第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績等の状況

 ①経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善により底堅く推移しているものの、米中貿易戦争の深刻化により不透明感は残り、個人消費は力強さに欠けました。

 このような経済状況のもとで、花き業界においては多様化する消費者ニーズへ対応するべく流通・販売チャネルの見直しを進めてきましたが、人手不足、物流費の高騰の影響を受けて生産から販売まで各シーンにおいて厳しい経営環境が続いております。

 厳しい経営環境が続く中でも、若い世代を中心に生活者の環境意識の高まりから観葉植物、切枝、草花の取扱いが伸び、令和の新時代に新しい需要も生まれています。一方で平成の時代に最も大きな売上を占めた白一輪菊の市況が低迷することが多くなるといった課題も生じました。

 当社グループは時代の変化に対応し、生活者の求める花を適時・適切に流通できるよう努めてまいります。

 

 このような結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高5,584,153千円(前年同四半期比3.2%増)、営業損失36,018千円(前年同四半期は42,520千円の営業損失)、経常損失は16,806千円(前年同四半期は27,937千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は12,997千円(前年同四半期は21,364千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

 なお、当社グループは花き卸売事業単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っておりません。

 

 ②財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末における資産合計は8,872,274千円となりました。

 流動資産は前連結会計年度末に比べ1,044,056千円減少し3,596,644千円、固定資産は前連結会計年度末に比べ69,225千円減少し5,275,630千円となりました。

 流動資産の主な内訳は、現金及び預金2,258,029千円、売掛金1,154,802千円、固定資産の主な内訳は建物及び構築物3,057,008千円です。

 当第1四半期連結会計期間末における負債合計は4,309,845千円となりました。

 流動負債は前連結会計年度末に比べ968,628千円減少し1,566,432千円、固定負債は前連結会計年度末に比べ70,603千円減少し2,743,412千円となりました。

 流動負債の主な内訳は、受託販売未払金877,998千円、固定負債の主な内訳は長期借入金1,861,326千円です。

 純資産は前連結会計年度末に比べ74,049千円減少し4,562,429千円となりました。これは剰余金の配当61,052千円、親会社株主に帰属する四半期純損失12,997千円の計上によるものです。

 

 ③キャッシュ・フローの状況

 当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して90,349千円減少し2,256,029千円となっております。

 当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、27,498千円(前年同四半期は59,906千円の増加)となりました。主な増加要因は、売上債権の減少992,017千円、減価償却費69,951千円であり、主な減少要因は、仕入債務の減少995,988千円によるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、31,467千円(前年同四半期は27,460千円の使用)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出40,363千円、貸付けによる支出28,800千円であり、増加要因は貸付金の回収による収入38,241千円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、86,381千円(前年同四半期は85,153千円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出80,952千円によるものです。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

 当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因として、天候と生産コスト上昇や生産者の高齢化による生産減による影響があります。

 花きの商品価値は供給・需要双方で天候の影響を受けます。天候により需給バランスが崩れ取引量や取引価格に影響する場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 また、原油高により暖房費や資材費、物流費といった生産コストが上昇すると、生産農家の経営が圧迫され、花きの生産量を減少させる要因となり得ます。

 これらに対し当社グループは、需給双方への情報発信を強化し安定的均衡を図るとともに、中央中核市場である大田花きを中心とした集散機能を発揮し、コストを抑えた効率的な物流に取り組みます。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループの資金状況は、営業活動によって27,498千円の資金を得て、投資活動によって31,467千円、財務活動によって86,381千円の資金を使用しました。当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して90,349千円減少し2,256,029千円となりました。

 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入資金、販売費及び一般管理費の営業費用であり、また当社グループの事業の特性上、回収、支払サイトが他業種に比べて短く、流動性は極めて高くなっております。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。