第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績等の状況

①経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、海外情勢の先行き不透明感に加え、消費税増税後の消費の落ち込みへの懸念から景気は足踏み状態が続いています。

 花き業界は天候の影響を大きく受けますが、今年は九州北部から近畿地方での記録的に遅い梅雨入りや梅雨明け直後の猛暑により花き生育へ悪影響を及ぼしました。加えて季節感のある商材が本来売れるべき時期に売れないなど消費者マインドの低下も招きました。また、猛暑の時期は車で行けるスーパーマーケットに生活者が集まるなど、立地や業態、施設により業績の優劣が顕著に見られました。

 今後につきましては、後継者不足が深刻化する中、若手生産者との取り組みを強化していきます。また、日本の花き文化を継承し発展させる花きや生活者の求める草丈が短くてもよい通称「スマートフラワー規格」の花き等、ニーズに合った花き流通を構築してまいります。これらを実現させるために輸入品も含め国内外から質の高い商材の集荷を一層強化し、花き市場流通の活性化を図ってまいります。

 

 このような結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高12,389,506千円(前年同四半期比1.0%増)、営業利益5,363千円(前年同四半期比38.3%減)、経常利益は32,316千円(前年同四半期比39.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は21,880千円(前年同四半期比43.9%増)となりました。

 

 なお、当社グループは花き卸売事業単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っておりません。

 

②財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は8,887,211千円となりました。

 流動資産は前連結会計年度末に比べ971,129千円減少し3,669,571千円、固定資産は前連結会計年度末に比べ127,215千円減少し5,217,640千円となりました。

 流動資産の主な内訳は、現金及び預金1,816,752千円、売掛金1,674,015千円、固定資産の主な内訳は建物及び構築物3,022,141千円です。

 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は4,289,904千円となりました。

 流動負債は前連結会計年度末に比べ911,873千円減少し1,623,188千円、固定負債は前連結会計年度末に比べ147,299千円減少し2,666,715千円となりました。

 流動負債の主な内訳は、受託販売未払金987,458千円、固定負債の主な内訳は長期借入金1,780,374千円です。

 純資産は前連結会計年度末に比べ39,171千円減少し4,597,307千円となりました。これは剰余金の配当61,052千円、親会社株主に帰属する四半期純利益21,880千円の計上によるものです。

 

③キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して531,627千円減少し1,814,752千円となっております。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は、248,667千円(前年同四半期は120,245千円の増加)となりました。主な減少要因は、仕入債務の減少846,118千円であり、主な増加要因は、売上債権の減少473,248千円、減価償却費141,155千円によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、33,725千円(前年同四半期は40,277千円の増加)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出50,063千円、貸付けによる支出28,800千円であり、増加要因は貸付金の回収による収入45,683千円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、249,234千円(前年同四半期は230,116千円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出178,888千円、配当金の支払額60,705千円によるものです。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因

 当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因として、天候と生産コスト上昇や生産者の高齢化による生産減による影響があります。

 花きの商品価値は供給・需要双方で天候の影響を受けます。天候により需給バランスが崩れ取引量や取引価格に影響する場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

 また、原油高により暖房費や資材費、物流費といった生産コストが上昇すると、生産農家の経営が圧迫され、花きの生産量を減少させる要因となり得ます。

 これらに対し当社グループは、需給双方への情報発信を強化し安定的均衡を図るとともに、中央中核市場である大田花きを中心とした集散機能を発揮し、コストを抑えた効率的な物流に取り組みます。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループの資金状況は、営業活動によって248,667千円、投資活動によって33,725千円、財務活動によって249,234千円の資金を使用しました。当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して531,627千円減少し1,814,752千円となりました。

 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入資金、販売費及び一般管理費の営業費用であり、また、当社グループの事業の特性上、回収、支払サイトが他業種に比べて短く、流動性は極めて高くなっております。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。