価差額金の増加額50百万円によるものであります。

 

 なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前第2四半期連結累計期間に比べ3,351百万円増加し、7,760百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次の通りであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ522百万円減少し、1,444百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローの内訳は、税金等調整前四半期純利益が1,469百万円、減価償却費733百万円、その他の増加額315百万円等による資金の増加と、賞与引当金の減少額71百万円、売上債権の増加額113百万円、たな卸資産の増加額134百万円、未払消費税等の減少額160百万円、法人税等の支払額490百万円等による資金の減少であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ2,514百万円増加し、3,527百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローの内訳は、有形固定資産の売却による収入174百万円、敷金及び保証金の回収による収入125百万円等による資金の増加と、有形固定資産の取得による支出3,481百万円、敷金及び保証金の差入による支出269百万円等による資金の減少であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ1,192百万円増加し、1,644百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローの内訳は、長期借入金の返済による支出1,212百万円、配当金による支出額323百万円、リース債務の返済による支出107百万円による資金の減少であります。

 

 

(3) 経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6) 主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設が、当第2四半期連結累計期間において完了したものは、次のとおりであります。

 

会社名

事業所名

所在地

事業の部門

設備の内容

完了年月

完成後の増加能力

 アルビス㈱

 アルビス姫野店

富山県

高岡市

スーパーマーケット部門

店舗建替

平成30年

9月

   年間売上

  2,100百万円

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。