文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年12月31日)におけるわが国の経済は、設備投資が増加するとともに、企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、個人消費も持ち直しの動きが見られました。海外でも米国や中国で景気の拡大が続き、株式市場も米国を中心に堅調に推移しました。
当社グループが属するエレクトロニクス業界におきましては、産業機器、自動車及びゲーム機向けが好調に推移しました。またデータセンター用サーバーなどに搭載されるDRAMやNANDフラッシュなどのメモリ製品や半導体製造装置の需要も堅調を維持しました。
こうした状況の下、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、前年同期比38.8%増の269,722百万円となりました。利益面では売上の増加に加え、販売費及び一般管理費の抑制に努めたことにより、営業利益は前年同期比302.8%増の3,213百万円、経常利益は前年同期比2,381.0%増の2,616百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,193百万円(前年同期は214百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(デバイス事業)
デバイス事業は、NXPセミコンダクターズ社との代理店契約解消による減収があったものの、通信機器向け半導体の需要が大幅に増加し、産業機器向けやゲーム機向け、自動車向けでも販売が増加しました。その結果、売上高は前年同期比47.5%増の238,587百万円、セグメント利益は2,004百万円(前年同期は111百万円のセグメント損失)となりました。
(システム事業)
システム事業は、産業機器向け半導体レーザやレーザ微細加工装置、組込み用コンピュータの需要が堅調でしたが、前年同期に好調であった電子部品組立検査装置が反動により売上が減少しました。その結果、売上高は前年同期比4.5%減の31,135百万円となりましたが、セグメント利益は売上総利益率の改善により、前年同期比32.6%増の1,216百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、11,541百万円となり、前年同期と比較して684百万円の減少となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は6,060百万円(前年同期は9,863百万円の支出)となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益が2,396百万円、仕入債務の増加が2,652百万円あった一方で、売上債権の増加が7,454百万円、たな卸資産の増加が5,008百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は749百万円(前年同期は1,155百万円の支出)となりました。これは、主に無形固定資産の取得による支出が580百万円、有形固定資産の取得による支出が191百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は6,199百万円(前年同期は9,754百万円の収入)となりました。これは、主に配当金の支払額が652百万円あった一方で、短期借入金の純増加額が7,088百万円あったこと等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はあ
りません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。