文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2020年東京五輪関連の需要期待や、企業の設備投資増加基調が見られ、景気回復の動きは依然続いております。また、海外経済においても、引き続き景気回復基調ではありますが、アメリカ・中国間での本格的な貿易摩擦やアメリカ金利上昇による国際金融の不安定化等、今後の世界景気において不安材料も顕在化しております。
二輪車業界では、バイクツーリングシーズンが春から秋にかけて最盛期を迎えました。当期間は西日本豪雨や台風、地震と被害の大きい自然災害もありましたが、全般的には天候に恵まれ、バイク用品店への客足は昨年同様順調に推移しました。
当社グループにおいては、売上高に関して、国内拠点卸売事業および小売事業では当連結会計年度から連結対象子会社2社が加わったことによる売上増のほか、第2四半期連結累計期間に続き、従来から展開している㈱デイトナおよび㈱ライダーズ・サポート・カンパニーともに売上が順調に推移しました。一方、アジア拠点卸売事業売上は主要取引先での在庫調整の影響で前年同四半期を下回りましたが、こちらは前期決算短信での当年度連結業績予想ですでに織り込み済みであります。利益に関しては、新たに加わった連結対象子会社2社の利益が貢献したことにより、国内拠点卸売事業、小売事業ともにセグメント損益が前年同四半期を上回りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は60億56百万円(前年同四半期比30.8%増)、営業利益は4億81百万円(前年同四半期比65.1%増)、経常利益は4億95百万円(前年同四半期比61.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億37百万円(前年同四半期比62.4%増)となりました。
[国内拠点卸売事業]
国内拠点卸売事業では、㈱デイトナと当連結会計年度から㈱ダートフリークが加わっております。㈱デイトナでは、インカム、スマホマウント、ツーリングバッグなどのツーリング用品に加え、ヘルメット、グローブ、バイク用ガレージ、電動アシスト自転車等の国内向け販売が第2四半期同様、順調に推移しました。また、㈱ダートフリークのオフロード関連卸売事業においても売上高、利益ともに好調に推移したことにより、国内拠点卸売事業は前年同四半期と比べ大きく増加しました。この結果、売上高は45億3百万円(前年同四半期比43.5%増)、セグメント利益は4億15百万円(前年同四半期比74.9%増)となりました。
なお、㈱デイトナが12月末決算であるのに対し㈱ダートフリークは9月末決算であるため、当第3四半期連結累計期間においては、㈱ダートフリークの前年10月から当年6月までの経営成績を連結しております。
[アジア拠点卸売事業]
アジア拠点卸売事業では、第3四半期に入り、主要取引先である補修・消耗品販売卸業者が仕入調整過程に入った結果、前年同四半期と比べ売上高、セグメント利益共に下回りましたが、この結果は前期決算短信での当年度連結業績予想に織り込み済みであります。結果、売上高は1億83百万円(前年同四半期比48.7%減)、セグメント利益は5百万円(前年同四半期比88.1%減)となりました。
[小売事業]
小売事業では、バイク用部品用品小売店舗等を展開する㈱ライダーズ・サポート・カンパニーと当連結会計年度から主に㈱ダートフリークの商品をインターネットで販売する㈱プラスを加えております。㈱ライダーズ・サポート・カンパニーでは、第2四半期連結累計期間に引き続き、車両販売事業が順調に売上を伸ばしたほか、用品小売事業もライディングウェア類やヘルメットを中心とした店舗の品揃えの充実等、お客様に魅力を感じてもらう売場改革の効果が出始めたことにより、前年同四半期と比べ売上と利益ともに伸ばすことが出来ました。㈱プラスも目標を上回る順調な推移を継続し、この結果、売上高は14億64百万円(前年同四半期比27.4%増)、セグメント利益は86百万円(前年同四半期はセグメント利益7百万円)となりました。
なお、㈱ライダーズ・サポート・カンパニーが12月末決算であるのに対し㈱プラスは9月末決算であるため、当第3四半期連結累計期間においては、㈱プラスの前年10月から当年6月までの経営成績を連結しております。
[その他]
太陽光発電事業においては、2012年当社屋上に300kW、2014年当社敷地内に500kW、そして2016年沼津市郊外に500kWの太陽光発電施設を設置し、計1,300kWの発電力で現在稼動しております。当第3四半期連結累計期間においては、天候不良により前年同四半期と比べて売電額は若干減少しましたが、減価償却費をはじめとする経費減少により、利益は前年同四半期と比べ上回りました。また、昨年5月から新たな事業として加わったリユースWEB事業では、第3四半期連結累計期間においてECサイトでの中古品販売売上が第2四半期同様、伸長しました。一方でアプリ手数料事業はダウンロード数とアクティブユーザーの獲得を最優先とする先行投資を行っております。この結果、その他事業における売上高は75百万円(前年同四半期比27.5%増)、セグメント損失は0百万円(前年同四半期はセグメント利益2百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
(流動資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べ7.4%増加し、42億90百万円となりました。これは、たな卸資産が2億55百万円増加したことなどによります。
(固定資産)
固定資産は、前連結会計年度末に比べ2.9%減少し、25億49百万円となりました。これは、投資その他の資産が31百万円増加しましたが、有形固定資産が57百万円、無形固定資産が49百万円減少したことなどによります。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ2億20百万円増加し、68億40百万円となりました。
(流動負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べ15.5%増加し、24億24百万円となりました。これは、短期借入金が3億15百万円増加したことなどによります。
(固定負債)
固定負債は、前連結会計年度末に比べ21.9%減少し、14億66百万円となりました。これは、長期借入金が3億94百万円減少したことなどによります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ85百万円減少し、38億90百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ11.6%増加し、29億49百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は27,696千円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。