当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した
事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を
適用しております。
これに伴い、従前の会計処理と比較して、当第3四半期累計期間の売上高及び売上原価は614百万円減少して
おりますが、営業損失、経常損失及び税引前四半期純損失には影響はありません。
そのため、当第3四半期累計期間における経営成績に関する説明は、売上高については前第3四半期累計期間と
比較しての増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)による厳しい状況が
徐々に緩和されはしたものの、感染力の強い変異株(オミクロン株)による感染再拡大への不安等により、
景気回復の動きには引き続き弱さがみられました。
このような環境下、営業政策としては、感染症拡大の影響が比較的少ないヘルスケアフード事業と中食業態への
営業を強化して参りました。緊急事態宣言の発出・延長により延期や中止を余儀なくされていたリアル提案会を
東京、大阪、広島、新潟の4会場で実施し、約1,500名の顧客に来場頂くことができました。
中食業態に対しては、強化したデリバリー・テイクアウト向けのメニューや食材の提案が好評を得、同業態への売上は前年同期比で120%以上も拡大させることができました。また、アフターコロナを見据えた企画やフェアの
提案等の感染症への対応策を提案致しましたところ、130社を超える新規ユーザーに対する提案の機会にも
繋がり、5億円以上の新たな売上成果となりました。
ヘルスケアフード事業については、これまでオンラインでしか実施することのできなかった、病院や高齢者施設を対象にした「やさしいメニュー提案会」を東京、大阪、名古屋、高松の4会場で開催致しました。また、2021年
11月には同業態向けプライベートブランド(以下、PB)商品としては24品目となる「サンホーム ミニカット
わかめ」を発売致しましたところ、嚥下に課題を抱える喫食者から高評価を頂き、ヘルスケアフード事業の売上は
前年同期比106.9%と、計画通りに伸ばすことができました。
PB商品政策としては、10月から11月にかけて上記商品の他、「サンプラザ はるさめ ロングタイプ」を含む
計4品を新たに発売致しました。食べやすいサイズにカットした「サンホーム サクサク衣のおいしいミニ
ヒレカツ」は、冷めても美味しく召し上がって頂ける点が多くの採用に繋がり、PB商品全体の売上は前年同期比
で112.5%と伸長致しました。
しかしながら、当社の主要取引先であります外食産業市場におきましては、度重なる緊急事態宣言、飲食店への
休業要請等により、先行きが不透明な状況で推移致しました。ワクチン接種が進んだことや10月以降の行動規制の
緩和により個人消費は少しずつ回復しつつあるものの、慢性的な人手不足に加えて原料価格の高騰や宴会・
会食需要の減少により厳しい状況が継続しており、当社も居酒屋業態や宿泊業態を中心に難しい事業運営を
強いられました。
経費削減の取組みでは、在庫管理と需給管理の精度を徹底的に高めたことで商品廃棄を前年同期比約70%削減
できました。また物流面でも、自社配送へ臨機応変にシフトすることにより物流費を前年同期比約7%削減する
等、感染症の影響による売上収益の減少に対応できる体制の構築を進めました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の経営成績は、売上高532億41百万円、営業損失△6億46百万円
(前年同期は営業損失△13億5百万円)、経常損失△4億42百万円(前年同期は経常損失△8億70百万円)、
四半期純損失は△3億8百万円(前年同期は四半期純損失△27億58百万円)となりました。
なお、当社は食品卸売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(資産)
当第3四半期会計期間末の総資産は、319億円となり、前事業年度末と比較して50億91百万円増加と
なりました。
主な要因は、現金及び預金が5億96百万円、受取手形及び売掛金が43億60百万円、商品が10億31百万円増加した
一方で、未収入金が2億27百万円、建設仮勘定が1億85百万円、投資有価証券が3億1百万円減少したことに
よります。
(負債)
負債は225億3百万円となり、前事業年度末と比較して55億90百万円増加となりました。
主な要因は、買掛金が53億30百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億43百万円増加したことによります。
(純資産)
純資産は93億96百万円となり、前事業年度末と比較して4億99百万円減少となりました。
主な要因は、繰越利益剰余金が3億8百万円、その他有価証券評価差額金が1億90百万円減少したことに
よります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の
分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更は
ありません。
(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第3四半期累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に
ついて重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
経営基盤を強化し、労働環境と物流品質の改善に向け、事業所の新築移転や物流関連設備への投資を積極的に
行っていきたいと考えています。資金調達については、自己資本を基本としており、必要に応じて金融機関からの
借入れを実施しております。
(8)主要な設備
前事業年度末において計画中であった主要な設備について、当第3四半期累計期間に完成したものは
次のとおりであります。
|
事業所名 |
所在地 |
設備の内容 |
完成年月 |
|
和歌山営業所 |
和歌山県和歌山市 |
営業設備 |
2021年5月 |
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。