当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
2 【経営者による財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の分析
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的蔓延の長期化により、依然として予断を許さない状況が続いております。当社をとりまく市場におきましても、年初の緊急事態宣言の再発出に伴い、一部店舗の臨時休業や営業時間の短縮等により、集客や消費への影響が続いております。
このような環境下、2年目となるコロナ禍において巣ごもり消費等の動向は予測し難い状況ながら、当社では欠品による機会損失を極力避けられるよう、製造委託工場との連携を密にし、常に十分な供給が可能な体制を整えて参りました。また、緊急事態宣言下においても予定通り新商品を発売し、消費者へ十分な訴求を効果的に行うため、WEBおよびSNSでの広告宣伝の利用に注力して参りました。
このような施策をもって当第1四半期を進行し、国内販売では、玩具・遊具・自転車いずれも既存定番品に加えて当四半期発売の新商品が好調な出だしとなり、前年同期簡に対しては売上を伸ばしました。しかしながら当社では、消費者トレンドそのものは昨年よりも厳しい状況になっていると見ております。
一方、海外販売では、消費者トレンドは上昇傾向にある様子で、主要の米国向け販売を中心に販売代理店からの注文も順調に入りました。しかし、世界的な外航コンテナの供給不足は依然として続いており、米国向け出荷日程の延期を余儀なくされ、当四半期売上高に大きく影響しました。
これらの結果、当第1四半期累計期間の売上高は、7億54百万円となりました。
収益面においては、緊急事態宣言による新商品発売が延期となった昨年とは異なり、当四半期は予定通りのプロモーション投資ができたため、おおむね例年並みの費用発生となった結果、営業利益は33百万円、経常利益は30百万円、四半期純利益は21百万円となりました。
(カテゴリー別の概況)
第1四半期累計期間売上高の前年同期間対比(個別業績)
(単位:千円)
(注)2022年1月期第1四半期より個別業績を表示しておりますため、前年同期間についても
個別業績(参考値)を記載しております。
・乳児・知育玩具
当カテゴリーは、前年同期間においては新型コロナウイルス感染症拡大に伴う店舗休業等の影響を大きく受けましたが、当第1四半期は一部店舗を除いては営業を継続しているお店も多く、流通からは、ほぼ例年通りのGW商戦向けのアイテムとして『やりたい放題ビッグ版リアル+』など定番商品を中心に期待がかかりました。
また、前期に引続き当期も好調な「ピタゴラスシリーズ」においては、1歳台のお子様が好む“ボール落とし”の知育性をプラスした新商品『知育いっぱいボールコースター』2種(スタンダード、DX)を4月に発売し、良い初動を見せています。
その他の新商品では、ステイホームで生まれた新アイデア『べビ推しスイッチ』『1人でマットります』や、お子様がおでかけ時の“手つなぎ”を嫌がる時期に着目した『握りたくなる魔法のわっか』を発売いたしました。
・女児玩具
女児玩具では、前年同期間において新シリーズの発売に伴うまとまった出荷があったことで、同期間での対比ではカテゴリー売上高は下回る実績となりましたが、当第1四半期後半に「ねじハピシリーズ」で新商品として、本物そっくりの電動ドライバーとデコレーション用ペイントローラーがセットとなって、ハウスDIYの工程がステップアップ式で楽しめる『メガDIYセット』を発売し、遊びの幅を拡げています。
・遊具・乗り物
遊具・乗り物カテゴリーでは、当四半期において人気の『ケッターサイクル』などの自転車類でGW商戦に向けた大手量販店へのまとまった出荷がありました。前年同四半期のような急激な需要増による欠品等が生じることなく手配できたことで、順調に当四半期売上に結び付きました。新商品では、“足けりバイク”・“キックスケーター”・“自転車”とお子様の成長に合わせて3通りの利用が可能な新自転車『キックル』(2色)を発売しました。発売前からメディアで紹介されるなど話題を集めており、発売後すぐにも指名買いが見受けられております。
しかし、当カテゴリーにおいては、昨年の自粛特需のような状況は収束していく傾向が見えており、昨年に比べるとトレンドは急激に下降していく厳しい状況と見ています。
・その他(育児・家具)
前期発売しSNSで人気のベビーバス『ラッコハグ』は、当四半期においても引続き需要の高さを感じる注文が多く寄せられております。
・海外販売
海外販売では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う世界的な外航コンテナ不足で出荷スケジュールの変更を余儀なくされ、主に米国向け「Magna-Tiles」は4月度に予定していた出荷が次四半期の5月度へ後ろ倒しとなり、当四半期売上高に影響しました。海外向け輸出は遅れが生じつつも順次進行しておりますが、事態の改善は当面先であると予想し、状況を見ながら対策を講じてまいります。海外では消費トレンド自体は上昇傾向にありますので、欠品による機会損失が生じないよう販売代理店とも協力し、計画に沿った輸出を最優先として費用も投じる予定でおります。
(2)資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末から2億62百万円減少の24億12百万円となりました。資産の部では、主に配当金及び法人税等の支払による現金及び預金の減少等で、流動資産が前事業年度末から2億46百万円減少し20億95百万円となりました。
(負債)
負債では、流動負債で主に「その他」に含まれる前受金が増加した一方、未払法人税等の減少により、負債合計で前事業年度末から7百万円減少し、4億23百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、四半期純利益計上の一方、配当支払等により、前事業年度末より2億55百万円減少し19億89百万円となり、結果、自己資本比率は82.5%となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は、48,562千円です。
該当事項はありません。