第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 

当43期第1四半期の日本経済は消費に底堅さはある一方、米中貿易摩擦や中国景気減速等を背景に景気後退局面を見せる等が入り交じり、極めて不透明に推移しています。また、年始以降の低調が一段落したかに見えた玩具市場でも、令和改元発表を機に、世間の注目が超大型連休に移った4月商戦には買い控えが生ずる等、厳しい状況が見られています。

 

      当社では、第1四半期の国内販売で玩具部門に厳しい側面はあるものの、自転車部門の好調や、育児部門では当
     四半期の新製品がGW前に流通期待先行の積み込みで想定以上に売上に寄与し、下支えしています。

    しかし当四半期の海外販売で、米国向け「Magna-Tiles」の主な出荷が第2四半期に計画変更した事が主因となり
     当第1四半期累計の業績全体に影響し、国内外総売上高は7億70百万円、前年同期間対比18.1%減となりました。

 

海外販売では「Magna-Tiles」の出航日の計画変更はありましたが、同商品のセルアウトは堅調で、海外販売部門売上は第2四半期で調整される見通しです。

 

  厳しい玩具市場において特に抱き人形カテゴリーでは、当四半期で海外メーカーの銘柄が更に新登場し、停滞し
 た抱き人形のシェアを分け合い各社厳しい環境に置かれています。当社の愛情シリーズではぽぽちゃんの誕生から
 23年間のイメージを刷新した新製品を続々と発売しております。2月「あたしのかわいい妹ぽぽちゃん」(税別
  4,580円)、3月「ぽぽちゃんのランドリールーム」(税別3,480円)、4月「あたしがママよ赤ちゃんぽぽちゃ
  ん」(税別5,000円)他、お道具2品等、いずれの新製品も単品では前年以上に好調な回転を見せており、GW前
 には当社シリーズへの期待の高さが窺える積み込みもありました。しかし、本格的に新商品が並ぶ6月度までは、
 当面低迷した市場平均並みに推移していく見通しです。

 

同玩具部門では、チャレンジ新商材を発売し期待を集めています。

    1歳のお絵かきデビューにふさわしい“両手描き”クレヨンとお絵かきへの興味を引き出すDVDをセットした
  「1歳には知育クレヨン」(税別\1,680)は玩具の領域を越えて潜在する知育需要の掘り起こしへのチャレンジとな
  ります。店頭モニターを活用したコーナー展開等、積極的な店頭露出によりキャンペーンを開始しています。

 

   1歳のいたずらアイテムとして人気急上昇中のテレビリモコンでは、“軽さ”と“薄さ”をリアルに再現した
  「知能リモコン」(税別\1,780)を発売し、また乳幼児向けでは、赤ちゃんが手足をバタバタさせる時期にお膝に乗
  せるとカシャカシャ音や上部のキリンが大きく揺れ、赤ちゃんのお相手をしてくれる「全身を刺激セルフメリー」
  (税別\1,980)が、SNSママモニターさんによる投稿をきっかけに指名買いにつながり、好調な初動を見せています。

 

   自転車では「ケッターサイクル」の店舗拡販に相乗してセルアウト数が拡大し、口コミが拡がっています。育児
  シリーズではSNSで人気のチェア「テディハグシリーズ」に赤ちゃんが落ち着く“ママ抱っこの揺れ”を再現した
  「テディハグ ママスイング+(プラス)」(オープン価格)と、ユーザーさんの声からより使いやすく改良した
  「Bebe Pocket Plus」(税別\4,000)が発売開始されました。

 

   上述のように海外部門売上が前年同期間に比べ大きく減収し、国内販売では依然営業利益の減益率の回復が遅れ
  ているため、当第1四半期の営業利益は36百万円、前年同期間対比66.3%減となりました。経常利益は36百万円、
  66.1%減、当四半期純利益は23百万円、67.5%減と厳しい状況で推移しております。

 

 

(2)資産、負債及び純資産の状況    

  当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末から2億65百万円減少の21億86百万円とな
  りました。資産の部では、主に配当金及び法人税等の支払による現金及び預金の減少等で、流動資産が前連結会計
  年度末から2億90百万円減少しました。
   負債では、流動負債で主に未払法人税等の減少等により、負債合計で前連結会計年度末から19百万円減少して3
  億55百万円となりました。
   純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益計上の一方、配当支払等により、前連結会計年度末より2億
  47百万円減少して18億31百万円となり、結果、自己資本比率は83.8%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より1億24百万円減少し11億53
 百万円となりました。主な要因は次の通りです。
  営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益を計上した一方、主に売上債権の増加、当四
 半期末入荷に伴うたな卸資産の増加等により1億56百万円の支出となりました。(前年同期間は24百万円の支出)
  投資活動によるキャッシュ・フローは、金型等固定資産の取得により30百万円の支出となりました。(前年同期
 間は5百万円の支出)
  財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払により2億10百万円の支出となりました。(前年同期
 間は2億18百万円の支出)
 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
     当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はあり
    ません。
 
  (5)研究開発活動
     当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、40,565千円です。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。