第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した

事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期累計期間における我が国の経済は、引き続き新型コロナウイルス感染症の5類移行による

経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調を継続しました。しかしながら、終息の見えない

ロシア・ウクライナ情勢や円安に起因するエネルギー費及び原材料価格の高騰は、当期間中も物価上昇の

要因となり、消費者の購買意欲低下を招く一因となりました。賃金の上昇も物価上昇にほぼ相殺され、消費動向は

今後も不透明な状況が続くことが予想されます。

 当社の主要取引先であります外食産業におきましては、インバウンド需要も含め客足は回復しており、

価格改定による客単価上昇もあって外食産業全体の売上は前年を上回っています。しかしながら、深夜時間帯の

外食需要及び大人数での宴会需要については回復の足取りは重く、早期の回復が期待されます。

 このような環境の下、当社は2022年4月よりスタートしている第5次中期経営計画の骨子である営業重点施策の

取組みに注力いたしました。

 2023年8月から9月には、秋季提案会を11会場で開催しました。メーカーを問わず新商品を集約したコーナーを

設け効率的かつ効果的な提案をする一方、プライベートブランド商品(以下PB商品)については根強い人気を

誇る既存商品を改めて紹介する等、工夫を凝らしたことにより、計画を上回る5,218名の得意先に

来場頂きました。また、期間中はPB販売コンクールも実施し、PB商品の売上は前年同期比124%と大きく

伸長しました。

 ヘルスケアフード業態については、専任担当による社内教育と営業担当のレベルアップを図り、同業態への

売上は前年同期比116%と計画を上回る実績となりました。

 PB商品の取組みとしては、8月に「サンホーム 今すぐ使える小松菜IQF 中国産」を含む6品を新たに

発売し商品の拡充を図りました。特に「燦宝夢 和風あんかけのたれ」「燦宝夢 甘酢あんかけのたれ」は、

あんかけ作りの省力化とかけるだけで本格メニューが完成する点で高い評価を頂き、多くの採用に繋がりました。

 物流については、「物流の2024年問題」が目前に迫る中、当社は、国が推進する「物流の適正化・生産性向上に

向けた取組みの情報連絡会」に参加し、ガイドラインに沿った当社の取組みについて検証を行いました。今後は

ユーザー、仕入先と一体となり、更なる物流の効率化に取組んでまいります。

 また、社内の庫内活動改善では、在庫差異の削減を図り、在庫管理精度を24%向上させることができました。

 在庫率については、発注精度向上、長期滞留在庫削減等により2%の削減を実現しました。現在、AIを

活用した自動発注等も検討しています。更に「持続可能な物流の実現に向けた取組み」として、「ホワイト物流」推進運動に賛同表明いたしました。今後も社会的インフラであるトラック輸送の生産性の向上・物流の効率化、

より「ホワイト」な労働環境の実現を目指してまいります。

 

 以上の結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高545億49百万円(前年同期比22.6%増)、

営業利益17億28百万円(前年同期比162.5%増)、経常利益17億52百万円(前年同期比158.4%増)、

四半期純利益11億71百万円(前年同期比104.4%増)となりました。

 

(資産)

 当第2四半期会計期間末の総資産は、346億32百万円となり、前事業年度末と比較して16億20百万円の増加と

なりました。

 主な要因は、現金及び預金が3億64百万円、受取手形及び売掛金が17億28百万円、商品が2億49百万円増加した一方で、未収入金が5億49百万円、有形固定資産が2億円減少したことによります。

 

(負債)

 負債は224億96百万円となり、前事業年度末と比較して5億26百万円の増加となりました。

 主な要因は、買掛金が10億66百万円、賞与引当金が1億50百万円増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が5億21百万円、長期借入金が1億38百万円減少したことによります。

 

(純資産)

 純資産は121億36百万円となり、前事業年度末と比較して10億93百万円の増加となりました。

 主な要因は、繰越利益剰余金が9億90百万円増加したことによります。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は44億40百万円

(前年同期比19.3%増)となり、前第2四半期累計期間と比較して7億17百万円増加いたしました。

 各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金収支は、12億80百万円の収入(前年同四半期は13億60百万円の収入)となりました。

 これは、税引前四半期純利益が17億52百万円、その他の流動資産の減少が4億97百万円、仕入債務の増加が

10億66百万円であったことに対し、売上債権の増加が17億28百万円、法人税等の支払額が3億円であったことが

主たる要因であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金収支は、32百万円の支出(前年同四半期は36百万円の収入)となりました。

 これは、有形固定資産の取得による支出が52百万円、無形固定資産の取得による支出が26百万円

であったことに対し、敷金及び保証金の回収による収入が47百万円であったことが主たる要因であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金収支は、8億83百万円の支出(前年同四半期は8億86百万円の支出)となりました。

 これは、リース債務の返済による支出が41百万円、長期借入金の返済による支出が6億59百万円、配当金の

支払額が1億81百万円であったことが主たる要因であります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績

及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な

変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更は

ありません。

(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

 当第2四半期累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針に

ついて重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 該当事項はありません。

(7)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 経営基盤を強化し、労働環境と物流品質の改善に向け、事業所の新築移転や物流関連設備への投資を積極的に

行っていきたいと考えています。資金調達については、自己資本を基本としており、必要に応じて金融機関からの

借入れを実施しております。

 

(9)主要な設備

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。