当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の概況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績が好調に推移し、雇用及び所得環境の改善が進み、緩やかに拡大しつつありますが、米中貿易摩擦の問題や中国経済の減速等により、楽観できない状況にあります。また、個人消費は、緩やかに回復しているものの、業種業態でバラツキがみられ、消費拡大の動向は不透明な状況となっております。
小売業界におきましては、人口減少、法改正による労働環境の変化、業種業態を超えた競争の激化、ネット販売や食品宅配等の事業環境の変化、人件費や物流コスト等の各経費の上昇等、厳しい経営環境が続くと予想されます。
このような環境の中、当社グループは、第53期をスタート期とする第二次中期経営計画(第53期~第55期)を策定しました。
「地域に根ざした一番店を創る」を中期経営方針とし、「お客様に満足していただける店づくり」「自立して考え行動できる従業員の育成」「バックシステムを活用した生産性の向上と業務改革」を重点施策としました。
第一次中期経営計画で構築したインフラを最大限に活用し、全社的な生産性の向上や販売力の強化に取り組み、地域の食文化に合わせた店づくりを行うことで、ブランドスローガン「おいしい!を明日のちからに」を実現できるように努め、次の重点施策・課題に取り組んでまいります。
<お客様に満足していただける店づくり>
・販売力の強化
・商品開発の強化
・マーケティング機能の強化
・積極的な出店とお客様ニーズに対応した改装の実施
<自立して考え行動できる従業員の育成>
・お客様視点で考えることのできる人材の育成
・店を支える人材の育成
・働きがいのある職場の実現
<バックシステムを活用した生産性の向上と業務改革>
・店舗オペレーションの再構築
・プロセスセンター、新基幹システムの活用
・新センター構想の着手
店舗の出店につきましては、2019年4月、岐阜県美濃加茂市に中部地域初出店として「美濃加茂店」を新規出店しました。「美濃加茂店」は、地域の特性を取り入れた品揃えのほか、旬の鮮魚を使用した魚屋の寿司や魚惣菜、ます寿司やしろえびせんべいをはじめとするお菓子等、北陸の名産品を数多く取り揃え、好評を頂いております。
また、2019年4月より㈱オレンジマートがアルビスグループとなり、新たに4店舗増加しました。同社は、当社が出店していない地域(富山市南部)を地盤としており、シェア拡大につながっております。
成長基盤の構築の取組みとして、2019年4月に「アルビスプロセスセンター」を本格稼動しました。「アルビスプロセスセンター」は、最新機器を導入することにより、店舗の作業量を軽減し、品質・美味しさの向上や品揃えの充実を図るとともに、商品調達から販売までの全体コストの最適化による生産性の向上や安全管理レベルの向上により、安心・安全な商品製造に取り組んでおります。なお、当第1四半期連結累計期間は、オペレーションの改善と品質の安定化を最優先に取り組むため、当初の移行計画を一時遅らせて対応しましたが、2019年6月末現在、計画通りに実行しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間は、前期に出店した姫野店や丸の内店、当期に出店した美濃加茂店、4月から㈱オレンジマートの4店舗増加により売上高は増加し、営業収益21,393百万円(前年同期比5.3%増)となりました。利益面につきましては、プロセスセンター稼動による運用費用の発生により売上総利益率が減少し、また、同センター稼動に要した初期費用や当該物流関連費用の一時経費が多額に計上されたほか、移行計画遅延により店舗にも業務コストが発生したこと、人件費や物流費(業務委託費)の上昇及び店舗出店に係る一時経費の増加等により、営業利益63百万円(前年同期比89.9%減)、経常利益199百万円(前年同期比73.0%減)となりました。また、保有する銀行株式の投資有価証券評価損49百万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益78百万円(前年同期比86.5%減)となりました。
今後の投資計画といたしましては、2019年秋、石川県金沢市に「笠舞店」の建替えオープン、石川県白山市に「イータウン白山」及び「北安田店」の新規オープンを計画しております。
②財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ461百万円増加し、44,770百万円となりました。
この主な原因は現金及び預金の減少額1,805百万円、売掛金の減少額238百万円、商品の増加額165百万円、流動資産その他の増加額205百万円、建物及び構築物(純額)の増加額4,148百万円、土地の増加額141百万円、有形固定資産その他(純額)の減少額2,578百万円、のれんの増加額238百万円、投資その他の資産その他の増加額114百万円等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ1,194百万円増加し、17,437百万円となりました。
この主な原因は短期借入金の増加額1,000百万円、未払法人税等の減少額395百万円、賞与引当金の減少額242百万円、流動負債その他の増加額372百万円、長期借入金の増加額254百万円、固定負債その他の増加額114百万円等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ732百万円減少し、27,332百万円となりました。
この主な原因は利益剰余金の減少額245百万円、自己株式の増加額484百万円等によるものであります。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
(4)従業員数
当第1四半期連結累計期間末における従業員数は、前連結会計年度末より112名増加し、925名となっておりま
す。この主な要因は、㈱オレンジマートを2019年4月1日付で連結子会社化したこと及び新卒社員の入社等によるものです。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。