第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

当第1四半期の売上高は、10億56百万円、前年同四半期対比14.5%減となりました。主に前年同四半期が自転車出荷量で過去最高期間にあたり当四半期の国内販売では自転車・乗り物部門が減収となった事、又、海外販売においても例年より早期に開始した旧正月の生産調整に伴う出荷量の変動による減収等、いずれも期初段階に想定した範囲の要因に留まりました。
 国内の玩具市場では前年に比べキャラクター商品等の好調も見え始めた一方、自転車市場では幼児車等の品揃えに販売価格の下落が見られる等全般に販売台数の伸び悩み傾向を見せ、消費は依然不透明さを増しています。
 そうした中、当社の玩具部門の乳児・知育カテゴリーでは、既存商品のピタゴラスシリーズやお米シリーズ等が前年に比べ想定を超えて好調に推移し売上を下支え健闘しています。同カテゴリーの乳児低額商品では、2か月からでも赤ちゃんが反応する読み聞かせ絵本をおもちゃと合体させた新コンセプト「TOY本(トイボン)」を玩具売り場で4品発売、又、耳から脳を刺激するオーガニックサウンド搭載の「耳育キャノピー(税別6,800円)」を高額商品で発売する等、新しい需要の掘り起こしに挑戦しています。知育においても、立っち直前の活発な赤ちゃんの成長を手助けする”アクテイブ知育シリーズを市場革新提案として「アクテイブ知育ローラー(税別7,300円)」「アクテイブ知育ダンベル(2,480円税別)」等を発売しています
 一方、女児玩具カテゴリーのお人形シリーズでは好調に成長路線を辿っていた前年同期間の勢いには届いていないものの、「やわらかお肌のちいぽぽちゃん(4,390円税別)」「女の子だもんぽぽちゃんデビューセット((5,300円税別)」「よちよちぽぽちゃんデビューセット(5,300円税別)」「幼稚園ごっこ(3,980円税別)」等の定番のお人形を続々リニューアル発売し着せ替えや道具等も含めリフレッシュ目的にTVCM広告投資を前年より増額しております。尚、同カテゴリーでは、4歳女児をターゲットとした、かわいいぽんぽんアクセサリーが簡単につくれる「きらきらモフリーナ(税別3,480円)」等の発売でこれまで当社ラインになかった女児ホビー商材による売上拡大にも挑戦しています。

 自転車部門では前年同期間から一転し、当期4月度に至り市場全体のセルアウト鈍化が顕在化し、大手店舗各社が消費刺激を目的としたセールや幼児車の定番品の品揃えに例年に無かった低価格ラインを増やす等、当社品のセルアウトにも影響しています。
 

 尚、当四半期では、首が座った赤ちゃんのリビングの居場所としてバウンサー等の代わりに考案した座椅子型チェア「テディハグ」(店頭予想価格12,000円)が昨年度末発売以降インスタグラム等により口コミが広がり、ネット販売の予約注文が日を追って拡大しました。当第1四半期の入荷に伴い出荷が順調に推移し、前年に無い売上として貢献しています。“本当に泣かない椅子”“ハグちゃんの輪”等、購入者の言葉で現在も尚注文は継続しており、次期四半期では店頭販売も開始する予定です。
 
 当41期では、為替予約を持たずUSドルを仕入れの都度時価にて充当する標準時価会計処理となり、近年の原価上昇は改善されつつあります。しかし、広告投資を控えていた前年同期間に比べ当第1四半期では、前述の新製品、リニューアル品等、および、自転車・三輪車等を含めて消費者認知、喚起を目的にTVCMへの投資を増額している為、営業利益は1億11百万円となり、前年同期間対比39.9%減となりました。また、前40期末段階で輸出販売によるUSドル現預金残があり、当四半期の実勢レートとの時価評価差が営業外に損失計上されたことから、経常利益は1億円、前年同期間対比42.9%減となり、当期純利益は69百万円、前年同期間対比40.7%減となりました。
 

 

(各カテゴリー別の当第1四半期累計期間売上高)

 

区分の名称

売上高(千円)

前第1四半期比

 

乳児・知育玩具

314,280

112.8%

 

女児玩具

173,351

89.1%

 

遊具・乗り物

149,070

45.1%

 

その他・海外販売

419,451

97.2%

 

合計

1,056,152

85.5%

 

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第1四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末から3億41百万円減少の24億23百万円となりました。
 流動資産は、配当金及び法人税等の支払により現金及び預金が前事業年度末から大きく減少したことで21億88百万円となりました。固定資産は金型等の取得の他、一部備品の処分を含み、2億35百万円となりました。
 負債では流動負債で主に未払法人税等が減少した一方、「その他」に含まれる配当金源泉税預り金の計上等で、負債合計で前事業年度末から51百万円減の5億89百万円となりました。
 純資産合計は四半期純利益の計上及び利益剰余金の配当により、前事業年度末より2億89百万円減少の18億34百万円となり、結果、自己資本比率は75.7%となりました。
 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第1四半期末における現金及び現金同等物は、期首より2億8百万円減少し(前第1四半期累計期間比較では2億21百万円の増加)13億41百万円となりました。主な要因は次の通りです。
 営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期純利益を計上した他、主に売上債権及びたな卸資産の減少、法人税等の支払等により83百万円の収入(前年同期間は71百万円の支出)となりました。
 投資活動によるキャッシュ・フローは、金型等固定資産の取得による支出の一方、前期末にすでに減損処理済の土地建物の売却実行による収入8百万円等により結果16百万円の支出(前年同期間は9百万円の支出)となりました。
 財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払により2億70百万円の支出(前年同期間は3億1百万円の支出)となりました。
 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
 当第1四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
 
  (5)研究開発活動
 当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は、37,991千円です。