文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の回復基調が続く中、雇用や所得の着実な上昇のもと個人消費の回復傾向が続く状況となりました。また、海外では、中東や北東アジアにおける政治的緊張は残るものの、米国やユーロ圏では安定的な経済回復が続きました。
二輪車業界では、毎年1月から3月までの間は、バイクに乗る機会が減少する厳冬期を経て、春の訪れを感じたライダーがようやく動き始める時期となります。3月下旬には本格的な春のシーズンインを前に毎年恒例のビッグイベントである東京モーターサイクルショーが開催され、入場者数も昨年に引き続き史上最多となる約14万人となりました。
当社グループにおいては、第1四半期は本格的なシーズン前のため、売上高が少なく、ショーの出展や販促物の作成など費用が先行する傾向があります。なお、当第1四半期連結累計期間から連結対象子会社である㈱ダートフリークと㈱プラスが連結損益計算書の合算対象となっております。
当第1四半期連結累計期間における売上高に関しては、連結対象子会社2社(国内拠点卸売事業及び小売事業)が加わったことによる売上増のほか、国内卸売事業、海外拠点卸売事業も順調に売上が推移し、前年同四半期を上回りました。利益に関しても、連結対象子会社2社の利益が貢献したことにより、国内・アジア拠点卸売事業、小売事業ともにセグメント損益は前年同四半期を上回りました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の連結売上高は17億50百万円(前年同四半期比48.0%増)、営業利益は64百万円(前年同四半期比1,042.3%増)、経常利益は79百万円(前年同四半期比960.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失1百万円)となりました。
[国内拠点卸売事業]
国内拠点卸売事業は、㈱デイトナおよび当第1四半期連結累計期間から㈱ダートフリークの卸売事業の売上高を連結しております。両社共に売上高は順調に推移しており、特に㈱デイトナでは、ツーリング用品が好調なことに加え、昨年10月に発売したドライブレコーダーの特需も追い風となり、売上高は12億89百万円(前年同四半期比63.3%増)となりました。利益面では、㈱ダートフリークの利益貢献もあり、セグメント利益は59百万円(前年同四半期比252.3%増)となりました。
なお、㈱デイトナが12月末決算に対し㈱ダートフリークは9月末決算のため、当第1四半期決算においては、㈱デイトナの当年1月からの損益と㈱ダートフリークの前年10月から12月の損益を連結しております。
[アジア拠点卸売事業]
アジア拠点卸売事業では、引き続きインドネシア市場を拠点とする販売先パートナーへの補修・消耗品の販売が順調に推移したことにより、売上高は88百万円(前年同四半期比15.6%増)、セグメント利益は9百万円(前年同四半期比43.3%増)となりました。
[小売事業]
小売事業は、従前からバイク用部品用品小売店舗等を展開する㈱ライダーズ・サポート・カンパニーと当第1四半期連結累計期間からは、主に㈱ダートフリークの商品をインターネットで販売する㈱プラスが加わりました。㈱ライダーズ・サポート・カンパニーにおいては、陳列商品の充実と接客対応に力を入れたことにより売上高は前年をやや上回る推移となり、期間利益のマイナス幅も大きく減少しました。㈱プラスも予算を上回る順調な推移となり、利益も確保したことから小売事業全体では、売上高は4億5百万円(前年同四半期比28.4%増)、セグメント損失は0.9百万円(前年同四半期はセグメント損失22百万円)となりました。
[その他]
その他事業の、太陽光発電事業は3月の日射量が前年を12%ほど下回った結果、当第1四半期累計期間では前年をやや下回る売上高となりました。また、昨年5月から新たな事業として加わったリユースWEB事業ではアプリのダウンロード数とアクティブユーザーの獲得を主軸に先行投資が続いております。この結果、その他事業の売上高は20百万円(前年同四半期比17.4%増)、セグメント損失は1百万円(前年同四半期はセグメント利益3百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ5.9%増加し、42億29百万円となりました。これは、受取手形及び売
掛金が57百万円減少しましたが、たな卸資産が3億円増加したことなどによります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末に比べ0.1%増加し、26億29百万円となりました。これは、有形固定資産が8
百万円減少しましたが、投資その他の資産が26百万円増加したことなどによります。この結果、総資産は、前
連結会計年度末に比べ2億39百万円増加し、68億58百万円となりました。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ17.0%増加し、24億54百万円となりました。これは、短期借入金が4
億28百万円増加したことなどによります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末に比べ6.4%減少し、17億57百万円となりました。これは、長期借入金が1
億11百万円減少したことなどによります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ2億36百円増加し
、42億12百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ0.1%増加し、26億46百万円となりました。
(3)対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9,403千円であります。