第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、当第1四半期会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を

適用しております。

 これに伴い、従前の会計処理と比較して、当第1四半期累計期間の売上高及び売上原価は190百万円減少して

おりますが、営業損失、経常損失及び税引前四半期純損失には影響はありません。

そのため、当第1四半期累計期間における経営成績に関する説明は、売上高については前第1四半期累計期間と

比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、

ワクチン接種が進んだことにより一部の企業業績に持ち直しの動きが見られるようになりました。一方、

変異ウイルスによる感染再拡大の懸念もあり、景気の先行きについては依然予断を許さない状況が続いて

おります。

 この様な環境下、営業政策としては新型コロナウイルス感染症拡大の影響が比較的少ないヘルスケアフード事業

と中食業態への営業を強化しました。緊急事態宣言の発令により、リアル提案会は延期や中止を余儀なくされ

ましたが、5月から6月にかけて病院や高齢者施設を対象に、「やさしいメニューオンライン提案会」を開催し、

ヘルスケアフード事業の売上を前年同期比106.5%と伸ばす事ができました。メニュー開発担当の方々からは、

多忙な中24時間どこからでも必要な情報を得る事ができ、同時にサンプル依頼もできる仕組みは大変好評でした。

 また、同業態への営業体制についても見直しを進め、本社内にヘルスケアフード営業専任チームを新設し、

専門知識の習得と提案力の向上を図っています。中食業態への取組みとして、新型コロナウイルス感染症の

拡大により需要が高まったデリバリーやテイクアウトのカテゴリーに営業力を集中させました。時間が経っても

美味しく食べられる食材の提供やメニューの提案に加え、テイクアウト用容器・包材などの新たに生まれた需要を

取り込み、売上は前年比125.2%と大きく伸長致しました。

 更に、企業価値を高め、持続可能な社会の実現に貢献する為に、ESGの観点を切り口にSDGsに連動した

当社独自の目標を掲げて活動しております。6月にリニューアルした「サンホーム ミニ春巻」では、従来使用

していたトレイを廃止し、環境に配慮した商品の取扱いを増やしています。

 拠点政策では、経営基盤強化のため、6月に和歌山営業所を新築移転致しました。冷凍冷蔵設備は旧営業所の

3倍の広さとなり、物流品質の向上に加えて労働環境の整備を図りました。

 しかしながら当社の売上の多くを占める外食産業においては、度重なる緊急事態宣言の発令及びまん延防止等

重点措置の適用により、依然として営業時間やアルコール類の提供に関する制限を受け、前期と同様に収益確保が

難しい状況が続いております。当社も、居酒屋業態や宿泊業態を中心に厳しい事業運営を強いられました。

 一方、これらの売上・利益の減少をカバーするべく、特に物流費を中心にコスト削減を進めました。また、

社内業務の合理化を図るために、本社内に業務統括部を新設し、各事業所で行われていた内勤業務の一部を集約化

しました。

 

 以上の結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高151億66百万円、営業損失6億1百万円(前年同期は

営業損失9億51百万円)、経常損失5億17百万円(前年同期は経常損失7億19百万円)、四半期純損失

4億73百万円(前年同期は四半期純損失5億11百万円)となりました。

 なお、当社は食品卸売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(資産)

 当第1四半期会計期間末の総資産は243億5百万円となり、前事業年度末と比較して25億3百万円の減少と

なりました。

 主な要因は、建物が1億65百万円、建物附属設備が1億15百万円増加した一方で、現金及び預金が

6億8百万円、受取手形及び売掛金が12億8百万円、未収入金が5億35百万円、建設仮勘定が1億85百万円、

投資有価証券が1億29百万円減少したことによります。

 

(負債)

 負債は149億60百万円となり、前事業年度末と比較して19億52百万円の減少となりました。

 主な要因は、未払金が1億32百万円増加した一方で、買掛金が15億89百万円、1年以内返済予定の長期借入金が

1億29百万円、未払費用が1億16百万円、長期借入金が2億98百万円減少したことによります。

 

(純資産)

 純資産は93億45百万円となり、前事業年度末と比較して5億50百万円の減少となりました。

  主な要因は、繰越利益剰余金が4億73百万円減少したことによります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の

分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更は

ありません。

(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

 当第1四半期累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に

ついて重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 経営基盤を強化し、労働環境と物流品質の改善に向け、事業所の新築移転や物流関連設備への投資を積極的に

行っていきたいと考えています。資金調達については、自己資本を基本としており、必要に応じて金融機関からの

借入れを実施しております。

 

(8)主要な設備

 前事業年度末において計画中であった主要な設備について、当第1四半期累計期間に完成したものは

次のとおりであります。

事業所名

所在地

設備の内容

完成年月

和歌山営業所

和歌山県和歌山市

営業設備

2021年5月

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。