該当事項はありません。
3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間では、良好な雇用環境や賃上げが消費を支え景気全般回復傾向にあるようです。しかし、当社の主たる業種である国内の玩具市場は人気のゲーム等に牽引されているものの、純玩具では前年に比べ下回りやや活気が不足しております。又、海外では米国トイザらスが経営破綻し整理に向かう等、米国をはじめ世界的ニュースとなりました。
そうした国内外の経営環境下、当連結会計年度の第2四半期連結会計期間の一部前倒しを受けながらも当第1四半期連結累計期間の連結売上高は9億41百万円となり、以下のような状況から前年同期間に比べ下回って推移しております。
玩具部門の乳児・知育カテゴリーでは、お水をおもちゃの主役にした他に類例の無い知育玩具の新製品「お水の知育」(税抜3,980円)を発売しTVCMの反響と共に大手量販店の定番化が始まりました。又、乳幼児玩具では新製品やリニューアル商品を着々と発売し定番品のリフレッシュキャンペーンを開始しております。既存品の「やりたい放題BIG版」や「お米シリーズ」や「ウォーカー等の大型複合知育商品」等、好調を期待され、翌月ゴールデンウィークの目玉商材として当四半期の4月度に急遽積み込み受注を受ける等、乳児・知育カテゴリーでは業界平均より上回って推移しております。
しかし一方、女児玩具では、比較的良好な業界平均と、当社の人形シリーズの売れ行きには乖離があり低迷しています。当第1四半期では流通の応援もあり、積極的にお人形の新製品を発売し新しいキャンペーンを行っていますが、新たに3-6歳女児に強いキャラクター人形が2銘柄も登場したため、抱き人形マーケットは拡大しないまま前年に無かった品種増が供給過剰化して、当社人形シェアも縮小を余儀なくされています。従って女児玩具カテゴリーは当第1四半期も回復が遅れ、前年同期間対比では玩具部門売上の大きな下振れ要因となりました。
遊具・自転車部門では、自転車のセルアウトが若干持ち直し回復傾向にありますが、出荷ベースでは前年を若
干下回っています。育児用品“#泣かない椅子”としてのトレンド商品「テディハグ」の人気は衰えず、当期4月
度では夏に向けて蒸れにくい素材の「テディハグプレミアムエア」(オープン価格)を既存品より2,000円程高く
発売したところ2品共に好調を維持しております。
海外販売では、米国トイザらス社の経営破綻による閉店セールが当四半期の3月度で盛んになりましたが、当社の「Magna-Tiles」は同社による取り扱いが無いため直接的影響は受けておりません。但し、当第1四半期「Magna-Tiles」は安価な買い足しセットが好調に補充出荷されている一方、高額セットが旧正月前の前期出航分の在庫を当期に消化している状況が続いており、また、前年に比べドル安に推移したことも重なり、売上高は前年同期間を1割強下回っています。
以上のことから、国内、海外の双方の売上高は前年同期間より減収となり、連結営業利益は1億7百万円、経常
利益は1億5百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は70百万円となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末から2億26百万円減少の22億12百万円となりました。資産の部では、配当金及び法人税等の支払により、流動資産の現金及び預金が前連結会計年度末から2億48百万円減少しました。
負債では、流動負債で主に未払法人税等が減少した一方、「その他」に含まれる配当金源泉税預り金の計上等で、負債合計で前連結会計年度末から11百万円減少して3億61百万円となりました。
純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益計上の一方、配当支払等により、前連結会計年度末より2億14百万円減少して18億50百万円となり、結果、自己資本比率は83.7%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より2億47百万円減少し12億77百万円となりました。主な要因は次の通りです。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益を計上した一方、主に売上債権の増加、法人税等の支払等により24百万円の支出となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、金型等固定資産の取得により5百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払により2億18百万円の支出となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はあり
ません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、39,039千円です。