第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

当40期第1四半期の総売上高は12億35百万円、前年同期間対比では33.1%増となりました。海外販売では想定
以上に米国向け出荷が増量し、国内販売では遊具・自転車部門において前年に無い売上増に繋げています。
 
 国内販売の玩具部門では、知育・乳児カテゴリーで“ノンキャラ良品シリーズ”の計25種を一斉リニューア
ルし、3、4月度に渡り値上げを実施しております。また、既存品からギフト需要にコンセプトを改めた「本物
のオルゴールの枕元メリー」や「新生児から遊べるベビージム」は“うちの赤ちゃん世界一シリーズ”として
付加価値を高めてリニューアルし、「あんよ強い子ウォーカー」も2年ぶりにカラーチェンジしリフレッシュ
する等、いずれも値上げ対策を次々と実行していきました。こうした対策により同カテゴリーは想定範囲で流
通の市場在庫調整の影響を受けている一方で、女児玩具カテゴリーの“お人形シリーズ”では、当年20周年の
アニバーサリーキャンペーンを期初2月度から開始し、ゴールデンウィーク前の4月度まで流通期待が煽られて
前年実績を押し上げており、玩具部門全体の売上を支えております。
 

また、同玩具部門3月度では、就学前の3歳以上に購入時期が早まっている地球儀に着目し、「くにキャラ地
球儀」(税別17,500円)を発売しています。幼稚園児が夢中になる工夫として全30か国のキャラクターと歌を当
社オリジナルで創り、その国のキャラクターとお子様が付属の電話で話をしながらインターラクティブに遊べ
るコンテンツを豊富に加えました。楽しく遊んでいる内にいつの間にか本格的知識が身に付き、小学生も楽し
めて学習に役立つデジタル図鑑付きです。
 
 当四半期の国内販売で前年に無い著しい売上増となった遊具・自転車部門では、ロングセラーの定番品「い
きなり自転車」シリーズがカラー、デザインを一新し、近年の購入者からの呼称に合わせ「PEOPLE自転車」
と改名してブランド強化キャンペーンを開始しました。高額商品でも違いのある自転車に注目する傾向は本年
度も強く、GW商戦に向け若干流通の買い被り需要を含みながらセルイン数が増え、当四半期の売上を牽引し
ました。また、前年同期間ではごく小規模店に限られ販売されていた補助輪パスして「ラクショーライダー」
自転車(全5種)は、当期に入り消費者の指名買いがネット等を通じて広がり、実店舗への拡販がじわじわと
広がり売上増につながっています。
 
 当四半期の国内販売では、育児用品市場向けに新規事業開発商品「ぐずりに効くよだれカバー」3種を発売
しています。お出かけするときの必需品“だっこひも”に取り付けるよだれカバーが普及している事に着眼し、赤ちゃんのゴキゲン時間を長くする為の可愛い玩具をカバーに取り付けたところ、発売直後から回転し、育児流通の大手販売店での新商材として注目され始めています。
 

海外販売は、主に前年度に続き米国向け「MAGNA-TILES」の販売良好によるところで、前年同期間では小規
模であった米国大手量販店の受注が当四半期では本格的に拡販につなげています。一方、為替レートでは前年
対比でUSドル安に推移していますが、出荷増によって売上高は前年同期間比で増加しています。
 
 国内外の売上増にともない、営業利益は1億84百万円の前年同期間比で63.6%増となり、経常利益は1億75百
万円、前年同期間比54.2%増、第1四半期純利益は1億16百万円、前年同期間比62.1%増となりました。
   

 

(各カテゴリー別の当第1四半期累計期間売上高)

 

区分の名称

売上高(千円)

前第1四半期比

 

乳児・知育玩具

278,613

92.7%

 

女児玩具

194,462

109.9%

 

遊具・乗り物

330,374

156.5%

 

その他・海外販売

431,471

 180.1%

 

合計

1,234,920

133.1%

 

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第1四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末から2億96百万円減少の24億32百万円となりました。
 流動資産は、新商品等の入荷に伴い商品が増加した一方、配当金及び法人税等の支払による現金及び預金が前事業年度末から大きく減少したこと等で22億23百万円となりました。固定資産は金型等の取得を含み、ほぼ前事業年度末と同額の2億10百万円となりました。
 負債では流動負債で主に未払法人税等が減少した一方、「その他」に含まれる配当金支払いに伴う源泉税預り金計上等に伴い、負債合計で前事業年度末から10百万円増の6億32百万円となりました。
 純資産合計は四半期純利益の計上及び利益剰余金の配当により、前事業年度末より3億5百万円減少の18億1百万円となり、結果、自己資本比率は74.0%となりました。
 なお、当社では原価安定の目的での為替予約をしており、当四半期では、予想した為替レンジより急激な円高ドル安に進んだ事で、保有した予約残高が四半期末日をもって一時的に時価評価され、純資産の部の「繰延ヘッジ損益」で損失(△)計上されています。しかし予約したUSドルは今後仕入決済に充当し、想定した原価維持に計画通り使用してまいりますので、この評価損失計上は予約消化とともに縮小していきます。
 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第1四半期末における現金及び現金同等物は、期首より3億73百万円減少し(前第1四半期累計期間比較では46百万円の減少)11億20百万円となりました。主な要因は次の通りです。
 営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期純利益を計上した他、主に法人税等の支払等により71百万円の支出(前年同期間は1億20百万円の支出)となりました。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、金型等固定資産の取得および社内使用の無形固定資産(ソフトウェア)取得による支出により9百万円の支出(前年同期間は12百万円の支出)となりました。
 財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払により3億1百万円の支出(前年同期間は1億48百万円の支出)となりました。
 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
 当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
 
  (5)研究開発活動
 当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は、38,395千円です。