第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績等の状況

①経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の各種経済政策により景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら猛暑による生鮮食料品の価格高騰や原油高を背景にガソリンなどエネルギー価格も上昇傾向にあり、消費者マインドは力強さを欠く状況でした。また、米国の通商政策に伴う影響など海外経済の不確実性から日銀短観の景況感も3四半期連続のマイナス、業況感も直近でマイナスとなっております。さらに相次いで発生した自然災害の影響と人手不足からの人件費増加などにより景気を下押しした状況が続いております。

 このような経済状況のもとで、当社グループは、花や緑を通じて人々を幸せにするという理念に基づき、消費者志向の花き商品の提供に努めております。花き業界は生産、消費ともに天候の影響を大きく受けますが、今年は記録的な猛暑、地震、豪雨、台風など相次ぐ自然災害の発生により生産量が減少しました。そのため7月盆、8月盆、秋の彼岸等の需要期に供給が追いつかず、品薄単価高の状況が続きました。今後につきましては、雇用・所得環境の改善を背景に花きの需要が回復していく見通しです。

 当2四半期から国産花きの供給不足が目立ってきておりますので、産地と取り組んで消費者の求める商品を適時適切に流通できるようサプライチェーンの構築に努めてまいります。

 

 このような結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高12,267,244千円(前年同四半期比1.3%増)、営業利益8,697千円(前年同四半期は16,400千円の営業損失)、経常利益は23,126千円(前年同四半期比91.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は15,202千円(前年同四半期比206.5%増)となりました。

 

 なお、当社グループは花き卸売事業単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っておりません。

 

②財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は9,710,683千円となりました。

 流動資産は前連結会計年度末に比べ198,870千円減少し4,367,423千円、固定資産は前連結会計年度末に比べ106,220千円減少し5,343,259千円となりました。

 流動資産の主な内訳は、現金及び預金2,375,034千円、売掛金1,835,548千円、固定資産の主な内訳は建物及び構築物3,163,746千円です。

 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は5,093,811千円となりました。

 流動負債は前連結会計年度末に比べ98,765千円減少し2,137,931千円、固定負債は前連結会計年度末に比べ160,476千円減少し2,955,880千円となりました。

 流動負債の主な内訳は、受託販売未払金1,480,164千円、固定負債の主な内訳は長期借入金2,104,182千円です。

 純資産は前連結会計年度末に比べ45,849千円減少し4,616,871千円となりました。これは剰余金の配当61,052千円、親会社株主に帰属する四半期純利益15,202千円の計上によるものです。

 

③キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して69,593千円減少し2,373,034千円となっております。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、120,245千円(前年同四半期は663,935千円の増加)となりました。主な増加要因は、減価償却費141,637千円、売上債権の減少58,443千円であり、主な減少要因は、法人税等の支払額43,543千円によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果得られた資金は、40,277千円(前年同四半期は34,877千円の使用)となりました。主な増加要因は出資金の払戻による収入100,000千円、主な減少要因は貸付けによる支出49,000千円、有形固定資産の取得による支出41,551千円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、230,116千円(前年同四半期は213,571千円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出161,904千円、配当金の支払額60,755千円によるものです。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

 当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因として、天候と生産コスト上昇や生産者の高齢化による生産減による影響があります。

 花きの商品価値は供給・需要双方で天候の影響を受けます。天候により需給バランスが崩れ取引量や取引価格に影響する場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 また、原油高により暖房費や資材費、物流費といった生産コストが上昇すると、生産農家の経営が圧迫され、花きの生産量を減少させる要因となり得ます。

 これらに対し当社グループは、需給双方への情報発信を強化し安定的均衡を図るとともに、中央中核市場である大田花きを中心とした集散機能を発揮し、コストを抑えた効率的な物流に取り組みます。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループの資金状況は、営業活動によって120,245千円、投資活動によって40,277千円の資金を得て、財務活動によって230,116千円の資金を使用しました。当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して69,593千円減少し2,373,034千円となりました。

 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入資金、販売費及び一般管理費の営業費用であり、また、当社グループの事業の特性上、回収、支払サイトが他業種に比べて短く、流動性は極めて高くなっております。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。