第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 

 当第3四半期間における日本国内の景気は踊り場を脱して穏やかな成長も見られるものの、8月度の夏商戦を含め猛暑や貿易摩擦等が影を落し、力強い回復には一歩不足し推移していきました。

 

 当社においては、国内需要回復の不透明な一方で、海外販売において当第3四半期9月、10月度と連続で売上を底上げした為、当第3四半期会計期間の連結売上高は1183百万円となり、前年同期間対比で上回り、期初からの当第3四半期累計期間の連結売上高は2882百万円となりました。

 

 国内販売では、8月度の夏商戦の停滞以降復調の兆しが薄い中、特に女児玩具では、抱き人形市場平均が前年を割り、当社のぽぽちゃんシリーズの縮小トレンドが当四半期の10月度まで続き、玩具部門売上の下振れ要因となりました。そうした中でも、玩具、自転車、育児用品それぞれに当期発売した新製品による新しい需要喚起が、前年に無い売上を作る等して補完しました。

 

 玩具部門では、既に発売して好評の「ねじハピ」が順調に人気と売上を継続しながら年末需要出荷を開始し、10月度では「いとニャンのくるっとロールン」(税別3,980円)を発売し、毎年需要がある女児玩具の編み物玩具の市場に幼いお子様でも“いとニャン”というキャラクターがお手伝いして完成度の高い編み物が簡単にできるユニークな玩具で年末需要シェアを獲得するキャンペーンに入りました。

 

 自転車部門では、10月度に一斉11アイテムを新製品発売しました。中でも4車種の「ケッターサイクル」は流通からの注目度も高く、取扱店舗数が拡がり初度セルイン数の増加で当第3四半期の売上高を牽引しました。当該品は子供達にすでに流行中の足けりバイクが楽しめ、バランス感覚を身に着けた後、お母さんが5分でチェーンを取り付けることが出来る新設計自転車です。他社にはない独自の機構が消費者段階でも話題となり、発売直後で購入が開始され始めました。その他当社幼児車の特徴である長~く乗れてコストパフォーマンスの良い「共伸びサイクル18インチ」や定評のある「いきなり自転車」もデザイングレードアップした4アイテムの新製品を発売しています。

 

 育児用品では、6月に発売した新製品「Bebe Pocket」(税別3,800円)が想定以上の反響を呼びヒットした為欠品しておりましたが、当第3四半期10月度の入荷に伴い売上に貢献しました。又、9月度では「テディハグクッション」(税別5,800円)を発売し、可愛い特殊設計ハグちゃん枕付きで新米ママさんの初めての授乳育児をサポートする業界初の試みをしています。

 

 海外販売では、米国向け「Magna-Tiles」が当期上半期では既存品の出荷調整となりましたが、当第3四半期で、当期新製品「Magna-Tiles Freestyle」や女児向け「Magna-Tiles Stardust」等6品の新製品の好調により追加受注になり、当四半期の主な売上増要因となりました。

 

 以上のような第3四半期累計期間の売上増により同累計期間の営業利益は連結で247百万円、経常利益は239百万円となり、上半期までの減益幅を縮小しながら推移しています。

 

 

(各カテゴリー別の当第3四半期累計期間売上高)

 

区分の名称

売上高(千円)

前第3四半期比

 

 乳児・知育玩具

932,284

99.1%

 

 女児玩具

276,934

64.6%

 

 遊具・乗り物

357,460

97.8%

 

 その他・海外販売

1,311,144

101.7%

 

合計

2,877,822

95.2%

 

   (注)上記表の数値は個別業績の売上高を記載しております。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

     

 当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末から49百万円増加の24億86百万円となりました。

 資産の部では、流動資産において配当金及び法人税等の支払に伴う現金及び預金の減少の一方、売上債権の回収と共に当四半期では年末に向かって売上高や仕入買付に伴う在庫が高まり、売上債権や商品も増加しました。それにより、資産合計は前連結会計年度末から49百万円の増加となりました。

 負債では、流動負債で主に未払法人税等が減少した一方、次月度に決済予定の買掛金の増加等で、負債合計で前連結会計年度末から1億72百万円の増加となりました。

 純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上の一方、配当支払い等に伴い、前連結会計年度末より1億22百万円減少して19億42百万円となり、結果、自己資本比率は78.1%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 

 当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より1億5百万円減少し14億20百万円となりました。主な要因は次の通りです。

 

 営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払の一方、主に売上債権の増加及び仕入債務の増加により、2億20百万円の収入となりました。

 投資活動によるキャッシュ・フローは、金型等固定資産の取得により41百万円の支出となりました。

 財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払により2億83百万円の支出となりました。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
 
  (5)研究開発活動

 

  当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、1億22百万円です。