当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績等の状況
①経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、緩やかな回復基調にあるものの、米中貿易摩擦の長期化による先行き不透明感が残り、消費面でも消費税増税により個人消費は力強さに欠けました。
天候の影響を大きく受ける花き業界においては、大型台風など相次ぐ自然災害により花きの流通量が大きく減少しました。特に首都圏を直撃した台風15号と関東甲信・東北地方を襲った台風19号は花の生産地に甚大な被害を及ぼしました。また天候不順に加えて消費税増税もあり、花きの消費は力強さを欠き、特に10月は大きく落ち込みました。
さらに11月以降も暖秋暖冬と日射量不足の影響で冬物商材の生育に適切な環境とならず、品質面で単価が伸び悩んだ事も売上高減少の一因となりました。
近年の天候不順については予断を許さない状況ですが、鮮度保持のための定温庫の設置を推進し、国内外の花き生産地と協力して消費者の求める商品を適時適切に流通できるよう努めてまいります。
このような結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高19,118,258千円(前年同四半期比0.7%減)、営業利益12,895千円(前年同四半期比43.6%減)、経常利益は43,804千円(前年同四半期比5.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は29,260千円(前年同四半期比10.6%減)となりました。
なお、当社グループは花き卸売事業単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行っておりません。
②財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は9,769,047千円となりました。
流動資産は前連結会計年度末に比べ55,419千円減少し4,585,280千円、固定資産は前連結会計年度末に比べ161,088千円減少し5,183,766千円となりました。
流動資産の主な内訳は、売掛金2,314,711千円、現金及び預金2,106,921千円、固定資産の主な内訳は建物及び構築物2,987,275千円です。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は5,164,360千円となりました。
流動負債は前連結会計年度末に比べ20,641千円増加し2,555,703千円、固定負債は前連結会計年度末に比べ205,358千円減少し2,608,657千円となりました。
流動負債の主な内訳は、受託販売未払金1,881,744千円、固定負債の主な内訳は長期借入金1,716,406千円です。
純資産は前連結会計年度末に比べ31,791千円減少し4,604,686千円となりました。これは剰余金の配当61,052千円
、親会社株主に帰属する四半期純利益29,260千円の計上によるものです。
③キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して241,458千円減少し2,104,921千円となっております。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、161,507千円(前年同四半期は323,942千円の増加)となりました。主な増加要因は、減価償却費213,193千円、仕入債務の増加74,907千円であり、主な減少要因は、売上債権の増加167,694千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、85,094千円(前年同四半期は23,682千円の使用)となりました。主な減少要因は
、貸付けによる支出80,900千円、有形固定資産の取得による支出70,070千円であり、増加要因は貸付金の回収による収入68,401千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、317,871千円(前年同四半期は315,552千円の使用)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出242,856千円、配当金の支払額60,807千円によるものです。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える主な要因として、天候と生産コスト上昇や生産者の高齢化による生産減による影響があります。
花きの商品価値は供給・需要双方で天候の影響を受けます。天候により需給バランスが崩れ取引量や取引価格に影響する場合には、当社グループの業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
また、原油高により暖房費や資材費、物流費といった生産コストが上昇すると、生産農家の経営が圧迫され、花きの生産量を減少させる要因となり得ます。
これらに対し当社グループは、需給双方への情報発信を強化し安定的均衡を図るとともに、中央中核市場である大田花きを中心とした集散機能を発揮し、コストを抑えた効率的な物流に取り組みます。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、営業活動によって161,507千円の資金を得て、投資活動によって85,094千円、財務活動によって317,871千円の資金を使用しました。当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して241,458千円減少し2,104,921千円となりました。
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品仕入資金、販売費及び一般管理費の営業費用であり、また、当社グループの事業の特性上、回収、支払サイトが他業種に比べて短く、流動性は極めて高くなっております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。