当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの国内新規感染者数の減少や2回目までのワクチン接種率が高い水準で進んだことなどで、国内消費も回復基調に向かいつつあったものの、新たな変異株ウイルスの発見により海外からの水際対策を強化するなど、依然として予断を許さない状況にあります。
また、国内の個人消費については、今後の為替相場や物価上昇への懸念などもあり、引き続き厳しい状況にあります。
当社グループの属する流通業界においても、人々の生活行動様式や消費行動の変化に伴い、消費者から求められる商品の変化への対応が求められる状況下、当社グループは2022年3月期の経営方針として、『成長し続けるつぶれない会社』を掲げ、取り組んでおります。当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高80,401百万円(前年同期比98.6%)、売上総利益22,870百万円(前年同期比92.9%)、販売費及び一般管理費16,208百万円(前年同期比101.8%)、営業利益6,661百万円(前年同期比76.5%)、経常利益6,950百万円(前年同期比78.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,692百万円(前年同期比77.8%)となりました。
前年同期比ではマスク、除菌グッズの反動減などの影響が大きく、減収減益となりましたが、一昨年の業績からは伸長いたしました。
セグメントの経営成績は、次のとおりです。
「開発型ビジネスモデル」
ハウスウェア関連については、家庭での内食ブームが続いており、機能性の高いフライパンが好調に推移しております。ずっと使いたくなるをコンセプトに、こびりつきにくくツルすべ性能で人気のフライパン「evercook(エバークック)」は、発売から10周年を迎えて引き続き好調なほか、四角い形状でキッチンの僅かな隙間に収納できる「スマートフライパンsutto(スット)」は2021年2月の発売から20万枚を販売し、SNSやメディアでも取り上げられるなど、他社にない商品として好調に推移しております。
食品・酒類関連については、健康志向もあってドライフルーツやナッツ類の販売が好調なほか、ポップコーンなどの菓子類も好調に推移しました。また、毎年11月に解禁されるボジョレー・ヌーヴォーも家飲み需要の増加などで好調な販売となりました。
一方で、家電関連において、前期に好調であった空気清浄機・除菌消臭器については、需要が落ち着いたことから反動減となったほか、テレビの販売も厳しいものとなりました。
その結果、当セグメントの売上高は40,905百万円(前年同期比99.7%)、セグメント利益3,428百万円(前年同期比73.2%)となりました。
「卸売型ビジネスモデル」
有名ブランド関連については、国内でコロナ禍が長引いて外出機会が減少していることもあり、ブランドバッグや高級時計の需要は厳しいものの、前期のような得意先店舗の休業となるような状況からは回復しております。また、ジュエリー・アクセサリーの販売は好調に推移しました。
ギフト関連については、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあったことから、店頭での手土産ギフトが好調に推移したほか、近年、需要が高まっている宅配おせちについても好調に推移しました。
また、当社オリジナルのブランドスイーツ「T.D.Early」について、これまで羽田空港や東京駅、新大阪駅などで催事販売してまいりましたが、この度、2021年10月27日より大丸東京店に常設オープンいたしまして、ご好評いただいております。
玩具・レジャー関連では、出かけなくても自宅の庭で子供達が楽しめる家庭用プールが夏場に好調だったほか、ソロキャンプブームなどもあいまって、キャンプ・アウトドア用品などが引き続き好調に推移しました。
また、特に前年の上半期を中心に急激な需要によって品不足となっていたマスク、除菌グッズなど衛生用品は、すでにメーカー各社の供給体制が整ったことから前年同期比で販売が大きく減少し、当セグメントの売上高は36,045百万円(前年同期比97.1%)、セグメント利益3,438百万円(前年同期比86.1%)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は73,070百万円となり、前連結会計年度末(72,020百万円)に比べ1,049百万円増加いたしました。これは主に、受取手形及び売掛金7,840百万円、電子記録債権910百万円の増加及び現金及び預金6,290百万円、商品及び製品914百万円、その他496百万円の減少によるものであります。固定資産は22,340百万円となり、前連結会計年度末(22,007百万円)に比べ332百万円増加いたしました。これは主に、投資有価証券356百万円、建設仮勘定202百万円の増加及び建物及び構築物(純額)248百万円の減少によるものであります。
この結果、総資産は、95,410百万円となり、前連結会計年度末(94,028百万円)に比べ1,382百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は11,014百万円となり、前連結会計年度末(11,394百万円)に比べ379百万円減少いたしました。これは主に、買掛金770百万円、その他293百万円の増加及び未払法人税等1,416百万円の減少によるものであります。固定負債は7,787百万円となり、前連結会計年度末(7,866百万円)に比べ79百万円減少いたしました。これは主に、その他93百万円の減少によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は76,608百万円となり、前連結会計年度末(74,767百万円)に比べ1,841百万円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益4,692百万円の増加及び自己株式の取得256百万円、剰余金の配当2,108百万円の減少によるものであります。
この結果、自己資本比率は、78.9%(前連結会計年度末は78.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は41,580百万円となり、前連結会計年度末より6,290百万円減少いたしました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果減少した資金は2,732百万円(前年同期は628百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益6,950百万円、減価償却費553百万円、棚卸資産の減少額923百万円、仕入債務の増加額736百万円による増加及び売上債権の増加額8,716百万円、未払消費税等の減少額309百万円、法人税等の支払額3,413百万円による減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は869百万円(前年同期は377百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出315百万円、投資有価証券の取得による支出517百万円による減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は2,756百万円(前年同期は1,926百万円の増加)となりました。これは主に、自己株式の取得による支出256百万円、配当金の支払額2,105百万円、非支配株主への配当金の支払額275百万円による減少によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(7)主要な設備
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。