文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府及び日銀による経済政策や継続的な金融政策を背景に企業収益の改善や設備投資の持ち直しに加え、雇用環境の改善が見られ景気の好転が期待される一方で国内における実質賃金が伸び悩む中、社会保障制度への不信による将来不安を要因に個人消費の鈍化がみられます。海外に目をやればアジア新興国の景気減速懸念に英国のEU離脱問題が世界経済に影を落とす一方、強い経済指標を示す米国ではニューヨークダウが史上最高値を更新するなど先行きに対する期待は一層強く、米国の利上げのタイミングが世界の注目でもあります。
当社グループの主力販売商品であるカーケア関連商品の販売先であるサービスステーション(略称:SS)業界においては、大手石油元売会社の経営統合問題に端を発した業界再編の大きな波は燃料市場のシェア拡大路線を前面に押し出した形のSS運営が本流となり、現状、SSにおけるカーメンテナンス収益は洗車と車検に集約化される傾向が色濃くなりつつあります。洗車事業においては販売単価の高い付加価値洗車が席巻し、車検事業の構図は自動車メーカーと台頭する地場部品業者にSSが絡み三つ巴の様相を呈しております。こうした市場環境の変転はSS運営に欠かせない本来のカーメンテナンス収益の提案を役儀とする当社との趣意に多少の隔たりが生まれ、売上高が当初予想を下回りました。
当社はこのマーケットの変容に対し細密な解析を行い市場ニーズに沿った構造改革をもって即応することで収益体質への改善を図ります。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高 3,992百万円(前年同期比 0.8%減)となりました。
収益面におきましては、営業損失 84百万円(前年同期の営業損失 43百万円)、経常損失 78百万円(前年同期の経常利益 36百万円)、法人税等 19百万円を計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は 97百万円(前年同期の親会社株主に帰属する四半期純利益 11百万円)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりであります。
主力事業である「カーケア関連商品販売」事業については、上記の要因から、売上高は 3,878百万円(前年同期比 0.2%減)、セグメント損失は 85百万円(前年同期のセグメント損失 44百万円)となりました。「その他」の事業につきましては、売上高は 144百万円(前年同期比 35.4%減)となり、セグメント損失は 277千円(前年同期のセグメント損失2百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計期間年度末に比べ 442百万円減少し、1,415百万円になりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出した資金は 154百万円(前年同四半期は62百万円の支出)です。これは主要因として税金等調整前四半期純損失 78百万円、仕入債務の減少額 291百万円、売上債権の減少額 113百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は 45百万円(前年同四半期は126百万円の収入)です。これは主要因として連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 39百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は 242百万円(前年同四半期は246百万円の支出)です。これは主要因として長期借入金の返済による支出 297百万円等によるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は 3,314百万円となり、前連結会計年度末に比べ 553百万円減少いたしました。これは主に現金及び預金が 422百万円減少したことと受取手形及び売掛金が 40百万円減少したことと商品及び製品が 30百万円減少したこと等によるものです。固定資産は 1,269百万円となり、前連結会計年度末に比べ 201百万円増加いたしました。これは主に土地が 80百万円増加したこと及びのれんの増加 81百万円等によるものです。
この結果、総資産は 4,583百万円となり、前連結会計年度末に比べ 351百万円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は 1,385百万円となり、前連結会計年度末に比べ 240百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が 171百万円減少したことと、1年内返済予定の長期借入金が 63百万円減少したこと等によるものです。固定負債は 961百万円となり、前連結会計年度末に比べ2百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が 24百万円減少したことと、繰延税金負債が 23百万円増加したこと等によるものです。
この結果、負債合計は 2,347百万円となり、前連結会計年度末に比べ 243百万円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は 2,235百万円となり、前連結会計年度末に比べ 108百万円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失によるものです。
この結果、自己資本比率は 48.8%(前連結会計年度末は 47.5%)となりました。