第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した

事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、政府の

行動制限の解除とともに、経済活動は徐々に回復基調にありました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の

第7波による感染者数の増加に加え、不安定な国際情勢や円安の進行により諸物価の急速な高騰が進み、景気の

先行きは不透明な環境が続いております。

 当社の主要取引先であります外食産業におきましては、新型コロナウイルス感染症による外出自粛や多人数が

集まる場所への忌避感は強いものの、行動制限や営業制限が解除されたことで客足は戻りを見せており、

外食市場は8月まで9ヵ月連続で前年を上回りました。特に8月度は3年ぶりに行動制限のないお盆休みと

なったことで、旅行・宿泊関連施設を含め各業態で大きな盛り上がりが見られました。その一方で継続的な

人手不足に加え、新型コロナウイルス感染症第7波の影響で従業員の感染者や濃厚接触者が増加し、スタッフの

確保が困難で営業に支障が出る等、引き続き厳しい状況が続いております。

 このような環境下、営業政策としては継続して新型コロナウイルス感染症拡大の影響が比較的少ない

ヘルスケアフード業態と中食業態への営業を強化しました。ヘルスケアフードの取組みにおいては、5月から

7月にかけて病院や高齢者施設を対象に、「やさしいメニュー提案会」を大阪、東京、広島、名古屋で

開催いたしました。また、8月に発売したプライベートブランド商品(以下PB商品)の一つである

「おいしい海 骨なし縞ほっけ」は、骨を取り除き高齢者の方でも食べやすく処理してある点が評価されたことも

含め、ヘルスケアフード業態の売上高を前年同期比109%と伸ばすことができました。中食業態に対しては、

8月から9月にかけて全国10会場で実施した秋季提案会において特別コーナーを設け、仕入先との

共同開発メニューを提案したところ、ご来場されたメニュー開発担当者より高い評価を得ることができ、売上高も

前年同期比125%と大きく伸長しました。

 PB商品の取組みとしては上記商品の他、「おいしい海 骨なし皮なしバサ」

「サンホーム ささみチーズフライ」「サンホーム さくさく衣のおいしいかぼちゃコロッケ」

「サンホーム ペンネ・リガーテ」を新たに発売し商品の拡充を図りました。

「おいしい海 骨なし皮なしバサ」の開発においては、ASC認証(※)を取得し、持続可能な社会の実現に

貢献すべくSDGsに連動した活動を進めました。

(※ASC認証とは、環境に大きな負担をかけず、地域社会にも配慮した養殖業により生産された水産物に

 与えられる認証です。)

これらの取組みにより、PB商品全体の売上高は前年同期比で138%と大きく伸ばすことができました。

 

 以上の結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高444億79百万円(前年同期比41.8%増)、

営業利益6億58百万円(前年同期は営業損失△8億96百万円)、経常利益6億78百万円(前年同期は経常損失

△7億55百万円)、四半期純利益5億73百万円(前年同期は四半期純損失△6億10百万円)となりました。

 なお、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項 (追加情報) (表示方法の変更)」に記載のとおり、

第1四半期会計期間より表示方法の変更を行っており、当該表示方法の変更を反映した組替え後の前第2四半期

累計期間の四半期財務諸表の数値を用いて比較しております。

 

(資産)

 当第2四半期会計期間末の総資産は、301億62百万円となり、前事業年度末と比較して27億26百万円の増加と

なりました。

 主な要因は、未収入金が1億97百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が21億56百万円、現金及び預金が

5億10百万円、商品が4億39百万円増加したことによります。

 

(負債)

 負債は201億7百万円となり、前事業年度末と比較して21億92百万円の増加となりました。

 主な要因は、長期借入金が6億59百万円減少した一方で、買掛金が26億29百万円、未払費用が1億82百万円、

未払法人税等が81百万円増加したことによります。

 

(純資産)

 純資産は100億54百万円となり、前事業年度末と比較して5億34百万円の増加となりました。

 主な要因は、繰越利益剰余金が5億27百万円増加したことによります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は37億22百万円

(前年同期比6.9%減)となり、前第2四半期累計期間と比較して2億76百万円減少いたしました。

 各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金収支は、13億60百万円の収入(前年同四半期は5億52百万円の収入)となりました。

 これは、税引前四半期純利益が6億78百万円、減価償却費が3億11百万円、その他の流動資産の減少が

1億40百万円、仕入債務の増加が26億29百万円、未払費用の増加が1億82百万円であったことに対し、売上債権

の増加が21億56百万円、棚卸資産の増加が4億39百万円であったことが主たる要因であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金収支は、36百万円の収入(前年同四半期は4百万円の支出)となりました。

 これは、無形固定資産の取得による支出が12百万円であったことに対し、敷金及び保証金の回収による収入が

50百万円であったことが主たる要因であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金収支は、8億86百万円の支出(前年同四半期は5億24百万円の収入)となりました。

 これは、リース債務の返済による支出が42百万円、長期借入金の返済による支出が7億99百万円、配当金の

支払額が45百万円であったことが主たる要因であります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績

及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な

変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更は

ありません。

(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

 当第2四半期累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に

ついて重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

(7)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 経営基盤を強化し、労働環境と物流品質の改善に向け、事業所の新築移転や物流関連設備への投資を積極的に

行っていきたいと考えています。資金調達については、自己資本を基本としており、必要に応じて金融機関からの

借入れを実施しております。

 

(9)主要な設備

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。