当第1四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において新たに締結した経営上の重要な契約等はありません。
文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間末現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におきましては、本年4月に実施された医療機器の公定価格である保険償還価格の改定により、当社が取り扱う商品の大部分において価格が引き下げられたものの、当社の業績への寄与度が高いオンリーワン商品における引き下げ幅が小さかったこと等から、価格改定による影響は従来に比べ限定的でありました。
こうした中、リズムディバイスにおきましては、本年3月に導入したMRI(磁気共鳴画像)検査に対応した心臓ペースメーカが堅調に推移したほか、EP/アブレーションにおきましては、心房細動のアブレーション治療の症例数が想定を上回り増加していることを背景として、オンリーワン商品をはじめとする心房細動治療の関連商品が伸長いたしました。また、外科関連におきましては、本年1月に新規参入した腹部用ステントグラフトが売上増に寄与いたしました。
以上により、当第1四半期連結累計期間の売上高は89億5百万円(前年同期比32.0%増)となりました。
品目別の販売状況は以下のとおりです。
<品目別売上高> (単位:百万円)
| 前第1四半期連結累計期間 | 当第1四半期連結累計期間(自 平成28年4月1日 | 増減率 |
リズムディバイス | 1,349 | 1,564 | 16.0% |
EP/アブレーション | 3,057 | 4,349 | 42.2% |
外科関連 | 1,568 | 2,119 | 35.1% |
インターベンション | 504 | 664 | 31.5% |
その他 | 264 | 208 | △21.1% |
合計 | 6,744 | 8,905 | 32.0% |
※各品目区分に分類される主たる商品は以下のとおりです。
リズムディバイス | 心臓ペースメーカ、ICD(植込み型除細動器)、 |
EP/アブレーション | EP(電気生理用)カテーテル、アブレーションカテーテル、 |
外科関連 | 人工血管、オープンステントグラフト、ステントグラフト、 |
インターベンション | バルーンカテーテル、ガイドワイヤー、貫通用カテーテル |
その他 | 血液浄化関連商品 |
心臓ペースメーカにおきましては、本年3月より、条件付きMRI(磁気共鳴画像)検査対応ペースメーカ「KORA250(コーラ250)」の販売を開始いたしました。「KORA250」は、従来品では制約のあった胸部のMRI撮像が可能となったことに加え、世界最小クラスの本体サイズや電池寿命が長いという特長が高く評価されており、販売数量が順調に増加していることから、さらなる普及に向けて拡販に努めてまいります。
また、ICD(植込み型除細動器)におきましては、昨年11月より新商品「PLATINIUM(プラティニウム)」の販売を開始したことにより、販売数量が前年同期に比べ増加いたしました。また、「PLATINIUM(プラティニウム)」シリーズのCRT-D(除細動機能付き両心室ペースメーカ)につき、本年第2四半期の上市に向けた準備を進めております。
以上により、リズムディバイスの売上高は、15億6千4百万円(前年同期比16.0%増)となりました。
EPカテーテルにおきましては、同機器が使用される心房細動のアブレーション治療の症例数が増加しており、当社のオンリーワン製品である心腔内除細動システム専用カテーテル「BeeAT(ビート)」や昨年4月に導入した食道温モニタリングシステム専用カテーテル「Esophastar(エソファスター)」等の販売数量が大きく伸長したことから、前年同期に比べ売上高が増加いたしました。さらに、仕入商品であり当社のみが販売している高周波心房中隔穿刺針「RFニードル」も好調に推移いたしました。
また、アブレーションカテーテルにおきましては、イリゲーション機能付きアブレーションカテーテルの本格的な市場導入が遅れているものの、上述のとおり症例数が増加していることから、販売数量は前年同期に比べ微増となりました。
以上により、EP/アブレーションの売上高は、43億4千9百万円(前年同期比42.2%増)となりました。
人工血管関連におきましては、当社のオンリーワン製品である「J-Graft(ジェイ・グラフト)オープンステントグラフト」が、開胸手術を伴う胸部大動脈瘤治療の低侵襲化に寄与する医療機器として、医療現場に浸透したことから、販売数量は前年同期に比べ増加いたしました。また、ステントグラフトにつきましては、従来から扱う胸部用の商品に加えて、本年1月より、「AFXステントグラフトシステム」を導入し、新たに腹部領域へ参入したことから前年同期に比べて売上高は増加いたしました。
人工弁関連におきましては、昨年12月に販売を開始した新商品であり、抗石灰化処理を施して耐久性を高めた生体弁「CROWN PRT(クラウン・PRT)」が医療現場において高く評価され、前年同期に比べ販売数量が増加いたしました。
以上により、外科関連の売上高は21億1千9百万円(前年同期比35.1%増)となりました。
バルーンカテーテルにつきましては、販売数量は前年同期と同水準であったものの、保険償還価格引き下げの影響により売上高は減少いたしました。また、ガイドワイヤーにつきましては、前年同期に比べ販売数量は増加したものの、保険償還価格引き下げの影響を吸収するまでには至らず、売上高は減少いたしました。
その他の品目におきましては、冠動脈の狭窄部における治療機器の通過をサポートし、手技の効率化を可能とする貫通用カテーテル「Guideliner(ガイドライナー)」や、本年2月より販売を開始した心房中隔欠損閉鎖器具「Figulla FlexⅡ(フィギュラ・フレックスⅡ)」に対する医療現場における評価が高く、販売数量が伸長いたしました。
以上により、インターベンションの売上高は、6億6千4百万円(前年同期比31.5%増)となりました。
連結子会社で販売する血液浄化関連商品等のその他の売上高は2億8百万円(前年同期比21.1%減)となりました。
自社グループ製品において、収益性の高い製品の販売が伸長していること等により、売上総利益率は前年同期に比べ1.5ポイント改善いたしました。販売費及び一般管理費におきましては、自社製品の開発関連費用のほか、業容拡大に伴い物流やシステム関連の業務委託費用等が前年同期に比べ増加したものの、薬事関連費用等の一部の経費については予算執行が遅れていることから、当第1四半期連結累計期間の営業利益は17億4千4百万円(前年同期比169.6%増)となりました。
受取利息をはじめとする営業外収益を6千8百万円、支払利息及び為替差損等を営業外費用として1億2百万円計上したことから、当第1四半期連結累計期間の経常利益は17億1千万円(前年同期比173.8%増)となりました。
子会社の工場跡地の売却益等を特別利益として2千4百万円計上したことから、当第1四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益は11億9千4百万円(前年同期比22.0%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、流動資産が前連結会計年度末に比べ14億9千3百万円減少し、244億4千9百万円となりました。これは主として、現金及び預金が13億3千7百万円、たな卸資産が3億8千万円減少したことによるものであります。
また、固定資産は前連結会計年度末に比べ5百万円増加し、102億2千7百万円となりました。
以上の結果、資産合計は前連結会計年度末から14億8千7百万円減少し、346億7千7百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の負債につきましては、流動負債が前連結会計年度末に比べ22億2千4百万円減少し、112億7千3百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が4億1千3百万円、未払法人税等が11億9千1百万円減少したことによるものであります。
また、固定負債は前連結会計年度末に比べ2千万円減少し、67億5千6百万円となりました。
以上の結果、負債合計は前連結会計年度末から22億4千5百万円減少し、180億2千9百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ7億5千7百万円増加し、166億4千7百万円となりました。これは主として剰余金の配当を4億6千5百万円実施したこと、及び、親会社株主に帰属する四半期純利益を11億9千4百万円計上したことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、2億5千4百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数に著しい増加または減少はありません。
当第1四半期連結累計期間における生産実績を商品区分別に示すと次のとおりであり、著しい変動はありません。
区分 | 前第1四半期連結累計期間 | 当第1四半期連結累計期間 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | |
EP/アブレーションカテーテル類 | 917 | 1,029 |
外科関連 | 162 | 155 |
インターベンション | 198 | 141 |
その他 | 172 | 145 |
合計 | 1,450 | 1,472 |
(注) 1 金額は製造原価によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当社グループの事業形態は、原則として受注残高が発生しないため、記載を省略しております。
当第1四半期連結累計期間における販売実績を商品区分別に示すと次のとおりであり、著しい変動はありません。
区分 | 前第1四半期連結累計期間 | 当第1四半期連結累計期間 |
金額(百万円) | 金額(百万円) | |
リズムディバイス | 1,349 | 1,564 |
EP/アブレーション | 3,057 | 4,349 |
外科関連 | 1,568 | 2,119 |
インターベンション | 504 | 664 |
その他 | 264 | 208 |
合計 | 6,744 | 8,905 |
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動または前連結会計年度末において計画中であったものの著しい変更はありません。