第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社グループの報告セグメントは一つのため、セグメント別の記載はしておりません。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日、以下「当第2四半期」という)におけるわが国経済は、企業収益の改善による設備投資の拡大や雇用・所得の改善等により回復傾向が見られました。一方で、中国の景気減速をはじめとする海外リスクの高まりなど、依然として先行き不透明な状況が続きました。

 

このような事業環境のもと、当第2四半期の連結売上高は、244億4百万円(前年同四半期比3.5%増)となりました。

部門別状況は次のとおりであります。

<研究・産業機器部門>

科学機器分野では、汎用機器及び消耗品の売上が好調に推移し、売上高は138億70百万円(前年同四半期比4.7%増)となりました。

また、生産現場を対象とする産業機器分野は、引き続き静電対策及びクリーンルーム関連の消耗品が堅調に推移したことに加え、分析機器等の売上が好調に推移したこと等により、売上高は52億64百万円(同7.1%増)となりました。この結果、研究・産業機器部門の当第2四半期の売上高合計は191億35百万円(同5.3%増)となりました。

<病院・介護部門>

病院・介護部門では、国を挙げて医療制度改革の必要性が唱えられている中で、コスト意識の高まりもあり、業界全体として不要不急の備品・雑品は抑制ぎみに推移しました。当社においても、検査用ウェア等の消耗品や検査機器等の売上は伸びましたが、洗髪車等の衛生管理器具類や診察で使用される計測機器関係、収納関連備品等の売上が落込み、当第2四半期の売上高は52億69百万円(同2.6%減)となりました。

 

販売費及び一般管理費につきましては、49億9百万円(前年同四半期比3億48百万円増)となりました。これは、前年同四半期においてはカタログ発刊がありませんでしたが、当第2四半期では中国向けを含むカタログ3種を発刊し、広告宣伝費が1億61百万円増加したことに加え、eコマース強化による取扱品目拡大を見据えた物流センターの拡充をはじめとした、中期経営計画の成長戦略に対する先行費用が発生したこと等によるものであります。

尚、WEBでご紹介できる取扱点数を、期初7万点から年度内100万点への拡充を目指しておりますが、当第2四半期連結会計期間末におきまして、60万点まで拡充することができました。

 

この結果、営業利益は25億75百万円(前年同四半期比1.7%減)、経常利益は26億47百万円(同1.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億28百万円(同0.8%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、654億円48百万円(前連結会計年度末比12億20百万円減)となりました。このうち流動資産は、446億93百万円(同2億91百万円増)となりました。これは、主として有価証券が固定資産からの振替等で30億3百万円増加、現金及び預金が8億89百万円増加した一方、受取手形及び売掛金が36億17百万円減少したこと等によるものであります。固定資産は、207億54百万円(同15億11百万円減)となりました。これは、主として投資有価証券が債券購入等により17億4百万円増加した一方、流動資産への振替等により30億3百万円減少したこと等によるものであります。

 

当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、180億63百万円(前連結会計年度末比27億55百万円減)となりました。このうち、流動負債は、126億26百万円(同25億18百万円減)となりました。これは、主として支払手形及び買掛金が19億42百万円減少したこと等によるものであります。固定負債は、54億36百万円(同2億37百万円減)となりました。これは、主として長期借入金が4億50百万円減少したこと等によるものであります。

 

当第2四半期連結会計期間末の純資産は、473億85百万円(前連結会計年度末比15億35百万円増)となりました。これは、主として利益剰余金が10億38百万円増加、その他有価証券評価差額金が4億79百万円増加したこと等によるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、営業活動による資金収入が投資活動及び財務活動による資金支出を上回り、前連結会計年度末に比べ13億39百万円増加し、63億48百万円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、33億67百万円の資金収入で、前第2四半期連結累計期間に比べ収入が13億23百万円増加いたしました。これは主として、売上債権の増減額による収入が7億4百万円増加したこと、たな卸資産の増減額による収入が5億83百万円増加したこと、法人税等の支払額が4億92百万円減少したこと等によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、8億85百万円の資金支出で、前第2四半期連結累計期間に比べ支出が8億43百万円減少しました。これは、主として前第2四半期連結累計期間に比べ、定期預金の払戻による収入が11億17百万円増加したこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、11億48百万円の資金支出で、前第2四半期連結累計期間に比べ支出が1億21百万減少いたしました。これは、主として前第2四半期連結累計期間に比べ配当金の支払額が93百万円減少したこと、リース債務の返済による支出が23百万円減少したこと等によるものであります。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間においては、新商品の開発を中心に研究開発活動のため9百万円を計上いたしました。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。